スチレンボード:紙付き(スチボー)
高密度発泡スチロールの両面を白色の上質紙で貼ってある軽量なボード。
厚さは1mm,2mm,3mm,5mm,7mmの5種類ある。
コンタ模型などで広い面を張り合わせる場合は、表面に貼っている紙が水分を吸って反り返るため、不向き。
技法・解説:
壁の作り方
スチレンペーパー:紙なし
高密度発泡スチロール(スチレンボードの紙なし)。
厚さは1mm,2mm,3mm,5mmがある。
技法・解説:
壁の作り方
コンタの作り方
周辺建物の作り方
道路・歩道・敷地の表現方法
ゴールデンボード(Gボー)
高級白板紙を貼り合わせた比較的硬い紙のボード。小口も白色で貼り合わせるとき目立ちにくい。
厚さは0.5mm、1mmがあり、階段などの細かな部分の表現から壁面まで活用できる。
2mm以上の厚さが必要な場合はスプレーのりなどで貼り合わせて使用する。
技法・解説:
壁の作り方
道路・歩道・敷地の表現方法
段ボール
模型保存用の箱などに使用する。
精度が求められないが、大まかに作るスタディ模型の敷地やボリュームを制作する場合に活用できる。
他にも、プラスティック製の段ボールパネル(ダンパネ)もある。
模型制作マニュアル:
模型ケース
技法・解説:
コンタの作り方
リップルボード
表面に凹凸があり、スパンドレルや階段の省略表現、屋根の表現などに使用される。
技法・解説:
階段の作り方
バルサ材
やわらかく軽いため、模型制作に適する木材。
厚さは0.5mm〜幅広くあり、模型ではカッターで切れ込みを入れて外部のデッキを表現する際に多く使用される。
アクリル板
非常に硬く丈夫なかなり透明度の高い素材。ほぼ透明。
ガラスの表現などに使用される。色付きもある。
加工には専用のPカッターを用いる。
厚さは0.5mm〜から幅広くある。
技法・解説:
開口部の作り方
水の表現方法
塩化ビニール板(エンビ)
比較的柔らかく曲げることのできる透明度な素材。アクリルよりは透明度は低く、少し暗みがある。
ガラスの表現などに使用される。色付きもある。
厚さは0.5mm〜2mm程度。
薄いものは普通のカッターで切断可能。
技法・解説:
開口部の作り方
水の表現方法
木製パネル(モクパネ)
模型の土台として使用する。
大きさはA4〜B1程度の大きさまで幅広くある。
模型制作マニュアル:
敷地模型の作り方
スタイロフォーム(スタイロ)
断熱用発泡素材。模型制作では敷地や建物のボリュームを表現するのに使用される。
色は一般的には水色、白色のものもあるが入手しづらい。
切断は、厚みがあるため、カッターで断面を垂直に切るのは難しく、専用のヒートカッターを使用する。
模型制作マニュアル:
敷地模型
技法・解説:
ヒートカッターの使い方
周辺建物の作り方
ジェッソの塗り方
プラスチック棒(プラボウ)
正方形、長方形、H鋼、C鋼、T鋼、L鋼、三角、丸、パイプタイプがある。
柱や手摺、サッシュ、トラス、スペースフレーム、筋交い、ルーバーなどの表現に使用。
太さは0.3mm〜からあり、組み合わせ次第で様々な表現ができる。
技法・解説:
柱の立て方
開口部の作り方
ヒノキ棒
正方形断面、長方形断面の棒がある。硬くて丈夫であるので、柱やルーバーの表現などに使用。
太さは0.5mm〜。
技法・解説:
柱の立て方
樹木用銅線/トゥリーク
銅線が束ねられている。ほぐして枝を表現する。
技法・解説:
樹木の作り方
ラインテープ
サッシや横断歩道のなど表現に使用するテープ。
技法・解説:
開口部の作り方
ジェッソ
スチレンペーパーやスタイロフォームに塗布して表面をマットにする。
技法・解説:
ジェッソの塗り方
ポスターカラー(ポスカ)
水性の絵の具。乾燥面がマットで塗りやすい。
ジェッソに混ぜて使用することが多い。
アクリルガッシュ(ガッシュ)でも代用可能。
技法・解説:
水の表現方法