建築学習 memo


  1. 環境デザイン演習[建築]デジタル教科書
  2. マニュアル TOP
  3. 図面製図マニュアル
  4. 模型制作マニュアル
    1. 模型制作に使う道具
    2. 模型の材料
    3. 部材の切り方
    4. 敷地模型
    5. スタディ模型
    6. プレゼン模型
    7. 模型ケース
    8. 技法・解説
  5. 写真撮影マニュアル

模型ケース


模型ケースについて

制作した模型は、必ず段ボール紙や段ボールパネルなどで箱を作り、保存しておきましょう。
模型は完成作品や制作過程などを保存する非常に有用な資料です。自分の作品は自分自身を映したものですから、大切に扱って下さい。スタディモデルはその場ですぐ潰せなくてはスタディとして役に立ちませんが、それでも可能な限り保存する方が、ポートフォリオ制作の際はもちろんのこと、後々に役に立つでしょう。なおさら、プレゼン模型やその他の模型は大切に取り扱って下さい。自分の作品を大切にできない人に、良い作品を作ることはできません。


模型ケースの作り方

特に決まった作り方はありませんが、一般的には模型がすっぽり入る箱を段ボールとクラフトテープで作成します。

01
模型がすっぽり入る、写真の様な箱を段ボールとクラフトテープで作成する。
下の箱の一方は固定せず、模型をスライドさせて入れることができるようにしておくと便利。
なお、クラフトテープが模型に引っ付かないように、箱の内側にはクラフトテープを貼らないようにする。

02
模型はゆっくりと丁寧に入れる。持ち運ぶときや保管するときに縦置きする場合は、模型と上蓋の間にスタイロや発泡スチロールなどで、模型が動かないように固定する。
03
模型の大きさよりある程度のゆとり(2〜3mm程度)を持つ方が良いが、10mmもの隙間があると箱の中で模型が動き、破損の原因となるので、動かないように固定させるように作る。
また、箱の外側に作品名を記したラベルを貼っておくと後で確認する場合に便利。