まず、自分について知らなければ、今後どこを伸ばして行けばいいのか、明確な方向性が定まらない。まずは、自分を見つめ直すという作業も兼ねてテキスト制作にあたることが大事である。
頭の中で考えているだけではなく、本を読んだり、実際に経験してみたり、描いてみたりしてフットワークを軽くして実践してみることも必要である。情報に流されるのではく、知識として知っておくことは、自分を高めるために非常に有益である。
自分で、自分を演出する楽しさを身につけることは大変重要である。せっかく自分で制作したものを抱え込むかたちにしないで、活きたメッセージとして第三者に伝えることは課題の意図として一番大切なことである。そのため、まず自分がいいたいことを人に見せてわかってもらうような制作に近づけようとする気持ちを持つことが不可欠である。
情報に対して能動的に考える習慣を身につけると、自分の基準が明確化されることによって、自分なりの意見が言えるようになる。たとえば、本や雑誌の記事を鵜呑みにせず、批判的に読んでみるなど。問題意識を持つことで、自分なりの考えが言えるように鍛えられる。