VectorWorksの学校教育用単年度版(アカデミックパッケージ)は、常に最新バージョンが採用されることになっています。しかし、DDLスクーリングで使用するコンピュータには京都/東京ともに最新バージョンではなく、「VectorWorks11.5(2008年4月現在)」を使用しています。これは、新バージョンのバグによるトラブルを避けるための措置です。
皆さんが使用されているVectorWorksとスクーリングで使用するVectorWorksのバージョンが異なる際には、そのVectorWorks書類の保存や持ち運びに注意が必要です。古いバージョンを使用して制作された「VectorWorks書類」を新しいバージョンで使用することには問題ありませんが(例えば9.0で制作したVectorWorks書類を11.5で使用することはできる。)、新しいバージョンを使用して制作された「VectorWorks書類」は、そのままでは古いバージジョンで使用することができません。自宅などで作成した新しいバージョンのVectorWorksで作成した「VectorWorks書類」を、スクーリングの時に使用する古いバージョンのVectorWorksで使用するには、通常のデータ保存ではなく、下図のように「ファイル」メニューの「取り出す」→「VectorWorks9...」からバージョンダウンした「VectorWorks書類」として保存してください。
この操作をすることで古いVectorWorksでも使用できるデータ形式になります。