「柱状体」とは、四角形、多角形、円などの2D図形に、奥行(高さ/Z軸)を与えて立体モデルにしたものです。
2D図形を柱状体にするにはその図形を選択し、「モデル」メニューの「柱状体」を利用します。
3Dモデルの元になる2D図形をポインタツールで選択してから「柱状体...」コマンドを実行します。
「柱状体...」コマンドを選択すると左図のようなボックスが表示されますので、「奥行」の欄に数値を入力します。
左図は、柱状体の「奥行(高さ)」を正の向きに「2,800mm」にする。
※ヨコ・タテは選択している2D図形のΔX・ΔYの値です。
「柱状体」など、2D図形を立体化する際は、現在見ている視点から立体が作られます。
「前」から見た状態で柱状体した立体L字型や屋根などの斜めの部材も、「前」から見た状態で柱状体にすると簡単に作成できる。
VectorWorksマニュアル:
3Dでの視点の操作
3Dモデルも2D図形と同じように、作成した後でもデータパレットでその数値を変更することができます。
単体の柱状体を選択すると、データパレットに「奥行き」が表示されるようになります。
なお、複数の平面図形を一度に柱状体化すると自動的にグループ化されますから注意しましょう。グループ化を解除すれば、単体の3Dモデルとして扱うことができます。
技法・解説:
多段柱状体
回転体
モデルを移動
モデルを回転
モデルの加工