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2年次配当科目参考作品一覧

環境デザイン基礎1(建築)
住宅設計2

構成・7層をもつワンルームの家
  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
(制作 : 三苫 恭栄)

評価コメント

キッチンの母親から吹抜け越しに子供室とコミュニケーションが取れるなど、各層に断面方向でのつながりがありなおかつ多様な空間が存在することが一目瞭然な計画です。扉の開き勝手や家具の置場など細部にわたるまで機能や寸法が意識されているところも1/50の図面に相応しいものです。分析シートの中で抽象化された模型やアクソメが紹介されている構成の明快な事例をピックアップしていることが特徴的ですが、ご自身の作品でもそのような抽象化した(コンセプト)模型やアクソメで説明できると良かったように思います。図面も正確かつ非常に分かりやすく書かれていますが、中でも寸法線や床レベル高の表記は参考になると思います。
(担当講師 : 藤田慶)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 桑迫 美流)

評価コメント

都市に対して開放することもできる1階のダイニング・キッチン〜土間スペースは、模型における土間の表現も手伝い、様々なシーンをリアルに想像させる。一方、段差を活かして各室を繋いだり階段ベンチを設けているのは素晴らしいが、採光に関しては段差があまり活かされておらず、特にバルコニーを通してDKに光や風が入ってくるよう計画できていると更に良い計画になったように思う。またバルコニーや屋根と名付けないで「土間空間」を2階や屋上にも計画できていれば、タイトルやテーマがより明快になっただろう。最後に、平面計画、図面の描き方、模型の作り方、レイアウトなど丁寧に時間をかけて作業していることが一目見てわかるが、これは最も重要な点である。
(*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 藤田 慶)

環境デザイン基礎2(建築)
一般構造

名建築に倣う2
  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
  • 参考作品 : 5
  • 参考作品 : 6
(制作 : 豊島裕也)

評価コメント

模型制作は、気持ちを込めて丁寧に取り組まれているのが成果物にあらわれています。レイアウトの中のプロセスの説明にあるように、道具をきれいにそろえて研ぎ澄まされた気持ちで作業を開始するなど、良い仕事をする職人さんに通ずるものがあります。写真もとても美しく撮影されていて、レイアウトも秀逸です。矩計図のトレースも、左半分のオリジナルのものに劣らない熟練したきれいな図面が引けています。非の打ちどころのない素晴らしい課題提出です。
(担当講師 : 川上 聡)

環境デザイン演習[建築]II-1
住宅設計1

仕事と庭と部屋
  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 長谷川健二)

評価コメント

中庭を中央に配し、内部空間と連動して計画することで、周辺環境に左右されない快適な居住空間を実現している。 巧みな平面計画と共に模型表現やレイアウトも洗練されており、無駄がない。住居部分に「書庫」「シアタールーム」の 文言が抜けている、居室の採光が十分でないなどの問題点はあるが、それでも完成度の高い作品と言える。 (*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 中西 ひろむ)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 林田和也)

評価コメント

それぞれの利用状況に応じて空間を検討し、それを如何に複合させるかを計画した事が良く伝わる内容である。 図を活かしながら空間の必然性を説明しているため、意図が明確で非常に分かりやすいが、一方であまりにも 情報を盛り込みすぎて見づらい部分もあり、その辺りには改善の余地があるでしょう。(*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 北川文太)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 早坂裕子)

評価コメント

それぞれの空間を「閉じながらつなげる」ように直交する壁を巧みに配置しており、 制作者が想定する現代的な生活像に相応しいものとなっていると感じられる。 また、シアタールームをリビングルームと一体化させたことも手伝って、それぞれの機能配列にも無理がない。 惜しむらくは、「壁で区切ること」を重視した計画なのか「機能配列」を重視した計画なのか構成が今ひとつ明確でない点である。 制作者の意図を汲み取るならば、「壁で区切ること」を押し進め、それぞれの領域を曖昧にするような構成を目指すことで、より良い作品になるのではないかと思う。 (*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 松田達)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
  • 参考作品 : 5
  • 参考作品 : 6
  • 参考作品 : 7
(制作 : 岡田草子)

評価コメント

参考事例にある森山邸を下敷きに、平面上に点在する諸室が細い街路のような通路で繋がる提案です。通路が単なる動線ではなく、生活空間としての役割を担い、随所に庭の快適な外部の環境を感じることができる街路のような空間が魅力的です。街路のような通路から諸室に入り、庭を経て再び街路に戻って来られるように考えられていて、行き止まりをなくすことで細かく分割された平面に広がりをもたせています。図面と模型を駆使して自分の考えを余すところなく伝えようという気持ち入ったプレゼンテーションは是非皆さんに真似をしてもらいたいと思います。
(担当講師 : 殿井環)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
(制作 : 藤井健之)

評価コメント

平面がH型の「小径」と呼ばれる庭によって隔てられた4棟の離れから成る提案です。一見して図式的な平面ですが、室内の寸法を的確に押さえ、細長い室内の各スペースをうまく使い、オフィスや書斎を北側採光とするなど、図式に呑まれることなくうまくデザインできています。
一方、H型の庭をどのように使うか、庭が室内にどのように作用するかといった視点から、庭のスケールや諸室の配列には改善の余地があります。また、離れであることで起こる「上足、下足の取扱い」には今回触れられていませんが、些細に見えるこの問題には提案を大きく飛躍させる可能性がありました。
(担当講師 : 殿井環)

環境デザイン演習[建築]II-2
住宅設計3

集住体を考える
  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
  • 参考作品 : 5
  • 参考作品 : 6
  • 参考作品 : 7
(制作 : 山田あゆみ)

評価コメント

制作条件に忠実であることはもちろん、明快なボリューム構成とプライベート・コモン・セミパブリック・パブリックエリアの構成にもとづいており、さらにそれぞれの内部空間・半外部空間・外部空間を丁寧に設計のうえ、活用のしかたを表現しています。また伝わりやすく美しいプレゼンテーションです。
(担当講師 : 小笹泉)

環境デザイン[建築]III-1
寸法1

スケールスタディ
  • 参考作品 : 1
(制作 : 飯塚 一朗)

評価コメント

この課題において身につけてほしい「寸法」をしっかりと身体化して細部まで検討が行き、それを図面として定着できている。
この案は、敷地に対する4m×4m平面の配置の仕方を工夫して外構を丁寧に設計し内部空間と一体化して提案したことが、単なる寸法を抑えた空間以上の豊かさにつながっていると思う。
4m×4mの外側へテラスを出すことは課題条件の想定外ではあるが、プラスに働いているので、紹介したいと思う。
階段の省略の仕方など図面のルールについては、もう一度確認をして欲しい。
(担当講師 : (コメント:小杉宰子))

環境デザイン[建築]III-2
環境1

環境をかたちにする_住宅編
  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
  • 参考作品 : 5
  • 参考作品 : 6
  • 参考作品 : 7
  • 参考作品 : 8
  • 参考作品 : 9
(制作 : 篠原 和代)

評価コメント

海から森までつながるスケールの大きい断面が素晴らしい。舟小屋のようなクラフトマンシップあふれる基地が出来上がっており、大胆なピロティなど、庭とつながる空間的なメリハリが良かった。内観パースの囲われ感や空間の形状が見えないのがもったいない。
(担当講師 : 新 雄太)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
  • 参考作品 : 5
  • 参考作品 : 6
  • 参考作品 : 7
  • 参考作品 : 8
(制作 : 菊池 つずる)

評価コメント

タイトル・コンセプトと霧がかったドローイングがその地域の情景を表していて大変美しい。構造的な潔さと緩やかな分節も良い。ピロティ空間の使われ方が示されていないのがもったいない。ランドスケープとつながるシーンが欲しかった。
(担当講師 : 新 雄太)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 八木橋 妙子)

評価コメント

図面がほぼ間違いなく丁寧に仕上げられ、ひとつの作品としての完成度が高い。そこにある自然の環境を味方にして、アーティストの制作意欲がわくような提案にまとまっていると思う。
設計コンセプトのアイコンがまとめられている点は良いが、この課題のポイントである「自然環境」をどう取り込んでいるかがダイレクトにつたわるダイアグラムとするために、もう少し大きく示すか、断面図への描きこみがあるべきであろう。
(担当講師 : 丸橋 浩(コメント:小杉宰子))

環境デザイン[建築]IV-2
表現

CADプレゼンテーション
  • 参考作品 : 1
(制作 : 小林直樹)

評価コメント

※旧課題の内容のものとなりますが、参考のため掲載しています。
この作品は、水無瀬の町家の水回りや寝室等を3つの箱ととらえ、それ以外の室内を建物外部の街からの連続するパブリックな空間としてデザインしているという切り口でプレゼンテーションを行なった作品である。この事を伝える為に、まず、住宅全体の立体的な構成を簡単な3Dモデリングによって立体化した上で、出来上がったワイヤーフレームに対して室内のディテールや添景を手書きでなぞり書き加えることで、CADの硬質な表現を柔らかくすることに成功している。また極限まで簡素化した表現のワイヤーフレームに「箱」と周りの住宅の外壁に面ごとに色を変えたグレーを塗り外壁を線のままにしておくことで、本人の表現したい住居内部が外の町並みの公共空間の連続であるという様子を見事に表現している。また小さなダイアグラムの色を揃えたり全体を淡い色彩でまとめることで、紙面としての一体感を持たせ、見やすく分かりやすい優れたプレゼンテーションレイアウトに仕上がっている。
旧課題(条件)の参考作品です。最新の制作条件はシラバスで確認してください。
(担当講師 : 嶋田洋平)