平面図は、床レベルから1,000〜1,500mm程度の箇所を水平面で切って上から見た図ですが、地下階や地面の起伏がある敷地の平面図では、土の断面が平面図中で現れることがあります。
平面図でも、断面図と同じように、土の断面をきっちり表現することになります。土の断面も、壁と同じ固形物の断面ですから、土と壁の断面の境界は下図(一番下の図面)のように表現しません。
地下階の部屋の外は土の断面である。グレーに着色する場合もあるが、白抜きにする場合もある。もちろん、壁の厚みは表現しない。
また、地下階の階段の表記にも注意すること。
左図は上から
・屋根伏図
・2F平面図
・1F平面図
・地下階平面図
VectorWorksデータ:bf.zip
技法・解説:
壁・柱・梁の描き方
階段の描き方
吹抜の表現
関連用語:
ドライエリア
斜面地の表現はダグラス邸の平面図を参照してください。斜面地での平面図は、階数が上がるごとに、等高線に従って、土の断面が後退して行きます。
ダグラス邸図面一式:douglashouse.zip