ホワイトキューブWhite Cube


真白で四角い箱のこと。均質的で個性を持たない空間を意味している。特に、美術館建築において標準的に採用されてきた、白い壁と天井の空間のことを指す。
美術作品は自立したものと認識され、美術館には、いずれの作品にも対応し、脇役としてそれらを引き立てるためのニュートラルな空間が求められてきた背景がそこにはある。
ちなみに、近年では、ホワイトキューブから飛び出し、サイトスペシフィックな美術作品のあり方を提示するプロジェクトも多数試みられている。

01 ホワイトキューブの一例豊田市美術館の展示室の一つ。
関連用語:
ビィルディングタイプ コンテクスト サイトスペシフィック ユニバーサル・スペース