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環境デザイン[建築]II-3

空間表現2 「コートハウス」

授業風景(事前課題例)

授業風景(事前課題例)

参考作品

  • 参考作品 : 1
(制作 : 嘉祥寺 孝明)

評価コメント

初めての画材(パステル)へ挑戦しているが、丁寧に仕上がっている。線もきれいに描けている。
プランの中で庭の配置構成と部屋のバランスがよくシンプルにおさまっている。
線が全体に薄く着彩が目立っているように見えるので、全体に線を太くすると共に、室内の床に目地を描き込むなどして室内空間へ意識が向きやすくなるよう加筆するとより良くなると思う。
(担当講師 : 村川美紀)


  • 参考作品 : 1
(制作 : 濱田 由利香)

評価コメント

‐線のきれいさ、着彩の丁寧さがあり完成度が高い
‐プランもシークエンスを意識した構成でよくまとまっている
‐色のバランスも全体でよく取れている
‐図面の線が全体的に薄いので、メリハリよく濃い線でしっかりと描くとより良さが伝わると思う
(担当講師 : 村川美紀)


  • 参考作品 : 1
(制作 : 新林 英里子)

評価コメント

コートが2人の様々な距離感を保つのを担保できているプラン。図面は線の強弱を理解して美しく描き分けられています。水彩での着彩に挑戦しており、鮮やかな仕上がりになっている。
一方、水彩は今回の用紙には紙がよれて最適な選択であったかは再考の余地がある。また、着彩の範囲を「内部」と「外部」に注目して限定して施すと、コンセプトの距離感を図面の着彩においてもさらによい表現にできると思う。

(担当講師 : 峯田健・酒井康介(コメント:小杉宰子))


  • 参考作品 : 1
(制作 : 飯塚 一朗)

評価コメント

書庫を配したリビング・ダイニングがコートとともに最大限の面積を確保して、空間にメリハリのあるプランとなっている。メインのコートを水庭とし庇を張り出して半屋外空間を設け、内部空間と外部空間との間にグラデーションを持たせている点もよい。
図面も、線の使い分けを理解し強弱を勢いのある線で描けている。着彩は、コートに絞るなどの整理をする方が、コンセプトを明快に伝える表現になると思う。

(担当講師 : 峯田健・酒井康介(コメント:小杉宰子))


  • 参考作品 : 1
(制作 : 今田 光祐)

評価コメント

敷地である沖縄の厳しい夏期の日射に対して、南側は深い軒下空間を確保しながら、北側採光とすることで応えようと試みた意欲的な作品です。3つのコートは、エントランスにあって地域の住人にも開放された土間、室内の主室と一体となり、屋外での様々なアクティビティを許容する庭、寝室を主室から隔て、静かな環境をもたらす植物が育つ庭園というように、室内との関係によって明確に特徴付けられている点が評価できます。また、スクーリング時間をフルに使い、慣れない図面への色付けにも挑戦した点が素晴らしかったと思います。更に欲を言えば、3つのコートそれぞれで起こる生活の様子が、平面や断面で表現できると、より強く設計意図を伝えられる図面に仕上がったと思います。
(担当講師 : 殿井 環)