ここではアニメーションでのフレーム数の設定を解説します。
アニメーションとは何枚もの画像が連続で入れ替わって表示する、静止画像の連続だと考えてください。つまり基本的にパラパラ漫画、または入れ替えの非常に速い紙芝居と言い換えても良いでしょう。その結果として動いているように人の目が捉える、という仕組みです。フレーム数とはその画像の入れ替えが、1秒間に何枚であるのかという設定です。
フレーム数の単位は「FPS(Frames per second)」、つまり「一秒当たり何枚の画像か」という意。テレビのハイビジョン放送で「60fps」、映画では「24fps」です。おおよそ「12fps」でかなりスムーズです。建築のプレゼンとしては「8fps」で充分でしょう。
なお、フレーム数が多くなるとそれだけレンダリングする画像枚数が増え、それだけ時間を必要とします。また、最終的に書き出すアニメーション書類の容量もフレーム数に比例して大きくなります。もちろんフレーム数を多くするとそれだけアニメーションはスムースになりますが、このことを充分に意識して、フレーム数を設定しましょう。
右上部の2番目にある「オプション」をクリックすると、さらに新しい下図のボックスが表示されます。各項目を入力します。
※このウィンドウはVectorWorksのバージョンによって異なります。
技法・解説:
画面の登録
パスの設定