鉄骨鉄筋コンクリート造。
1921年日本興行銀行ビルで初めて採用された。鉄骨を鉄筋コンクリートで被覆したもので、更に耐震要素として鉄筋コンクリート壁が用いられた。関東大震災の際、他の鉄骨造、RC造が相当な被害を受けた中、この建物はは大した被害もなく生き残った。この経験から、鉄骨をコンクリートで被覆する構造が注目され、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)として認識されるようになった。
耐火性・耐震性に優れているが、経済的には割高になる。
関連用語:
構造(構造体)
鉄骨構造(S造)
鉄筋コンクリート造(RC造)
トラス構造
ラーメン構造
スパン
架構