直線部材の両端をピンで互いに結合してできる三角形をユニットとし、それが集まって構成される骨組み。トラスには平面トラスと立体トラスがある。平面トラスは小屋組や梁としても利用される。
トラスに荷重が作用すると部材には軸方向力だけが生じ、節点を通じて伝達する。そのため、材料の軸方向剛性が大きければ、大スパン架構や広い空間構成が可能であり、鉄骨造でよく用いられる。
左列:上から下へ
・キングポストトラス
・プラットトラス
・ワーレントラス
・フィンクトラス
右列:上から下へ
・プラットトラス
・ハウトラス
・ワーレントラス
・Kトラス
出典:末永保美 編『構造計画 学生のための建築学シリーズ』, 1982, '朝倉書店'
関西国際空港のトラス
撮影:乾 陽亮
関連用語:
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