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環境デザイン演習[建築]II-1

住宅設計1 「仕事と庭と部屋」

重要なお知らせ

旧課題(条件)の参考作品も含まれています。最新の制作条件はシラバスで確認してください。

参考作品

  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
(制作 : 藤井健之)

評価コメント

平面がH型の「小径」と呼ばれる庭によって隔てられた4棟の離れから成る提案です。一見して図式的な平面ですが、室内の寸法を的確に押さえ、細長い室内の各スペースをうまく使い、オフィスや書斎を北側採光とするなど、図式に呑まれることなくうまくデザインできています。
一方、H型の庭をどのように使うか、庭が室内にどのように作用するかといった視点から、庭のスケールや諸室の配列には改善の余地があります。また、離れであることで起こる「上足、下足の取扱い」には今回触れられていませんが、些細に見えるこの問題には提案を大きく飛躍させる可能性がありました。
(担当講師 : 殿井環)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
  • 参考作品 : 4
  • 参考作品 : 5
  • 参考作品 : 6
  • 参考作品 : 7
(制作 : 岡田草子)

評価コメント

参考事例にある森山邸を下敷きに、平面上に点在する諸室が細い街路のような通路で繋がる提案です。通路が単なる動線ではなく、生活空間としての役割を担い、随所に庭の快適な外部の環境を感じることができる街路のような空間が魅力的です。街路のような通路から諸室に入り、庭を経て再び街路に戻って来られるように考えられていて、行き止まりをなくすことで細かく分割された平面に広がりをもたせています。図面と模型を駆使して自分の考えを余すところなく伝えようという気持ち入ったプレゼンテーションは是非皆さんに真似をしてもらいたいと思います。
(担当講師 : 殿井環)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 早坂裕子)

評価コメント

それぞれの空間を「閉じながらつなげる」ように直交する壁を巧みに配置しており、 制作者が想定する現代的な生活像に相応しいものとなっていると感じられる。 また、シアタールームをリビングルームと一体化させたことも手伝って、それぞれの機能配列にも無理がない。 惜しむらくは、「壁で区切ること」を重視した計画なのか「機能配列」を重視した計画なのか構成が今ひとつ明確でない点である。 制作者の意図を汲み取るならば、「壁で区切ること」を押し進め、それぞれの領域を曖昧にするような構成を目指すことで、より良い作品になるのではないかと思う。 (*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 松田達)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 林田和也)

評価コメント

それぞれの利用状況に応じて空間を検討し、それを如何に複合させるかを計画した事が良く伝わる内容である。 図を活かしながら空間の必然性を説明しているため、意図が明確で非常に分かりやすいが、一方であまりにも 情報を盛り込みすぎて見づらい部分もあり、その辺りには改善の余地があるでしょう。(*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 北川文太)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 長谷川健二)

評価コメント

中庭を中央に配し、内部空間と連動して計画することで、周辺環境に左右されない快適な居住空間を実現している。 巧みな平面計画と共に模型表現やレイアウトも洗練されており、無駄がない。住居部分に「書庫」「シアタールーム」の 文言が抜けている、居室の採光が十分でないなどの問題点はあるが、それでも完成度の高い作品と言える。 (*制作条件が現在とは多少異なる作品ですので、あくまでも参考としてください。)
(担当講師 : 中西 ひろむ)