新課題のため参考作品は現在ありません。該当作品が提出されたら順次、公開予定です。
作品全体から丁寧かつ熱心に取り組む姿勢が感じられます。図面のトレースを線のメリハリをつけながら正確に行っていることは当然ながら、コルビュジエの2脚の椅子についてもそこにある空間を想像しながら空間そのものの経験をより豊かにするような配置を考えているように読み取れます。樹木の表現についてはまだまだこれから学んで欲しいところですが、陰影を効果的に表現したスケッチなど作品全体を美しく丁寧に仕上げている点は評価できます。今後は、良いものに学びながら自分らしい表現を修得して欲しいです。
(担当講師 : 高栄 智史)
大変丁寧にトレースが行われていることはもちろんのこと、ふわっとした樹木の表現は建物の厳格なラインを引き立て、図面全体にメリハリを与えています。桐の木の下がとても気持ち良さそうに見えます。こうした樹木の描き方、図面へのテクスチャや色のつけ方で空間の見え方は大きく変わることが上手に表現されています。
(担当講師 : 奥野幹)