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環境デザイン[建築]V-6

架構 「大きな屋根のある小さな町の駅」

授業風景

授業風景

参考作品

  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 大橋巨哉)

評価コメント

全体の正確な青写真は無いまま、即興的に製作された樹状の構成。二次的な「枝」部材により、常に複数の節点に荷重が分散され、十分な剛性を持っている。
高さや広さなど、空間のプロポーションが意外と良くできている一方で、自然豊かな地方都市で、自然を模擬した人工物をつくるというのはどういう事か、もう少し論証が必要である。
(担当講師 : 門藤芳樹)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 福澤アンナ定子)

評価コメント

周辺の環境に合わせた、極端に低い屋根による構成。
ランダムに配置されるV字の柱列帯や屋根の僅かな高さの変化が、さまざまな距離感を生み出す。
いわゆる、大スパン架構を避けた提案であるが、それであれば、人が佇む場、流動的な場、などに、もう一歩踏み込んだ提案が欲しかった。
(担当講師 : 門藤芳樹)


  • 参考作品 : 1
  • 参考作品 : 2
  • 参考作品 : 3
(制作 : 廣瀬和彦)

評価コメント

HPシェルの形状的な特性を、駅の機能とうまく結びつけた構成。
節点が下がる位置で接地し、そこから屋根に上がることができる。また、複数枚で構成される屋根の切れ目は駅前のシンボルツリー側に開かれており、駅前広場も建築にうまく取り込まれている。
架構自体を素直に配置した結果、不用意な位置に巨大な柱が立っており、それによる内部空間への影響について、積極的な提案がほしかった。
(担当講師 : 門藤芳樹)