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theme : 死に対抗する建築lecturer : 荒川 修作
コーデノロジスト*※緊急特別講義
講義内容:
荒川修作氏の作品、養老天命反転地10周年記念イベントが開催されるのに伴い、特別に本学に立ち寄っていただき、急遽講演を開催する運びとなりました。
略歴:
1936年名古屋市生まれ。
1961年渡米、以降ニューヨークを拠点に活動。
63年よりマドリン・ギンズと共に「意味のメカニズム」プロジェクトを始める。
著書『意味のメカニズム』(71年、ドイツ/アメリカ/日本/フランス)、
『死なないために』(79年、フランス/アメリカ/日本)、
『建築-宿命反転の場』(95年、イギリス/アメリカ/日本)、
『建築する身体』(03年、アメリカ/04年、日本)を出版。
70年第35回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表、72年ヨーロッパ巡回展を開催、
82年紺綬褒章受賞、86年フランス政府より文芸シュヴァリエ勲章受賞、
87年ジョン・サイモン・グッゲンハイム・フェローシップを受ける。
88年ベルギー批評家賞受賞。 91-92年「荒川修作の実験展-見る者が作られる場」を開催(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)、
94年デュッセルドルフ、ノルトラン=ヴェストファーレン州立美術館にパーマネント展示室を開設。
この20年来建築デザインに射程を据えて、94年奈義町現代美術館に「遍在の場・奈義の龍安寺・建築的身体」を製作、
95年岐阜県養老町に「心のテーマパーク・養老天命反転地」を建設、日本芸術大賞受賞。
97年ニューヨーク、グッゲンハイム美術館回顧展でアメリカ、カナダ、
カレッジ・アート・アソシエーションよりエキジビション・オブ・ザ・イヤー賞受賞。
2001年初の「宿命反転住宅」がニューヨーク、イースト・ハンプトンに建設中。
2003年「日本現代芸術振興賞」、「紫綬褒章」受賞。
2004年名古屋市「志段味循環型モデル住宅」完成。
東京三鷹市「三鷹天命反転住居~In Memory of Helen Keller~」計画に着手(2005年秋完成予定)。
『建築する身体』『建築する身体トイレットブック』(春秋社)を出版。
2005年9月30日-10月1日 荒川修作+マドリン・ギンズ コンファレンス
2005年秋にパリ大学にて世界の思想家、哲学者、詩人による荒川修作+マドリン・ギンズ研究のコンファレンスが開催されることになりました。
(注)*コーデノロジスト:芸術、哲学、科学の総合に向かい、その実践を推し進める創造家の意。