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theme : 時間の中の建築、建築の中の時間―前川國男の問いと現代lecturer : 松隈 洋
建築史家・京都工芸繊維大学美術工芸資料館 教授私たちの時代の生活環境を形づくってきた建築はどこから来たのか。そして、どこへと向かうのか。建築家・前川國男(1905~1986年)が残した建築と言葉を通して、過去から未来へと続く時間の中で、現代の意味と課題について考えます。
□松隈洋
1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授に着任。2008年10月より京都工芸繊維大学教授。現在に至る。博士(工学,東京大学)。専門は近代建築史、建築設計論。2000年よりDOCOMOMO Japanメンバー。2012年4月より同副代表。2005年~06年「生誕100年・前川國男建築展」実行委員会事務局長を務める。著書に、『ルイス・カーン―構築への意志』(丸善)、『近代建築を記憶する』(建築資料研究社)、『坂倉準三とはだれか』(王国社)、『残すべき建築―モダニズム建築は何を求めたのか』(誠文堂新光社)、共著に、『再読/日本のモダンアーキテクチャー』(彰国社)、『日本建築様式史』(美術出版社)、『近代日本の作家たち』(学芸出版社)、『関西モダニズム再考』(思文閣出版)、『原発と建築家』(学芸出版社)、編著に『前川國男―現代との対話』(六耀社)、共編著に、『建築家・前川國男の仕事』(美術出版社)など。展覧会キュレーションに、「文化遺産としてのモダニズム建築―DOCOMOMO20選」展(神奈川県立近代美術館,2000年)、「同100選」展(松下電工汐留ミュージアム,2005年)があり、アントニン・レーモンド、坂倉準三、白井晟一、シャルロット・ぺリアン、村野藤吾、丹下健三など、多くの建築展の企画にも携わる。東京理科大学、京都造形芸術大学非常勤講師。