特殊文字の表示


HTMLで「<」や「>」を記述すると、タグ(<〜>)と見なされるため、うまく表示されません。このような特殊な文字を記すには、特殊な書き方をしなければなりません。
たとえば、「<」や「>」であれば、それぞれ「&lt;」や「&gt;」と記す必要があります。中でも建築を語る上で「m²」の平米の単位は頻繁に使用しますが、全角文字の「m²」は機種既存文字のため、使用できません。しかし「m²」は「m&sup2;」と記述することで表示できます。
他にも特殊な扱いを受けるよく使用する文字を以下にあげておきます。

& &amp; 半角の&(アンド)記号。&は特別の意味を持つため、こちらを使用する。
" &quot; 半角のクォート。HTML内ではソースコードに使用されるため、こちらを使用する方が無難。
¥ &yen; 半角の円記号。HTML内では半角の「\(バックスラッシュ)」と同じ扱いで特殊な意味を持つのでこちらを使用する。
² &sup2; 半角の乗の表記。全角文字「m²」は機種依存文字であるので、平米を表す場合は「m&sup2;」と記すと「m²」と表示される。
立米は「m&sup3;」と記すと「m³」と表示される。
± &plusmn; 半角の「±(プラスマイナス)」記号。
© &copy; 半角の「コピーライト」記号。
® &reg; 半角の「登録商標」記号。
« &laquo; 半角の左向きの2重鍵括弧記号。
» &raquo; 半角の右向きの2重鍵括弧記号。
< &lt; 半角の左向きの鍵括弧記号。
> &gt; 半角の右向きの鍵括弧記号。
½ &frac12; 半角の分数表記。他に記すと「&frac14;」で「¼」、「&frac34;」で「¾」が表記できるが「1/3」などは表記できない。

技法・解説:
機種依存文字 ファイル名の注意点