アンチエイリアス


アンチエイリアスとは図形の斜線や曲線などのジャギを目立たなくし、滑らかに見せる技法です。コンピュータで扱う画像はグリット上に並んだ点の集まりとして描写(参照:解像度)されるため、図形を描写するときに原則としてジャギが発生してしまいます。これを目立たなくするために、図形と背景の境界線付近に中間色を配置する手法をアンチエイリアシングと言います。
WEBで図面を掲載する際には、ベクターデータである図面をラスターデータに変換します(ラスタライズと言う)。この時、アンチエイリアスの効いている図面と効いていない図面では見やすさが全く異なります。
技法・解説:
解像度
VectorWorksマニュアル:
図面をWEBに掲載する


01 左がアンチエイリアスが効いた図形。右がアンチエイリアスが効いていない図形。
線の集積である図面であるならなおさら、アンチエイリアスが効いている方が見やすい。

02 アンチエイリアスが効いた図形の拡大図白と黒だけではなく、その境界に色々な濃さの灰色が配されている。少し離れて見ると綺麗な直線に見える。
03 アンチエイリアスが効いていない図形の拡大図白と黒だけで表現されている。その境界に中間色がなく、ギザギザに見える。


04 アンチエイリアスが効いた図面。
05 アンチエイリアスが効いていない図面。