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図書館の活用法

2020.11.19

みなさん、こんにちは。業務担当非常勤講師の岩田です。木々もすっかり色づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は図書館を120%活用するための本を2冊ご紹介したいと思います。レポートや論文を書いたり、史料を読解したりする際に、調べものをするためのツールをどれだけ知っているか、それらを使いこなすことができるかどうかで、ぜんぜん違ってくると思います。

①浜田久美子『日本史を学ぶための図書館活用術―辞典・史料・データベース―』吉川弘文館、2020年
〈目次〉
第1章 レポートを書くには
ステップ1-情報を集める
ステップ2-情報を整理する
ステップ3-レポートを書く
第2章 日本史の辞典
(1)辞典の種類(2)日本史辞典(3)人名辞典(4)地名辞典
(5)年表
第3章 データベースの活用法
(1)論文を探すには(2)史料を検索できるデータベース
第4章 史料を読み解く
(1)漢和辞典(2)国語辞典・古語辞典
(3)古文書用語辞典・くずし字辞典(4)史料の注釈書・現代語訳
第5章 時代や地域の全体像を知る
(1)通史(2)地域史

図書館でたくさんの辞典類を目の前にして、何をどう使ったらわからないという方も多いと思います。この本は日本史を学ぶ人に役立つ辞典類やデータベースを紹介しており、みなさんにはうってつけの情報を提供してくれます。著者は古代史研究者であり、国立国会図書館で長らく司書として勤務されました。その経験に基づいて述べられる「特徴」や「活用方法」、「注意点」は、わかりやすく、なるほどと思うものばかりです。また、ジャパンナレッジを利用されている方も多いと思いますが、紙媒体の辞典との違いなどにも言及されています。古代史・中世史で使う本や情報が中心ということですが、他の時代を勉強する際にも役立つ基本的な辞典類を取り上げています。

②井上真琴『図書館に訊け!』ちくま新書、2004年
〈目次〉
第1章 図書館の正体と図書館への招待
第2章 資料の多様性と評価の視点を知ろう
第3章 どうやって資料にたどりつくのか
第4章 レファレンス・サービスを酷使せよ
第5章 資料は世界を巡り、利用者も世界を巡る
第6章 電子情報とのつきあいかた

こちらは日本史限定の本ではありません。図書館の活用法について様々な角度から述べられています。とにかくおもしろいです!そしてためになります。著者は大学図書館で長らく勤務されており、レファレンス業務等の経験に裏打ちされた内容は説得力があり、私達の知らない、奥深い図書館の世界について教えてくれます。

以上、2冊のご紹介でした。関心のある方は是非読んでください。

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