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歴史遺産の部屋

コトバンクで調べよう!

2020.07.16

みなさん、こんにちは。業務担当非常勤講師の岩田です。すでにバリバリと利用されている方々もおられると思いますが、今日はコトバンクについてご紹介します。

テキスト科目に取り組んでいる時、参考文献や漢文の史料を読んでいる時、出てくる語句の意味がわからないということが時々あるのではないでしょうか。

その時にお手持ちの辞書類や電子辞書でさっと調べて解決できればそれに越したことはありません。でも、手元の辞典類では意味がわからない…、だからといって、図書館に行く余裕がない…。こういう時にコトバンクがとても便利です。

コトバンクは、朝日新聞、朝日新聞出版、講談社、小学館などの辞書から、用語を横断検索できる無料の辞書サイトです。信頼のおける辞典類から語句の意味を調べることができます。 https://kotobank.jp/

なにがよいかというと、第一に『精選版 日本国語大辞典』を使用できる点です。これは、有名な『日本国語大辞典 第二版(全13巻+別巻)』を精選・凝縮したものです。『日本国語大辞典』は国語辞典の最高峰で、語句を調べる際には必須の辞書です。カシオの電子辞書にはこの『精選版 日本国語大辞典』が入っているものもあり、また、入っていないカシオの電子辞書には追加でコンテンツを入れることができるようです。コトバンクでは、このような電子辞書を購入しなくても気軽に『精選版 日本国語大辞典』を利用できるのです。

第二に、1つの語句に対して、複数の辞書のそれぞれの項目内容をみることができる点です。情報を比較検討して、自分に必要な情報を得ることができます。逆に目移りする場合もありますが、私は真っ先に『精選版 日本国語大辞典』の項目内容を確認し、利用しています。

第三に、読み仮名がわからなくても調べることができる点です。これは電子辞書の手書き入力でもそうですが、便利な機能です。試しに「称唯」や「泔坏」の語句を調べてみてください。

私の電子辞書には『精選版 日本国語大辞典』が入っています。これまで、手書き入力で読み方のわからない語句もせっせと調べることができました。ありがたいことです。でも、コトバンクを使いだしたら、この手書き入力の作業すら、面倒くさくなり、堕落の一途をたどっています…。

でも、コトバンクは万能ではありません。その点は注意しなくてはいけません。コトバンクに出てこない語句は、手元の漢和辞典で字義を調べたり、『大漢和辞典』に掲載されていないか調べたりします。また、『精選版 日本国語大辞典』には掲載されていない語句も、『日本国語大辞典』に掲載されている可能性があるので、そちらをあたる必要もあります。とても重要な歴史用語は『国史大辞典』で確認したり、地域に関する歴史用語については『日本歴史地名大系』で確認したりします。

わからない語句がでてきたら、放置せずにすぐに調べる。これだけでテキストや参考文献の理解が進んだり、読めなかった漢文の史料の意味が理解できたりします。言葉を調べる道具の一つとして、コトバンクを活用してください。

〈補足1〉
『日本国語大辞典』の各項目の解説に掲載されている短文は、その語句の初見とされる史料です。

〈補足2〉
同じインターネットツールでも、Wikipediaで調べものをするのはやめましょう。情報が不正確で、思わぬ落とし穴があります。


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