表面について考えてみよう
塗る行為は、素性を変化させ新たな表情をつくり出す。
ぬる関係は、簡易に変容を実現する効果の大きい表面行為である。
物理的に大きな質量を必要とせず最大の変化を生み出す行為であり、人類が初期の段階に獲得し神に近づく行為として確信したものであるが、現在も多くの場面で運用と信仰をされている。
(左)TRANSHOME東郷 レンガ壁面目地部分/1996 福井
(右)串団子