壁について考えてみよう
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穿つ行為は全体性に対する緊張感の上に成り立っている。 圧倒的に安定化傾向にある全体に対し、小さな影響力により新たな要素を引き込む関係のみにより成り立つ。 抵抗の想起をもたらす痕跡でもあるが、全体像が弱くなるとうがつ意志は拡散してしまう。
(左) TRANSTREET下馬 壁面開口/1996福井 (右)柿釜