大地について考えてみよう
掘る行為は、均質な存在を想定させる。
この均質性は、虚な空間に組み立てる行為の均質性と同質の方向性を有しているが、光りとの関係において大きな差異を有している。
光の獲得に対する自由度は変わらないが、限定された光の獲得が強い痕跡を誘発させてしまう。
(左)
TRANSTREET東郷 橋面部分/1996 福井
(右)かぼすゼリー