テキスト科目応援し隊!「空間ドリル」・「すまいのリノベーション」

皆さんこんにちは。テキスト科目頑張っていますか?

さて、今回の「テキスト科目応援し隊!」は2年次配当 TW科目から2科目を取り上げます。

空間演出デザイン基礎1「空間ドリル」

まずひとつ目は「空間演出デザイン基礎1 空間ドリル」です。
この科目は皆さんおなじみのドリル教材のうちのひとつです。

昨年度までの『建築ドリル』に変わり、今年度からはairUにアップされている『空間ドリル』をダウンロードし、各自でプリントアウトした用紙で取り組んでもらいます。
ですので、シラバスを確認後は、速やかにプリントアウトしましょう。

その際に注意したいのは、プリント設定です。
「用紙サイズに合わす」などにしてしまうと、実際とは異なる縮尺でプリントされてしまいますので、ダウンロード画面に書かれた注意書きをよく読んでプリントしてください(ここで間違えるとすべての取り組みが水の泡となります)。

準備が整ったら、他のドリルと同様に1日1枚のようにペース配分を決めてコツコツ取り組みましょう。
前半はドラフティングでも習った「空デハウス」を題材に、平面、立面、断面図に加えて、詳細図や展開図、天井伏図といった建築やインテリアの設計に欠かせない各種図面の理解を深めてもらいます。

ここで注意したいのは、ただグレーの線をなぞるだけでなく、しっかりと線の意味を理解しながらなぞるということです。
なぜ太いのか、なぜくぼんでいるのか、描かれている図面情報のすべてに意味がありますので、ひとつひとつ確認しながらなぞっていきましょう。

そして、後半は一点透視図法や二点透視図法といったインテリアのプレゼンテーションに活用できる図法の演習問題です。
まずは手順に沿って、それぞれの図法の描き方を理解し、取り組んでいただければと思うのですが、途中でわからなくなってしまったら、模型を作ってみるのも一考です。

模型を覗き込めば、遠近感を持った前後関係も理解しやすくなるでしょう。
苦手意識を持たず、楽しみながら取り組んでください。

空間演出デザイン演習Ⅱ-1「すまいのリノベーション」

ふたつ目は「空間演出デザイン演習Ⅱ-1 すまいのリノベーション」です。

こちらは1組のクライアントを選択し、指定された既存空間においてリノベーション提案を考える課題です。
ここで大切なのは、クライアントの要望や既存空間といった決められた条件や設定をしっかりと受け止めて提案するという姿勢です。

シラバスの「学習のポイント」にもあるように、何も奇抜なアイデアが求められているわけではありません。
提案を導くコンセプトやデザイン方針を立て、それに基づいてダイアグラムやゾーニング、ブロックプランを用いて具現化していくプロセスを踏むことが大切です。

デザインとは一足飛びに完成するものではありませんので、粘り強く取り組むようにしてください。

今回は以上となります。
なお、ここで取り上げた2科目は、3年次スクーリング科目「空間演出デザインⅤ-1~10」を申込む際に合格しておかなければならない科目ですので、『コースガイド』p.15 にあるスクーリング科目の履修の前提条件も今一度確認しておきましょう。
それでは、頑張ってください !