カメラの種類


建築模型の場合、制作者の意図にそったフレーミングや露出設定が重要ですので、一眼レフカメラを使用するのが望ましいです。価格も入門機であればそれほど高くありません。


一眼レフカメラ

レンズから入った像がペンタプリズムを通してファインダーから直接見ることができるカメラです。そのためファインダーから見た像がそのまま写るので、構図などを決めやすいのが大きな特徴です。また、レンズも広角〜望遠まで揃っていて、絞りやシャッタースピードも自由に変えられるので、表現方法によってレンズの画角や絞りを変えることができるのも利点です。

01 一眼レフカメラ


デジタル・カメラ

最近のデジタルカメラは画質も向上し、仕事で使用しても差し支えないレベルになってきました。デジタルカメラの大きな特徴は、画像がデジタルデータなので加工・複製しても劣化しない、パソコンでの加工作業などがしやすい点です。撮影方法はフィルムカメラと基本的に変わりません。あらかじめホワイトバランスを設定することで、画像の色カブリも防ぐことができます。反面、画質は現在のところまだフィルムカメラに及ばない、大伸ばしには不向き…などの欠点もあります。自分のポートフォリオやWEBサイトに使う画像を撮影する用途であれば、デジタルカメラも選択肢の一つに入れても良いでしょう。

02 デジタルカメラ 技法・解説:
解像度


コンパクトカメラ

レンズとボディが一体化された小型・軽量カメラです。小型化のためレンズとは別にファインダー用の窓があり、ファインダーから見える像とレンズに写り込む像は若干のズレ(パララックス)があります。そのため厳密な構図を伴なう撮影には向いていません。露出も多くが自動設定で手軽に撮影できますが、絞りなどを自由に変えることができません。

03 コンパクトカメラ