断面図上で、全面道路などの道路を示すことは非常に多いです。しかし道路の断面の形状を知っておかないとなかなか的確に描くことは難しいので、紹介しておきます。
まず歩道のある道路では、車道と歩道の間に100mm程度の段差が設けられている場合が多く、縁石が設けられている場合もあります。また、車道は水たまりが出来ないように水勾配がとられています。車道中央が一番高く、脇に行くにつれ下がっています(下の図を参照)。
なお、雨水を処理する側溝がない道路はありません。縮尺に合わせて、側溝も表現しましょう。
道路の断面は中央部を盛り上げて表現される。また、歩道のある場合はその段差を、街路樹がある場合は樹木をきちんと表現しておくこと。