【学習のポイント】テキスト科目「情報デザイン演習II-3(イ)イラストレ−ション3」Q&A
「架空の家電製品のカタログ」について
[Q]
「架空の家電製品のカタログ」とありますが、「架空」の意味をどのように捉えたら良いのでしょうか?
[A]
この課題では柔軟な発想と想像力、思考を促すためのモチ−フとして「架空の家電製品」を設定しました。
「家電製品」は一般的で生活の中にあり、具体的に考えやすいものです。
実際に自分がその製品を使っている様子や、それによって生活がどう変化するかを様々に想像力を駆使して欲しいと考えたからです。
単なる製品の外観のデザインではなく、機能に関するアイデアは生活スタイルそのものの提案になりえます。それは携帯電話の登場が現代の文化とコミュニケ−ション形態に大きな影響を与えたように。
そこで「架空」の扱いについてですが、これは広く柔軟に考えて下さい。
ただしあまりにも現実とかけ離れた設定をするのは、先に述べたこの課題の主旨から外れてしまいます。例えばSFでは頻繁に登場する「反重力装置」や「タイムマシン」などを取り上げたら、その影響の及ぼすものはあまりにも膨大で、手に負えなくなるのではないでしょうか。
ですから、「架空」の扱いは現実には未だ存在しなくてもそれについて十分に考察できる範囲であれば、柔軟に考えて結構です。