【学習のポイント】テキスト科目「情報デザイン演習II-4(イ)イラストレーション4」Q&A

[Q]

キャンバス、画用紙などに描いたフレームの中のイラストレーションはわかるのですが、フレームにおさまらないイラストレーションとは、具体的にどういったものなのでしょうか?
言葉の通り、普段は絵を描く土台として使わない物(壁や日用品など)の上に描いたもの、という意味でしょうか?
そして、すでにどこかに誰かが描いたものではなく、自分で新たに描いたイラストレーションを使うのでしょうか?
最後に、「結びつけ方」ですが、この結びつけ方にストーリーを持たせ、映像(またはブック)を作るのでしょうか?
もし何か、具体的な例などがありましたら、教えてください。

[A]

「フレームにおさまらないイラストレーション」とは、日常生活のあらゆる場面、場所に描かれたイラストレーションということですね。フレームの中という、架空を設定できる世界だけではなく、我々人々の生活にイラストレーションが関わるように映像(またはブック)制作を意識されたらよいと思います。

描く場所での特性については、ストーリーが結びつくようであれば、誰かが描いた何かの上に描くということもできるかもしれませんね。テレビ画面に描いてしまうということもあるかもしれません。
しかし、基本的には自分で新たに描くというところからはじめられたらよいかと思います。

そして、フレームの中と外のイラストレーションの「結びつけ方」がこの作品のポイントです。結びつける意図がなければ、フレームの中も外も意味をなしません。フレームの中と外をどのようにつなげるかを演出し、映像もしくはブックにしてください。