【学習のポイント】イラストレーションクラス「スクーリングの持参物(画材等)について」Q&A
[Q]
イラストレーションクラス スクーリングの画材についてお尋ねします。
スクーリングに持参するものですが、専門教育シラバスに「アクリル絵の具材料一式」等の内容で書いてありますが、具体的に何を持っていっていいのか分かりません。主にアクリルを使って絵を描くものなのか、絵の具の量、筆の太さ、薄め剤などどのようなものを持っていけばいいのでしょうか。
また、クロッキ−ブックとスケッチブックは両方ともに持参でよいのでしょうか。
[A]
スクーリングで使用する「アクリル絵の具等の画材一式」に関してですが、スクーリングで描く絵は、制作者の表現したい内容によって、画材・表現方法も全く自由(平面的表現の範囲内で)にしますので、こちらでは規定しません。
アクリル絵の具はとても汎用性があり、扱いも容易ですので勧めています。水溶性で、他の水彩絵の具とほとんど同様の扱いが可能です。
異なる点は、一度乾燥した絵の具はその後に水をかけても溶けることがありません。そのため、塗り直しなどがいくらでもでき、初心者にも便利な絵の具です。ただ使用中の筆が固まらないように注意しておいてください。
メディウム類も豊富で、表現の幅が非常に広いことも、現在様々な作家が使用している理由でしょう。
以下、ホルベイン工業のHPを見てください。
画材屋さんやアクリル絵の具(アクリラ)はもちろん、様々な画材について知ることができます。
http://www.holbein-works.co.jp
その他には色鉛筆、水彩色鉛筆などあると便利です。
これらは制作時よりもスケッチ時にあると、色彩を含めたイメージの展開に重宝しますが、これについても表現する内容と関係がありますので、余裕があれば買っておいてください。
クロッキ−ブックとスケッチブックについてですが、「クロッキーブック」は必ず必要です。
プランを決める段階でスケッチブックはあったほうがいいのですが、ないと制作できないというものでありません。人によって、その制作内容によって必要になる場合があります。
持っていなければスクーリング初日に大学で購入すればいいでしょう。
[補足]
スクーリング1日目に慣れない表現材料について質問があれば、その場で聞いてください。
試し塗など、少し練習してから制作に入るといいでしょう。
既に画材が手元にあるのなら、ぜひ十分に試してからスクーリングに参加してください。
2010/4/5 掲載