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中村 一洋

KANNA ー雲の発生と消費ー

デジタル インクジェットプリント 雲の内にある魂の存在を表した。常に変化する雲をモチーフに生命の誕生と生と死の繰り返しの中で生まれた魂を写真で写し出した。

芝山 愛子

少女は思いきって夜泳ぐ

デジタル インクジェットプリント 個々の悲しみは、他者の想像の範囲を超えていることが多いと思うし、簡単に共有できるものでもないのですが、個別の痛みを抱えながらも「それでも」と、未来に向けて進もうとする力は共通している気がするのです。

宮野 明子

そこに風が吹いていた

デジタル インクジェットプリント 否応なく飛びこんでくる情報に追い立てられることをやめ、少しだけ歩くスピードを緩めてみると、街のあちこちにそっと顔を出している自然の生命力が見えてくる。経年劣化や植物の浸食によって変化した建築物や人の手によって補修されたり、ときには破壊され...

森下 聖子

時のかさなり

フィルムB/W ゼラチンシルバープリント(バライタ) 両親が他界し、残された家に住んでいる。築50年の家には、様々な痕跡とたくさんの物がある。日々生活するなかでそれらを見ていると、懐かしさとともに可笑しさがこみ上げてくる。私はこの家がもつ時間の重なりを撮りたいと思った。

森 貴子

なみのこり

デジタル・フィルムB/W・フィルムC/N インクジェットプリント 母の死と弔いの旅の記録、その後につづいていく日々。おぼろげになっていく記憶の中から、いのちの余韻を想う静かな時間を拾った。

二川 美知枝

あとのあとは後の後であり後の跡でもあり後の痕でもある

デジタル、インクジェットプリント 変らない風景も永遠では無く、一瞬の出来事により姿を一変させる。大規模な自然エネルギーの放出によって姿を変えた風景は、人の出入りを拒む場所もあれば変化により別の意味を持つ事もある。人は暫くの間その変化に慄き傷つくが時間の経過は人々の記憶を風...

城本 千代子

松景

デジタル インクジェットプリント 松の景色、眺め、情景、造形美、光、影、仰ぐ。松にはそれぞれの姿、形の美しさがある。剪定された美しい線と静けさの中に花鳥画のような凛とした立ち姿。そして生命力と躍動感。そんな松の姿、形に心惹かれ撮影旅が始まりました。今回は、「動、静、墨」、...

宮本 佳典

石積みの妙 ー深野だんだん田ー

デジタル、インクジェットプリント 三重県松坂市にある石積みの棚田、「深野だんだん田」は室町時代中期から明治時代初期(約150~500年前)にかけて造られた。この地は北畠氏の重要な拠点の一つで、後方の山にある狼煙場の見張りに詰めていた侍の食糧確保の為に開墾され、上から下に向かって...

軽尾 真智子

娘の母で母の娘で

デジタル インクジェットプリント 母は80代、娘は20代そして私は50代。それぞれの年代にドラマがある。母の姿に未来が、娘の姿に過去が、そして私の姿に今がある。理想の娘、理想の母にならなくていい。それぞれの今を受け止め、ゆっくりと自分を取り戻す。

児島 貞仁

Time of my life

デジタル インクジェットプリント 毎日生きていても何か特別なことがあるわけじゃない、何気ない日々が淡々と過ぎてゆくだけ、だけど、時を重ね今ここにいる。時を刻むことこそが、この上なく幸せなことなのだ。僕自身の心と身体は時が蓄積された唯一の証でもあるのだから、いずれ訪れる旅の...

天田 匡

少女の名は静玖

デジタル インクジェットプリント 2年前南会津檜枝岐村で農村歌舞伎が好きだという5歳の女の子に出会った。この春小学生となった少女は新春公演で初舞台を踏んだ。楽屋入りし少女は化粧をほどこし、時たまあどけなさも見せるが、役者の顔になって行く。そこには静かな表情の中に芯のある強さ...

上地 功

分岐点 ーY字路ー

デジタル インクジェットプリント 人生は選択の積み重ねである。選択する行為そのものが人生であるかのようだ。人生の重要な岐路で決断することは、Y字路の分岐点で右か左かを選択し、歩んで行くことと相似であるように思える。また、Y字路を形づくっている物や形状には色々な特徴がある。...

岡﨑 稔

天台宗徳蔵寺 五百羅漢

デジタル インクジェットプリント 栃木県足利市。平安時代末期創建の天台宗徳蔵寺の五百羅漢。江戸時代後期に物流で財を成した廻船問屋が奉納した木造一木彫で、日本三大五百羅漢ともいわれる。羅漢崇拝は中国から十六羅漢として伝わったが、五百羅漢は日本独自の数とされ日本人の顔があると...

野中 俊吾

Life on Handrail

デジタル インクジェットプリント 郊外の自然公園に設置されている空中回廊では、多様な動植物の観察が可能です。そこには、人工物である金属性の手すりと、それを利用して生きる昆虫たちがいました。数ミリから数センチの大きさの彼らのその生態、形態を、日中、手すりの上で活動するそのま...

藤田 明浩

移ろいゆくもの

デジタル インクジェットプリント すべてのものは時間の中で絶えず揺れ動いているような存在なのではないか。それは儚い夢のようであり、尊く美しい。日常の移ろいゆく現象を写真に収めようと思った。

志賀 一夫

TOKYO ENCLAVES ーphoto and painting complexー

デジタル インクジェット、水彩 東京にある歴史的建造物と周囲の街並みを被写体としながら、デジタル写真と水彩画の技法を併用して都市のダイナミズムを表現した。画像処理によって生成される輪郭線は実在しないものであるが、人間の脳はその1本1本に固有の意味を付加し、形あるものとして認...

滝 謙一

リペア済みのアパート群

デジタル インクジェットプリント 1960~70年代に建設された公営住宅も時代の流れと共に取り壊しの運命と思われました。しかし公営住宅の建て替えは耐用年数を経過(70年)しないと建て替えが出来ないのが現状で、補強を行い建物の延命を図っています。この独特な補強方法に着目してタイポロジ...

狩野 明茂

Visions

デジタル インクジェットプリント モノの表面に現れた色彩・造形の美しさを撮影した。また同時に「写真の常識」に対して解体・検証・再構成を試みた。

松田 哲也

野球場 ー時代の変遷とともにー

デジタル インクジェットプリント 再編騒動を経て各チームの個性が強まった日本の野球界。その舞台である野球場も時代とともに姿を変えつつある。そこで「球場の今」を自分の目で確かめるべく、プロ野球12球団の本拠地球場を巡った。撮りためた写真を並べてみると、建物の構造や設備、周囲の...

福田 邦久

起きあがる利己的な線 ー水平・垂直と私の関係ー

デジタル インクジェットプリント 2点を最短で結ぶと直線になる。自然界には直線はほぼ存在しない。直線であり続けることは、とても不自然なことなのだ。利己的な直線は、万物が従ってきた重力に逆らい、上空を目指し上へ伸びはじめた。起きあがった線の欲望が満たされることはない。もっと...

南 泰隆

鏝絵のまち

デジタル インクジェットプリント 鏝絵とは、左官職人が漆喰を鏝で作った造形物でそれには「火状と福を招き邪を払う」という願いが込められている。この作品のテーマは「先人の左官職人が残し願った想いを写真で表現することである。」またそのコンセプトは「鏝絵のまち」を撮ることだ。1年...

水谷 学

Strange bird

デジタル ポスター印刷 シュリーレン写真のように、光の屈折などにより、被写体が本来の姿ではない姿になっていくことを念頭に入れ、千里川の土手を飛ぶ飛行機を撮影した。無意識下のなかで蓄積されているイメージを打ち砕き、思いもしないイメージを再構築することが、今後の撮影にも良い影...

笹島 為典

紋 ー大地の行方ー

デジタル インクジェットプリント 私が住む茨城県の田舎町。農業が中心だったかつての面影はなく、特に畑の遊休地が目立つ。そこでは雑草が生えないようにとトラクターで耕す作業だけが繰り返されている。私はいつしかそうしてできた畑の土の模様に美しさや愛おしさ、儚さを感じるようになっ...

高林 直澄

シュプール

デジタル インクジェットプリント 長年通い続けている白馬を舞台に、私なりの白馬の世界を表現した。白馬に通い続ける理由を求めながら、その魅力に感じているものを撮影している。

鈴木 基文

transfer house

デジタル インクジェットプリント 本来動くはずのない家がもしも動いたら、通常の窓からは見えるはずのない、ありえない様な風景が見えてきました。これらの作品は写真が持つ特徴である真実性を活かし、常識では考えられない様な住宅のシチュエーションを表現しています。常識や本質から外れ...

尾山 直子

終わりのない対話

デジタル インクジェットプリント 私は在宅医療の看護師である。患者の人生の終わりに訪れる数年間をそばで過ごしていると、自然と私と彼らの間に多くの対話がうまれる。医療者は<側にいる他人>だからこそ、彼らにとって家族には話せない想いを語れる存在なのだ。彼らとの対話は、この世か...

藤田 翼

そのさきのせかい

デジタル インクジェットプリント その先にある、まだ見ぬ世界へ飛び込んでいく4歳になる娘との日常。ありふれた毎日の中で生まれた感情も、一緒に見た景色も、どれだけ忘れたくないと思っても、どれだけ忘れてほしくないと願っても、時が経てばほとんどが記憶から消えてなくなる。私は何か...

田中 美緒

先に何があるかなんて知らないけど、きっといつかそのうちにどこかでネジ飛ばす

デジタル インクジェットプリント 日常生活で感じる窮屈さや虚しさから生まれる、この世界から飛び出したいという無意味な願望を叶えようと試みた行為の記録です。

木脇 伸

街路 ー都市の表情ー

デジタル インクジェットプリント 街路の真ん中に立って、前方の風景を取捨選択無しに丸ごと掬い取ることによって、被写体の放つ視覚的情報が示すその場所の成り立ちを、予断を排して読み取ろうと試みたものである。これらの写真を群として眺めた時、それぞれの場所は次第に匿名性を帯び、共...

本間 卓弥

気 ー団塊の今を記憶の一瞬として捉えたー

デジタル インクジェットプリント 生き方も現在の立場や過去の仕事にも共通項目は少ない。光が当たって見えている部分からその人の今を捉え、過去は影及び見えていない部分から幾多の経験や困難を乗り越えた事実からかもし出されるその人「らしさ」又は本質を本人の意とは別の個性とし感じら...

島本 千恵美

繕う日々 ー縫製工場。職人一家の生き方。ー

デジタル インクジェットプリント 古い縫製の町工場。古い道具、シワだらけの手は黙々と手作業だけでものづくりをしてきたという証。現代ではあまり見られなくなった、同じ空間に職場と家庭がある職人一家の生き方を見せたい、写真というカタチで残したい。そういう作品です。

森岡 剛洋

余白と境界

デジタル インクジェットプリント 京都大学吉田寮。一人ひとりの独立した個性が緩くつながり共生している。一見、便利で快適さを拒否しているようにも見えるが、対話によってつながり創造される居心地のいい空間に惹かれていろんな人がここを訪れていろんな話をしていく。ここに身を置いてみ...

山本 美里 【学長賞】

ここにいるよ ー禁錮十二年ー

デジタル インクジェットプリント 子供の学校に付き添うようになって5年。ここでは必要な時以外、私は透明人間として生きている。実際には見えていてもそこにはいない人だ。徐々に麻痺していく感覚。私は自分の存在を確かめたくて写真を撮った。全国の公立特別支援学校には826人の透明人間が...

下良 隆彦

45リットル

デジタル、インクジェットプリント 我が家から毎週月曜日に収集される容器包装プラスチック。これらは、ビニール袋に詰められて回収場所に出される。毎回45リットルの袋が1個である。この中に入っている物を撮影して視覚化することとした。そこから見えてくるものは何なのであろうか。152個の...

鳥塚 徹

BEGINNINGS ーわたしの中にあって、私より先に蠢いているものー

デジタル インクジェットプリント 光の粒を捕えて固定するときは、そこから先を見るよりも、むしろその手前にある夏の始まりに遡ろう。そこから、いまだ言われざるものや、つくられざるものが生じるからである。

渡邉 昌俊

戦友達のポートレイト

デジタル インクジェットプリント 古屋は独特な色味と風味を帯びて美しいと感じます。これらは50年間前後風雪に耐えて造られた風格です。この期間は人が社会に出て働き始め、老後を迎えるまでの長さに相当します。人は健康管理をして長生きできるように、住宅も所有者の整備如何で家の状態は...

由宇 芳上

異化する都市 ーガラスの記憶ー

デジタル・フィルムC/R、デジタル銀塩プリント ガラスの映り込みの中に現代都市のレイヤーを発見する時、私の脳内に特異的な“抗原抗体反応”が生じる。この作品は、頑丈な建物の内部では、不気味なモノがいまにも崩れ去りそうに積み重なり合っているという現代社会を表現している。なにか呻き...

加藤 みお子

弁天島じかん

デジタル インクジェットプリント 一年前、急遽この島で暮らすことになった。当初は不本意だったが、高階層からの眺望や散歩中の何気ない景色は、時間の経過と共に光を浴び色を変え、常に変化しつづけるおもしろさに気付くこととなった。日本でありながらヨーロッパの港町のような違和感、不...

齊藤 愛里

monochrome

デジタル インクジェットプリント 被写体は全て日用品で撮影場所はリビングです。光と重なり合うことによって作り出されるフォルムに興味を持ち、別のものに変容していく様子を表現しました。何気ない日常生活も光をまとうことにより新しい世界が生まれます。平凡な毎日が少し煌めく幸せな時...

松岡 弘子

ただ白く、此処に

デジタル インクジェットプリント 白という概念への憧憬から、はじまった。色を持たないということ、何もないということ、そして空間があるということ。わたしからとても遠く、つかまえがたい存在である「白」を表したいと思った。オブジェクトが持つ色や姿のディテールを薄めても、なお残る...