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北村 さずは 【学科賞】

明日

80×261cm 綿/反応染料/型染 漠然とした不安と、拠り所なく過ぎてゆく日々の心細さを表現した。なぜこの時代にわざわざ手で布を染めるのか。表現とは、作品とは何かと悩みながらも染料を布に滲ませる作業に没頭することで、常に抱え込んでいた不安や心細さからひと時解放されたのは皮肉な体...

佐藤 眞知子

山上の教会

125×86cm 麻・綿・絹・羊毛・アクリル/綴織 カトリック教会主催の聖地巡礼旅行に紛れ込んで訪れたイスラエルの教会です。シンプルな佇まいが印象的で、多くの感銘を受けたこの旅に感謝の意を込めて、主催した教会に寄贈したいと思い題材にしました。色数を多くして明るい雰囲気になる様にし...

岸 明日香

青い鳥をさがして ールリビタキー

着物 絹/酸性染料・天然染料/平織 ルリビタキの羽の色、ルリビタキが森の中にいるイメージを思い何色かの色を織り込みました。青い色に奥行きが出る様一段一段色を変え織り込みました。鮮やかな羽の色、森の中の木々や川、木の実等の色を表現できていたら良いと思います。経糸は一色、緯糸...

荒岡 聖子

ここからはじまる、ここから生まれる

300×106cm 絹/天然染料/絞り染 年に一度北海道に帰る。その度驚くことがある。地元ではワインを作り、ニセコなどではチーズ作りが盛んになっている。牧場ではショップが出来、広場には牧草ロールが置いてあった。この世界観を基にしようと思った。天然染料で黄色をベースにし、色を重ねて...

中村 ミカ子

繋ぐ

80×150cm 羊毛/酸性染料/綴織 泥濁な水の中から、すっと細い茎を伸ばし、その先端には大輪の美しい花を咲かせる蓮の姿は、見る者に大きな感動と安らぎを与えてくれる。蓮には、誕生、再生、繁栄、そして宇宙という意味があるようだ。その意味のように、大切な命の営みが穏やかな日々のもと...

小川 育子

手をつなごう

91×146cm 麻/反応染料/絞り染 幾可形態をモチーフにして、明るく楽しい作品を作りたいと考えました。円を線でつなぐことを繰り返して、仲間が増えていく様子を表しています。縫い絞ることによって、凸凹があってひとつひとつ異なる表情を持ったモチーフが生まれます。複数の色と表情で構成...

稲垣 順子

グロリオサ

150×300×130cm 絹/天然染料/絞り染 赤く細長い花びらに、かわいいフリルをもつ情熱的で優雅なかたち。咲きながら反り返り球状へと変化する不思議な花のとりこになってしまい、絞りで表現できたらと挑みました。

竹内 詩織

きらめき

115×245cm キュプラ綿交織/反応染料/ろう染 一見、なんの変哲もない岩石を厚さ0.03ミリまで薄く研磨したものを顕微鏡でのぞくと、そこには色鮮やかな美しい世界が輝いて見えるらしい。私も自分の中にある渦巻く想いを「きらめき」にかえて生きていきたい。

西村 花江

萌える ーお水取りー

130×90cm 絹・綿・麻/直接染料/絣・平織 東大寺二月堂での法会、お水取りは、正式に修二会という。二月堂を照らすお松明は練行衆への道明りである。この炎のお松明は荘厳で雄大でありこの光景を織物で表現したいと考えた。タイトルは祈りとしたがメラメラ燃えさかるお松明も今は、静かにや...

佐藤 けい子

紫陽花 ー明月院ブルーー

着物 絹/天然染料・酸性染料/平織 鎌倉にある明月院は「紫陽花寺」として知られており、梅雨の季節に澄んだ青色の紫陽花が目を楽しませてくれる。この青色は「明月院ブルー」と呼ばれており、経糸と緯糸の重なり合う色で表現したいと思いました。

在田 郁子

春のリレー

着物 絹/天然染料/型染 雪が融けた庭で最初に咲くのは小さなスノードロップ。それからクロッカスへとバトンタッチされて、スイセン、デイジ-と次々と花が咲いていく春の楽しさ、嬉しさを表現した。

大澤 朋子

島の彩り

着物 絹/天然染料/型染 沖縄・西表島でマングローブ林のヤエヤマヒルギに出会った時の「いつかこれを形にしたい」との思いが発端となり、どこまでもどこまでも連なるヒルギの支柱根をモチーフとし、染料には南の島の植物を用いることで、その思いを今回の作品で結実することが出来ました。

原田 有里

黄昏の紅

180×115cm 絹/天然染料/絞り染 あたりまえのようにやってくる夕暮れ。お互いに、今日も一日お疲れさまと、山の向こうに沈んでいく秋の夕日。刻々と変化していく空の色、心と体に染み込む冷んやりとした風に、季節の移ろいを感じる様を、絞り染で表現したいと思った。

奥 紗弥香

見えない世界

130×270cm 綿/反応染料・顔料/ろう染 「金魚はな三代でフナになる。美しくいられるのはビードロの中だけ。」好きな映画のセリフからイメージして作りました。群れて掬われ飼われそして捨てられる。けど、ここからが始まり。

高田 雅子

ヤモリは旅に出かけた ー島に来た 資源と天敵 街へ行こう ダンスPK戦 家を決めた 素敵な出会いー

170×260cm 綿/反応染料/ろう染 ある日、ヤモリが家にやってきた。直に見るまでは怖く、気味の悪い生き物だと思っていた。しかし、そのイメージもガラッと変わった。家屋のコンクリート化により見かける機会が少なくなり、人々がヤモリに抱くイメージも家守から爬虫類へと変化した。そんな...

望月 綾乃

輪廻

着物(振袖) 絹/天然染料・酸性染料/経糸捺染・平織 根を張り、枝を広げ、花が咲き、葉が落ちる。繰り返される命の営みは、見えるかどうかに関わらず、粛々と日々続いている。ふと樹の下で空を見上げると、陽の光に映し出された枝影を見ながら、地中の根にも想いを馳せる。その力強さを、糸...

藤田 優子

ふわり

着物 絹/天然染料/絣・平織 春の気配を感じる暖かくのどかな陽射しの空に、「ふわり」と舞う雪。転勤生活から、ようやく地元に戻って来た3月末のある日、ビルの最上階の窓から見えたのは、雪が地上から舞い上がり浮遊する風景でした。春、新たな生活が始まる期待感と春の陽を黄色に乗せて...

鶴田 真理子

美しい糸を一本の帯に託す

帯 綿・絹・麻/天然染料・酸性染料/組織織(鵞鳥の目の変形・綾等)・平織 美しい光沢と色の糸を組織織を入れて帯にしたいと思いました。刈安・ビーツ等で染めた綿、絹糸やタッサー柞蚕白・薄黄色糸で緯縞模様を作り、最後に制作した帯はタッサー柞蚕をインド茜で染めて緯糸にしました。ス...

松浦 紀美子

仰ぎ見る富士 ー光沢のある葛布の魅力ー

130×160cm 葛・絹/天然染料/平織・同口の引き返し技法 そびえる富士山、一年中緑のお茶、温暖な地に実るミカン、青い海と空どれもが静岡を連想させ心が安らかになる。「生成りの葛布の富士山」を中心に、郷土掛川(静岡県)に伝わる葛布を藍染めにして、光沢のある暖簾を織った。素材づくり...

園田 美貴子

マイ ライフ タペストリー

130×190cm 綿・羊毛/酸性染料/綴織 昭和・平成・令和と私も三時代を生きようとしている。思えば年号の変わり目あたりに自分の生活の変わり目も重なっていた。生まれ育った大阪、千里ニュータウン。家族。青春。結婚し子育てをした自然豊かな長崎、佐世保。多くの出合いと喜びを得た。自分...

樋野 萌以

花路(着物)、萌(帯)

着物・帯 絹/天然染料、/織(花織) 着物のイメージは台湾のランタン祭りで、ランタンから生じる様々な光の色を表現しました。帯は日本の四季折々に咲くたくさんの花の色を表現しました。4年間素晴らしい環境で勉強することができ、感謝の気持ちで一杯です。今まで多くの人と出会った思い...

谷口 万里子

彩りの庭

着物 絹/天然染料/絣・平織 我が家には数年前からアジサイやバラなど、少しずつ花を増やしてきた庭がある。この何種類もの花が最も彩りよく咲く6月の庭を着物に表現したいと思った。草木染で濃淡合わせて8種類の絹糸を染め分け、大きな経縞と細かい経縞の組み合せに緯絣を入れて花の模様を...

佐藤 朋子

わたしは今、きみが見た2000年後の空を見ている

215.7×107cm 綿・竹/天然染料・感光剤/サイアノタイププロセス いま腰機を使えるのは、二千年前から命を繋ぎこの機道具を伝えた人がいたから。その命の連なりを感じながら私の命の時間を緯糸に乗せて織った布。その緩やかな時間(布)の上に、命の瞬間瞬間を太陽で焼き付けた。刻一刻と変...

秦 淳子

さあ、踊ろう

126×182cm 綿/反応染料/ろう染 昆虫のような形をした花びらをくねくねと絡ませ、青空の下ゆらゆらと体を揺らしながら、シベを手のようにいっぱいに伸ばし、キラキラと四方に光を発し、踊るように咲く真っ赤な彼岸花の群れ。そこには透明感の中にざわつきも感じさせる不思議な空気が漂う。...

増田 耕造

IMADEGAWA ST ー2019年/色と形ー

190×280×0.35cm 綿・合成繊維/建て染め染料(スレン染料)等/布象嵌 自分が表現したいものは何かと考えた時、目をつぶると一瞬浮かんだ色や形がある。それを表現しようとしても思うように描けない。それは以前、目にしたものと考え、街を歩きいろいろと観察してみた。見慣れた風景でも新鮮...

酒井 尚美

水面(みなも)

着物 絹/天然染料/絣・平織 子供の頃からずっと眺めてきた琵琶湖、何故かその水面を眺めていると心が落ち着く。身近にありすぎて見過ごしてきた琵琶湖のその時々の美しさを緯絣のずらし技法で描く。緯糸をずらすことによってできる多様な円形や絣のずれの面白さを水の動き、水面として着物...

加藤 奈津子

海音

着物 絹/酸性染料・天然染料/ロートン織・絣 大好きな海を織で表現した。降り注ぐ太陽光、海底に広がる砂紋、気泡やきらめき…スノーケリングやダイビングで潜って見て感じた景色を織り込んだ。

鈴鹿 萌子

古今の掛け物 I-V

140×250cm 麻/天然染料/組織織・絣 古布や古画、しみのついたコンクリート、錆びたトタン板…時を経たものに心動かされる。時間に思いを馳せているのか、形やテクスチャへの興味か。後者を抽出できたとすると、何を感じるだろう。現代空間に現れる掛軸のかたちを借り、その平面の中で時の重...

藤田 伊佐子

淡い靄の中の木々 ーTrees in pale hazeー

100×140cm 綿/反応染料/ろう染 霞がかった木々と、折り重なった山の奥に見える木々が広大な森を形成し、その森林の中を飛遊する鳥が、動植物の共生を想像させるさまを表現した。

佐々木 恵子

こもれび

240×150×60cm 絹/酸性染料/平織・もじり織 森の中で感じる光や、木々をゆらす風を、織物で空間的に表現。枝葉の間からさし込む光がさまざまな緑色を生み出す様子を、吊るした10点の織布が重なり合い、お互いが影響を及ぼして透けて混ざり合う色の効果をねらって空間をデザインした。部分的...

南波 美帆

着物 絹/天然染料/絞り染 物体上に見えている線は、表面が寄り集まることによってできている。鉛筆で引いたような線ではない。そんな溝による線に魅了されたところから始まる。そこで皮膚のシワを表現した。まるで皮膚を羽織っているような不思議な感覚にできたらと思い着物にした。

川田 保子

冬はつとめて ーステンドグラスをモチーフにしてー

着物 絹/酸性染料/型染 ガラスが光を通してきらめく様子を、型染で表現しようと一年間とりくんできた。絹地に染めたステンドグラスは、早朝の空気を思い起こさせる。きっぱりと冷たい冬の朝。その潔さに心惹かれてタイトルとした。

天野 いづみ

Hanalei, Hawaii ーBubble, Colorful Fishes, Hibiscus, Parasol, Pineapple,Soft serve, Sunsetー

アロハシャツ 7着 綿/反応染料/型染 カウアイ島ハナレイ湾の泡立つ波、浜辺に並ぶパラソルやハイビスカス、夕陽等。小説「ハナレイ・ベイ」をイメージしてアロハシャツを制作した。

真砂 広美

万華鏡 ープリズムー

90×200cm キュプラ綿交織/反応染料/オリジナルテクニック 染色した布は、光や角度によって、表情が変わります。色は心の言葉であり、暖かさや温もりを感じる色・寒さや冷たさを感じる色などがあり、気持ちをコントロールする性質が多くあると言われています。幾何学模様に切った染色布を、...

蕨根 葉子

ambibalent ー相反する感情ー

280×270cm 羊毛/酸性染料/織り・縫い・編み 白か黒、右か左、善と悪…日々の暮らしで生まれた、相反する複雑で単純な感情を、卒業制作の作品として昇華させることに挑戦した。4種類の羊毛を32色に染め、混ぜ合わせ、手紡ぎすることで深みと動きを持たせた。それにより、入り混じる複雑な感...

桑田 知佳

水面

300×200cm 麻/天然染料/絞り染 沖縄のきれいな海でも、さまざまな環境問題が発生しています。地球温暖化による海水温の上昇や、人間の活動が、海で生息するサンゴにはストレスを与え、死んでしまう『白化(はくか)』現象が起きています。いつまでも綺麗なサンゴ礁の海であり続けてほしい...