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原山 敬子

キノウフク・ノラギ

180×180cm 綿/天然染料/ノラギ:平織/端裂見本帖:型染・絞り染・ろう染 畑を借り、藍を育てている。小さな種に土と水と太陽が加わり生み出される青のグラデーション。この藍で糸を染め、布にして野良着に仕立てた。先人が伝える直線で作る機能的な仕事着である。古来から人は自然と会話...

安土 まい

たまる、かわる

200×140cm 麻・羊毛/直接染料/綴織 黒と正反対の白。悪いことも見方を変えれば良い場合もある。自分の中に溜まる感情は、消えることを望んでも無くならないのだと思った。ならば受け入れて、一緒にいる方法を探していきたい。

中井 玲子

いろどり I ―希望―

219×91cm 綿/反応染料/ろう染 モチーフはハクモクレン。固い殻を破って、春、いっせいに咲きほこる。ぽってりとしたフォルムの花たちは、白い鳥が天に向かっていっせいに飛んでいく様にも見え、その姿に圧倒され、その美しさに心奪われた。静かな、力強さを、希望のいろに変えて。

松原 由布子

「しろがねの芒こがねの日を捉ふ」  ―森山夕樹句集より―

着物 絹/天然染料・酸性染料/絣・花織 すすきのしなやかな姿と群生する美しさをテーマに、春の瑞々しい緑から、秋に日を受けて金色に輝き、白い棉となり揺れるさまを表現した。糸を染め、括り、織っていくにつれ、長い間あたためていたイメージから次第に離れていく感覚があったが、同じ者...

神谷 惠美

桃はな・色めぐり

着物 絹 / 酸性染料・天然染料/平織 鮮やかな桃色に染まる雲や空に見とれることがある。その一瞬で変化してしまう色が、あたりに咲く花と語り合う様な情景に惹かれていた。桃色の花、一つ一つの表情をすくい上げ、着物にしてみたいと思った。絹糸の輝きを感じながら染め、絹糸の力強さを指...

岸本 知子

群舞

170×120cm 綿/反応染料/ろう染 2017年、夏の夜。高知市で開催されたよさこい祭を見学していた際、今まさに踊り始めようとしているチームの姿が目にはいった。それは音楽が鳴り始まる瞬間を待つ静寂と緊張が次に始まる躍動を想像させた。前につき出る肩、指先や足先、背中や太腿の筋肉を衣...

渡邊 麻衣

雪の花

着物 絹/酸性染料/絞り染/着色抜染 私がこの大学に入学したきっかけは、着物好きが高じて、自分で着物を染めてみたいと思ったからです。私の好きな板締め絞りは絹には不向きな技法だとは思うものの、この学校で学んだことと、着物を染めたくて入学した自分の思いを形にすることが出来たと...

芝宮 留美子

花筏

91×218cm 綿/反応染料/ろう染 水面に散り流れる桜の花びらを筏に見たてた「花筏」を表現した。花びらは流れの中で、形を変えながら塊となっていく。その様々な花筏を描いた。

湊 優子

Life of life ―美ら珊瑚―

72.7×290.8cm 綿/反応染料/ろう染 モチーフは沖縄産地研究で出会った美しい珊瑚のカケラ。白い布を張り透明になった蝋で一気に描こう。乳白色の模様にエッチングを施して蝋染めのホワイトワークは美しい。一期一会(絵)。やっと会えたね。

髙取 知穂

SEASONALLY ―春・夏・秋・冬―

120×120cm 麻/反応染料/組織織・はさみ織 四季をテーマに季節ごとに移り変わる身近な自然の景色を、組織織を中心に模様・色等で表現してみました。 それぞれ「新緑が芽吹き桜が咲く春の里山」、「穏やかで陽光溢れる夏の瀬戸内海」、「山全体が色とりどりに染まる秋の里山」、「山の稜線の...

浅見 さつき

らっかせい

90×125cm 綿/反応染料/型染 モデルは、中国産の落花生である。仕事帰りにスーパーで出会った。形と模様に特徴があり、まるで腰を曲げた人の様に見えたため、写真に記録した。写真を白黒反転コピーして、拡大。それをトレースし、落花生一莢づつの型を作成した。直感で型を布地に並べて、直...

舩橋 実知子

春光

73×182cm 綿/反応染料/ろう染 明るく柔らかな春の陽光と、それに向かって枝を伸ばし、一斉に咲くハナミズキを描いた。形のある花は蠟染の手書き技法を、形のない光や空気の表現には円形の型押し技法を用いた。どちらにもぼかしにより、極薄の色を染め重ねた。さまざまな線と形、色が重なっ...

杉本 みゆき

精彩

100×218cm 綿/反応染料/ろう染 野草には花屋で売られている花にはない素朴さや強さがある。ビルが建ち並び、自然が少ない都会にあってもコンクリートのわずかな隙間や、石垣の割れ目など過酷に思える環境でも根を張り花を咲かせる粘り強さがある。岩の隙間に咲く花々を実物よりも大きく描...

笹倉 ヱミ子

光と風の大地 ―アラスカ ホーマーの春―

200×200×50cm 綿・絹・麻・羊毛/直接染料・酸性染料・天然染料/綴織・裂織 アラスカ・ホーマーに息子夫婦が永住して25年たつ。二人の子どもを育ててくれた土地と友人たち。訪問するたび「宇宙の偉大さ」に感動する。感謝をこめて綴れ織りでホーマーの風景を製作した。二枚の法被はその地に...

伊多 優子

kasaneru

120×110cm 麻・綿/顔料・直接染料/ほぐし織・絣・組織織 経糸はほぐし織りで「ひなげしの花」を型染。緯糸は組織織りと絣で円のかたち。技法ごとに違った模様を重ねた。色を黒と白の2色にすることで重なる模様のおもしろさ、距離を変えることで見えてくる模様を発見する楽しさ。そんな不...

山口 智佐 【学科賞】

夕ばえ

着物 絹/天然染料/絣 南の島へ織物を見にいった帰り、台風がやってきた。小さなプロペラ機は、煽られながらガタガタ空に昇っていった。やっと雲を抜けたとき、すべてがピンクに囲まれていた。空は夕ばえに染まっていたのだ。

井坂 弥生

神ともにいまして ―栄光・信頼・平和・回心―

175×180×90cm 絹・綿・麻/天然染料/手花織(両面縫取織)・緯糸浮かし織(片面縫取織)・板花織(両面縫取織)・組織織 司祭が典礼祭儀で着用する祭服の一部であるストラを制作した。典礼暦年には白、赤、緑、紫などの固有の色が定められていて、祭服などにその色が用いられている。その...

北村 淳子

私が染める 点・線・面

210×210cm 綿/反応染料・スレン染料/オープンスクリーン・絞り染 平らな生地の上に奥行きのある表現を絞り染でカタチにしたいと思った。自宅で制作できること、オリジナリティがあること、展示をした際に見栄えがすること等…。卒業制作の諸条件を自分なりにクリアしていった。地染をしては...

小松 智子

竹取物語

着物 絹/酸性染料/友禅 日本の物語の祖とも言われ、幼少から慣れ親しみのある「かぐや姫」の世界を表現した。改めて竹取物語を熟読すると人間世界の機微が感じられおもしろい。構図は遠景に山並みを置き、竹林、居所、五つの難題の詠も取り入れ考えた。また、物語に出てくる京都、奈良、明...

栗山 勝由里

うずのしゅげ

90.9×145.4cm 麻/反応染料/スクリーンプリント うずのしゅげは光ってまるで踊るようにふらふらして叫びました。「さよなら、ひばりさん、さよなら、みなさん。お日さん、ありがとうございました。」そして丁度星が砕けて散るときのようにからだがばらばらになって一本ずつの銀毛はまっしろ...

永井 和枝

漂う

200×100×15cm 絹・麻・綿/天然染料/平織・はさみ織 まっすぐに立ち昇っていく香りが、さりげなく周りの環境を変化させながら漂っていく様を表現しました。

安間 真理子

春かすむ富士

着物 絹/天然染料/平織・引き返し織 富士山の麓に生まれ育ち四季折々の変化とその存在の偉大さを感じてきた。澄み切った真っ青な空と雪をかぶった厳しい冬の富士も好きだが、厳しい冬を越した桜の季節の富士も美しい。雪をたたえつつ穏やかに桜色に霞む優しい富士の姿を表現した。

上野 博美

園生 ―なかまとみるけしき―

120×150cm 羊毛・麻・金糸/酸性染料/紋織 日本語の文字自体の美しさと、文字でありながら文字が集合体として表れたときの造形美を感じてもらえればと思います。園生は学生が集う楽しい学舎の風景です。

菊地 智美

幾何学的構成

81×83cm 綿/反応染料/型染 作品と鑑賞者との距離や立ち位置、鑑賞者の視点を変えることで見えるものが変わる、目の錯覚を意識した作品。

小池 純世

暮らしの中で感じる“野”

72×120×150cm 綿/天然染料/ブロックプリント 人工物にはない自然物の線の美しさ、猛々しさ、濃度、気配、彩り。木版の繊細且つ存在感のある線で表現できたらと挑戦しました。

佐藤 利一

CONFLICT ―自然×科学技術―

146×146cm 綿/反応染料/型染 人は一度、便利なものに慣れると引き返す事が出来ず、それ以上のものを求める。しかし求めれば求める程、自然の原理を侵食し、これでいいのかと問いながらも次のステップへ進んでいく。これが、成長していく人の姿であって止めることは出来ない。この人類の永...

小林 あゆみ

経年

200×125cm 紙・絹/酸性染料・天然染料/組織織 多くのものは時が流れることで、その姿を変えていく。変化の様を帯状の裂(5種類10枚)を用いて表した。中心の裂2枚から左右に模様と色調を変えた裂を4枚ずつ配している。全体では年輪を表現した。一般的に組織織や綴織は綿・麻・ウール等を素...

近藤 恵美

言魂にうながされ ―『クレーの絵本』から―

270cm×175cm 絹/天然染料/絞り染 「きいろいとりがいるから すべてのいろとかたちとうごき せかいがある」「どんなよろこびのふかいうみにも ひとつぶのなみだが とけていないということはない」(『クレーの絵本』パウル・クレー(絵)谷川俊太郎(詩))彼の詩にうながされ作品をつ...

丸山 玲子

火 ―陰陽五行思想でみる情念の世界―

サイズ可変 ステンレスワイヤー・バインド線・綿・麻・毛・ナイロン・羊毛・古布・ガラス玉・発泡スチロール/直接染料・酸性染料/オリジナルテクニック 古代中国の自然哲学の陰陽五行思想では、森羅万象全てを「陰・陽」と5つの元素「木・火・土・金・水」で説明できるとしている。誰もの...

渡辺 達郎

Elephant Festival

120×150cm 羊毛・麻/酸性染料/綴織 春にインドで開催されるゾウ祭。その祭のゾウをモチーフにカラフルで明るく、ハッピーな世界観を表現しました。

岩田 智代

根拠のない安心感

131×94cm 綿・羊毛/酸性染料/綴織 ありのままを受け入れたい・受け入れられたいという渇望から、自ら描いたものを元に糸を染め織り再現する行為で心に落とし込んできた。時として残酷で苦しい社会を前期に制作した金鶏の要素で構成し、そこに横たわるパートナーを適応の象徴として存在させ...

小田原 加容子

闇を纏う人、折れた翼へ届く光

サイズ可変 絹・紙・水鳥の羽根/ 天然染料・天然顔料/オリジナルテクニック 自分達の利便性や利益の為に絶たれる命がある。人は知らないうちにそんな命の闇を纏っている。自分達のエゴのために捥がれてしまった翼や命、それらに報いる為に、私達は何が出来るだろう?捥がれた翼、夢や希望...

竹田 尚子

こんぺいとうのぼうけん

36.4×420cm 和紙/アクリル絵具/型染 こんぺいとうが主題の創作絵巻物。同じ形がひとつもないこんぺいとうを個性と捉えて表現の対象としました。こんぺいとうは自分でもあり、大学で学ぶ仲間を描いています。様々な背景の日常から飛び出し、大学で切磋琢磨して自分の好きなものや強み・苦手...

倉本 昌子

朝靄 あさもや

着物 絹/酸性染料/平織 今回の卒業制作・着物に関しては、朝靄をイメージしてデザイン。初夏の朝、未明からの霧が立ち込める中うっすらと朝日が昇ってくる様をイメージ。草稿の段階で普段は無彩色が多い為、明るい色を使用しようと考えた時、朝空の穏やかな雰囲気の色を表現したいと朝日を...

山田 真理菜

木漏れ日シャツ

72×462×20cm 綿/反応染料/型染 部屋の窓から見える木漏れ日の風景をテキスタイルデザインにしました。6枚のシャツで時間帯ごとにバリエーションをつくり、木漏れ日の変化による揺らぎを表現しています。