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2017年度 卒業制作・卒業研究 作品・論文集

卒業制作展・卒業生に寄せるメッセージ

卒業制作展

■会期
 2018年3月11日(日)~3月18日(日) 11:00~18:00(最終日は16:00まで)
■会場
 京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 人間館、ギャルリ・オーブ、芸術館
■コース別出展者数
 芸術学コース41名、歴史遺産コース25名、文芸コース24名、
 和の伝統文化コース24名、日本画コース67名、洋画コース53名、
 陶芸コース31名、染織コース49名、写真コース32名、
 情報デザインコース36名、建築デザインコース54名、
 ランドスケープデザインコース29名、空間演出デザインコース15名、
 芸術教養学科46名

卒業生に寄せるメッセージ

「2017年度卒業・修了生制作展に寄せて」
京都造形芸術大学学長 尾池 和夫


だれでも、いつでも、どこでも学べる芸術大学という言葉で始まる京都造形芸術大学通信教育部は、18歳から入学できる大学の課程であり、入学試験はなく、大学受験資格を持つ方が立場を超え、地域を越え、分野を超えて集うことのできる課程で、日本で最初に誕生した通信制芸術大学で、4年制の学部と大学院修士課程があります。
 今までに卒業した皆さんの先輩の、最高齢は96歳、ギネスブックに認定された世界最高齢の学士です。皆さんはそのような伝統のあるコースを選び、みごとに学部卒業あるいは大学院修了という、ゴールを目前とする地点にたどり着いた方たちです。一人ひとりが努力の末にたどり着いた学習の成果を結集して、大学院・学部合同の卒業・修了制作展となったのです。
 晴れてこのゴールにたどり着いた喜びを、今、皆さんはかみしめながら、そこに至る人生を振り返っておられることでしょう。ご家族の支援、みずからの苦労とさまざまの工夫、時間のやりくり、制作のための場所と資材の確保、会心の作を完成するまでの試行錯誤、きりがないほどの言葉がそこに浮かび上がることと思います。
 今、皆さんはそれぞれの入学の時の思いを記憶から呼び起こしてみておられることでしょう。そして、その時から一段と大きくなった自分の姿に気づかれたことでしょう。卒業あるいは修了制作の中で、また卒業論文を執筆する中で、卒業し、修了された後の人生のデザインが、今しっかりとできていることと思います。これから、「藝術立国」の精神を身につけた社会人として、ますますのご活躍を期待します。
 京都造形芸術大学通信教育部airUキャンパスのウェブサイトには、2004年度以来の、制作者本人の掲載許諾が得られた卒業制作作品・卒業研究論文(要約)があります。皆さんもぜひそこに作品を残していただくとともに、本学の出身者として後進へのご支援も、よろしくお願いします。



「未来の大地」
京都造形芸術大学通信教育部長 上田 篤


皆さんの晴れやかな笑顔満開の春がやってきました。
つい先日までの寒さや緊張感を乗り越え、
卒業・修了という大きな花を咲かせるに至りましたね。
皆さんが追い求めた「芸術する心」の挑戦と成果に、
心から敬意を表し、ともに喜び合いたいと思います。
おめでとうございます。

ここにある作品や論文のすべてが、
時に我々を味わい深く魅了し、時に我々を圧倒します。
背景は異なりながらも志を同じくする仲間とともに、
仕事や家事という社会人ゆえの苦難を乗り越えながら、
ひとつひとつの個性豊かな成果を積み重ねましたね。
不揃いの地層ですが、それがなんとも力強く、美しい。
これまでの過程を思い返すと、心から感動を覚えるとともに、
ここで満足しない皆さんの次の挑戦が楽しみでなりません。

皆さんがこの先全国で積み上げる芸術的創造の集積こそが
本学の掲げる「芸術立国」の大地を形成するものに他なりません。
通信教育部が歩みをはじめて今年で二十年を数えますが、
我々もより一層元気に、「芸術する心」を育む場であるとともに、
新しい夢への出発点として皆さんを見守り続けます。
安心して、今まで以上に思い切り、次の一歩を踏み出しましょう!

豊かに、刺激的に、そして何より健康に、
これからの人生を存分に謳歌されることを心より願っています。