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滝田峯子

輝く花

着物 絹 / 天然染料 / 絞り染 毎日少しずつ布を絞って、絞り上がった時の喜び、これからどんな色に染まる のか。でき上がりを想像して染色。糸を解く時のワクワク、ドキドキ感。これ を味わいたくて、絞り染をやめられない私です。

三上悦子

竜宮 ―抽象的な模様を図柄にした振り袖型のタペストリー―

165×135cm 絹 / 天然染料・酸性染料 / 緯絣・浮織・そえ織・かぶせ織 着物にする予定でしたが、時間の都合でタペストリーになりました。まだらに 染めた緯糸が織ると全く違った表情になるので楽しかった。もっと違った素材 の糸を使うとおもしろかったと思う。

山縣礼子

INUTABI ―臨む・漂う・憩う―

116.7×264cm 絹・綿・麻 / 酸性染料・反応染料 / ろう染 旅する犬の物語、略してINUTABI(犬旅)。希望に満ち、一歩を踏み出 す時(臨む)、悩み、前が見えない時(漂う)、過ぎ去った日を振り返る時(憩 う)。私の半生を共に旅する犬に託しました。

藤本朋子

光を目指して/光を辿って

90.9×150.8cm 絹 / 天然染料 / 絞り染 病気で体が思うように動かなくなった時、暗闇の中に一筋の光を目指して、で きること、楽しむことで心身の回復をはかることにした。失った物もあるけれ どその光を辿って行くうちに、できていたことを取り戻せたり、新たな物を得 ることができ、少...

相京由理

Re:03

着物 綿 / 天然染料 / 絣・平織 物の寿命は使う人間によって変化する。何十年も前の物を使い続けている人、 壊れたら直して使う人、用途を変えて使う人、あるいは壊れてもいないのに捨 ててしまう人。人間に左右されてしまう物たちの魂が昇天する様を描きました。

渡辺洋美

lineism

319×182cm 綿 / 藍染 / 絞り染 染めることをはじめた時の新鮮な気持ちに戻り、やっぱり藍と白のコントラス トが好き! という思いをたくさん込めた。糸で絞ることで生まれるオリジナ ルの方法を模索し制作した。

髙木慎太郎

冬夏―Blue connect―

121.2×80.3cm 綿 / 反応染料 / ろう染 青色がベースとなる冬と夏を四季から選びました。冬の代表として結晶を散り ばめ、夏の方では、オモダカという水生植物を配置しています。季節は真逆、 色は同系統で制作してみました。背景には、今回こだわった、クールなイメー ジで構成している...

𠮷田 遊

ドットの世界 ―1枚の型紙でつくる―

300×41×6cm 絹・ナイロン(チュール) / 酸性染料・顔料 / 型染 1枚の型紙を使い、柄を繰り返す、型をずらす、上下を逆にするなど、型染で しか出来ない表現を追究しました。さらにチュール生地を同じように染め、何 枚か重ねることで奥行きを作り、生地が作り出す不思議なドットの世界...

長谷川眞由美 【学科賞】

うつろう

245×180cm 綿 / 反応染料・スレン染料 / 絞り染、他 縫い絞りの着色抜染作品。染料が重なり合うことで生まれる色の変化と幾何学模様 の形の面白さを縫い絞りによって表現した。不安な気持ちで入学した6年前の私。そし て、染めることが大好きな今の私とこれからの私。卒業の年に還暦を迎...

村上美津代

一瞬と永遠

260×145cm 絹 / 酸性染料 / ろう染 ルーブル美術館にあるニケ像という立体造形物を平面という二次元に落とし込むこと の意義を少しでも表現できただろうか。布というマチエールに封じ込められたニケの、 風がおこるたび衣の裾がふうひららと柔かく同調する様が、一瞬の美しさを永遠に留 ...

川瀬佳世子

いのち抱くもの

83×200cm 綿 / 反応染料 / ろう染 染めるとは、自然の命から色をいただく事と、サンプル染めをして思い知った。 以来、染めに留まらず、ありとあらゆるものに改めて“いのち” を感じている。 鳥の前に立つと、その羽毛は限りない宇宙そのものだ。いのち抱く鳥の“いの ち” の宇宙はどこま...

皆川和泉

たんぽぽ

着物 絹 / 天然染料 / 平織・絣 普段は目立たないのに、すっと茎を伸ばして花を咲かし、ふわっと白い綿毛を 蓄えて再登場し、遠くまでたくさんの思いを飛ばす。ふと感じる季節の一瞬、 美しいと思ったこと・ものを、自然の色や言葉を借りてこれからも表現したい と思います。

森岡ふみ子

記憶 ―実体のないものを表現する―

100×100×3cm 綿・オーガンジー / 反応染料 / ろう染 記憶とは今まで生きてきた証であり、自分の中に蓄積されて行くものである。しかし、中には忘れてしまったり、また、別の記憶とすり替わることもある。それ程、記憶とは曖昧なものだ。思い出すことで自分の記憶が作られ確立するのである...

大矢小百合

輪 ―La Ronde―

345×150×24cm 絹 / 天然染料 / 絞り染 雨が水面に描く波紋。憂鬱な雨の日に美しいと眺めた波紋からイメージを広げ ました。

日比美由起

はじまりのはな

着物 絹糸・紙糸 / 天然染料 / ずらし絣・平織 春 蓮華草の花が田んぼ一面に咲きはじめる。淡く小さく、そして力強い花を経糸で、 どこまでも広がる蓮華畑を緯絣で、きらきら輝く絹糸と、美濃和紙の紙糸で織った。絹 紙布は、旅立った人に出会えそうな、穏やかな陽射しとなり、迷っても...

日吉珠美

緑と青 ―直線と曲線―

180×180×100cm 綿・麻・毛糸・ナイロン / 直接染料・反応染料 / 綴織・組織織・平織 色と形、それらを探し、発見し、表現する。そんな数年を過ごした。好きな色はさらに好き になる。今まで見過ごしてきた色に、はっと心を摑まれる。一本の線が思いもかけぬ形を 作る。自分の手がそれま...

川口由美子

心躍る

着物 絹 / 天然染料 / 絞り染・友禅染 厳しい寒さからやっと暖かくなり桜が咲き始めるころ、なぜかわくわくする。 新たな始まりとして、心躍る気持ちを桜に託して作品を制作しました。染めは 天然染料にこだわり、絞り染も友禅染もしています。

𠮷田真理

明日へ ―日暮れの時に―

着物 絹 / 天然染料 / 平織 伝統工芸展を見た帰り、空を見上げて込み上げるものがあった。大病をして死にかけ、 好きな事をやろうと気付けば大学に来ていた。糸を染めては感動し、染めた糸で布を 織っては感動した。この世界に出会わせてくれて、同じように感動する友に出会わせて くれ...

勝見美登里

カピバラ温泉

110×200cm 綿 / 直接染料 / 二重織 カピバラをモチーフに、大画面で迫力のある作品を目指した。その佇まいや表情の不思 議な魅力を表現するべく、カピバラたちが「我も我も」と湯船に集まりゆず湯を楽しむ様 子を描いた。二重織の特性を生かして裏面も鑑賞可能にし、色が反転するだけで...

森 和香

木の布

60×90×7cm 手績み紙糸・手紡ぎ木綿 / 保多織・しじら織・平織 かつて日本では、多くの家庭で自らの衣類や寝具をまかなっていた。モノにあ ふれた現代生活の中、あえて少し前の暮らしに立ち戻ることで感じるモノがあ ると信じ手を動かしてみる。棉から紡ぎ、紙を績む。触り心地の良い布を...

新藤眞知子

着物 絹 / 天然染料 / 絣・花織・平織 麦は「のぎ」という穂先が空に向かって伸びていきます。実っても空に向かっ ていきます。早春の日差しを浴びた青い麦、実る頃は少しぼやけてきた穂先が ひらいてきて「のぎ」も短くなります。晩春の頃、風が吹くと波打ってみえる 畑に、太陽を受け...

伊藤和江

押し寄せる

160×100cm 絹 / 酸性染料 / 友禅染 今感じている気持ちを表現した。多くのものごとが少しずつ形を変えて勢いよ く迫ってくるありさまだ。そしてそれは途切れることなく続き溢れ出ている。

田中東子

英国の物語 Tales of England ―Bouncing rabbit/Dreams of sheep/Creeping cat―

90×170cm 絹・麻・羊毛 / 天然染料・他 / 組織織・綴織 記憶の中にある英国の印象風景を、織物で物語にしてみました。秩序のある組 織織の美しさと緯糸を埋めることで絵の世界を広げて行く綴織。描く世界は自 由に溢れています。一枚綴り終わると次の物語が浮かんできます。

金子麻子

思い込み以上錯覚未満

着物 絹 / 反応染料・天然染料 / 平織 縞の追求。動きのある縞。平面と奥行き。錯覚と立体感。シャドーとハイライ ト。グラデーションとマット。補色と挿色。見えると隠れる。

根木由美

花の雲 ―満開の桜の花―

着物 絹 / 酸性染料 / 平織 『花の雲』は桜の花が一面に満開になるさまを、雲に見立てていう、俳句の春 の季語である。桜の花びらを、白色・薄桃色・濃桃色、枝を薄茶色、葉を薄緑 色、そして花びらの隙間からのぞく空を水色で表し、その6色の糸を使い、3 色の経糸と6色の緯糸で、目の...

興松敦子

鼓動 ―火の島の響き感じて―

110×110×70cm トウモロコシの皮 / 天然染料 / バスケタリー 今でも日々噴煙を上げ続ける桜島は地球が生きていることを体感できる山であ りそれは地球の鼓動を感じパワーを貰うことの出来る場所である。そんな桜島 を身近な自然素材であるトウモロコシの皮で糸を作り、編むことで形にした...

市橋洋子

あったか布団で初夢を! ― 一富士二鷹三茄子―

160×185×30cm 麻・綿・キルト綿 / 直接染料 / 表地:裂織・綴織 裏地:平織 想い出のある布を生かすことや、布を始末するリサイクルに関心があり、裂織を選んだ。 日常で使える物を制作したかったことと、裂織が防寒具として用いられた歴史から、か いまき蒲団を考え、蒲団から“夢”を連...

直 佳子

老木

90×180cm 羊毛・麻 / 酸性染料 / 綴織 長い年月をほとんど変わらない姿を保つイブキの木がある。このイブキの持つ 特有な空間を表現したいと考えた。幹を中央に配し、それを、移ろうイブキの 葉と四季の草木が取り囲むことで、老木固有の時の流れを、さらに、生活者で あり、観察者でも...

濵﨑美登理

アジサイ

123.4×164.6cm 綿 / 反応染料 / ろう染 梅雨の時期の花が咲いている紫陽花、葉が色づいたあじさい、いろいろな種類 やいろいろな色合いをそれぞれ一つの中に入れ、それらを合わせました。移り 気な団結です。

佐藤雅子

植物園の残り福

130cm×180cm 綿 / 反応染料 / 型染 京都府立植物園のマザーツリーである高さ20mほどの巨木「フウの木」をモチーフとし ました。特に晩秋の候、もみじが終わった後に見られるフウの紅葉は見事で、鮮やかに 色づいたその美しさは「植物園の残り福」と言われています。黒く大きくうねった枝...

皆川照美

ワルツ

着物 絹 / 酸性染料 / 友禅染 ジギタリスの斑文は様々なモチーフをつくりながら釣鐘状の花の中でまるで音 楽を奏でつつ、ここかしこに舞っているようだ。

丹伊田真貴子

ふつふつと

91×146cm 綿 / 反応染料 / 型染 粘菌は不思議な生き物だ。胞子から発芽すると、細胞分裂を行いながら網目状に成長 し、十分に成長したのちに胞子を擁する粒状の子実体に姿を変える。そして、ここぞと いうときに胞子として飛び出していく。この愛らしくも不思議な粘菌から着想をえて、得...

加守田満美子

Flowers

着物 絹 / 酸性染料・天然染料 / 平織・絣 お花を扱う仕事をしています。年中あるお花もありますが、季節によって入荷するお花 も様々で、季節の移り変わりを感じさせてくれます。お花をアレンジすることと布を織る ことは似ている気がします。どちらも色の組み合わせで様々な表情に変化...

説田富美

輝 ―混沌から生まれ出る生命の奇跡―

着物 絹 / 天然染料 / 平織 混沌から生まれ出る生命の奇跡の輝きを表現しようとした。赤は大地の混沌を、 緑や青は深海の混沌を意味し、誕生した命を光で表現しようとした。大自然へ の畏敬の念を込めた作品である。

佐々木文枝

優游涵泳

着物 / 帯 綿 / 反応染料 / 型染 海と魚をモチーフに水中から水面の向こうの光を求めるように見上げている景色を表 現してみた。水の透明感を出すためにオパール加工を施した。帯は海藻柄。タイトルの 意味のように「ゆったりとした心のままに、じっくりと学問や芸術を深く味わうこと」...

大北晴美

HA・NA☆HA・NA

91×337cm 綿 / 反応染料 / 型染 四季を感じ自然界の中で生長するHANA達。その生命力は、人の心に元気と感動を 与えてくれる。HANAのカラーには、生命力も感じる。筆で描く楽しさとリズム感を型 染めで表現。HANAからHANAへのメッセージを自ら受け取りHANAの不思議な POWERを心に刻み、...

淺井 歩 【学科賞】

カーチバイ(夏至南風)吹かば

着物 綿・麻 / 天然染料 / 経緯絣・平織 カーチバイが吹くと八重山に夏が来る。熱い風に揺れながらユウナが次々と花を開き、オ オゴマダラがふうわりと舞う。思えば、太陽と星の光に心が浄化されたのも、島人の後押し で三線を始めたのも、仲間と古典民謡で切磋琢磨したのも、この季節。...

井上待子

織姫

着物 絹 / 天然染料 / 平織 七夕生まれなので「織姫」をやってみたかった。でも、2年前に挫折しかけた。そんな時、以 前住んでいた住宅が壊されると聞かされた。庭に父が七夕飾り用の黒竹を植えてくれて いた。何とかしなくてはと、夏・秋・冬の黒竹を緯糸に染め、経糸に住宅周辺の春の...

吉田千冬

宝珠

着物 絹 / 天然染料 / 平織・綴織 玉葱の外皮を染料として媒染を変えた山吹色、黄土色、茶色などの染め糸が美 しいので、それらの糸を中心に作品を制作した。裾にあしらった宝珠は玉葱の 生気から生まれ出た玉葱宝珠で、靄にかすんで見え隠れしている。

松本真由美

Bifrost

着物 絹 / 酸性染料・天然染料 / 平織 雨の後、空を見上げると虹を発見した。淡い曇り空に掛かる虹は太陽からの光 で奇跡。そんな、「あ、虹だ」と思う淡い気持ちを表現しました。又、この作 品が自身の成長の架け橋になる事を願って。

飯田恭子

街路樹

100×156cm 綿麻 / 反応染料 / ろう染 冬の日の街路樹。ふと見上げると一見異様に見え、目を疑ったが、その枝ぶり は剪定と成長を繰り返した跡が絶妙なバランスをもち、息をのむほどの美しさ と力強さを持っていた。通りすぎる景色の中にこの姿を見つけられた事を大切 にしたいと思い作...

今村真奈美

四季 うたかた

200×200×200cm 絹 / 酸性染料 / 組織織 気付けば冬が終わり、春が来た。そしてまた夏が過ぎ、秋がやって来る。巡り 行く季節。繰り返される日々。それでも、今日と同じ日などない。

平田裕子

海の蛍 ―めぐる季節、そして春―

130×180cm 絹 / 天然染料 / 絞り染 東日本大震災から7年。18000を超える犠牲者のうち、2500以上の方が行方不明のま まである。広い太平洋のどこかで故郷を想いながら今も寂しく眠っているかと思うと、せ めて蛍になって家族や友達の元に帰って行かれれば、と願わずにいられない。そんな...