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2016年度 卒業制作・卒業研究 作品・論文集

卒業制作展・卒業生に寄せるメッセージ

卒業制作展

■会期
 2017年3月12日(日)~3月19日(日) 11:00~18:00(最終日は16:00まで)
■会場
 京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 人間館、ギャルリ・オーブ、芸術館
■コース別出展者数
 芸術学コース22名、歴史遺産コース30名、文芸コース25名、
 和の伝統文化コース32名、日本画コース56名、洋画コース40名、
 陶芸コース29名、染織コース31名、写真コース47名、
 情報デザインコース35名、建築デザインコース47名、
 ランドスケープデザインコース31名、空間演出デザインコース26名、
 芸術教養学科36名

卒業生に寄せるメッセージ

「2016年度卒業および修了のゴールを迎えた皆さんへ」
京都造形芸術大学学長 尾池 和夫


 「だれでも、いつでも、どこでも学べる芸術大学。無理なくマイペースで学べる、充実のWeb学習。拠点は京都・東京2つのキャンパス。通学部にひけを取らない、質の高い学び。在学中も、卒業後までも、ずっと仲間とともに学びつづけられる環境づくり。取得できる資格も充実。」と今、京都造形芸術大学芸術学部通信教育部のウェブサイトにあって、皆さんの後輩を募集しています。皆さんはそのような通信教育部のコースを選び、みごとに学部卒業あるいは大学院修了という地点にたどり着きました。大学院・学部合同の卒業・修了制作展の開催、また『卒業制作・卒業研究 作品論文集(学部)』の発行という、皆さんのゴールを飾る時期を迎えられました。
 晴れてこのゴールにたどり着いた喜びを、今、皆さんはかみしめながら、そこに至る人生を振り返っておられることでしょう。ご家族の支援、みずからの苦労とさまざまの工夫、時間のやりくり、制作のための場所と資材の確保、会心の作を完成するまでの試行錯誤、きりがないほどの言葉がそこに浮かび上がってくることと思います。
 科学と技術と芸術の分野の特徴と役割を私はいつも考えています。自然科学は、ひたすら自然を観察して分析し、社会科学は、ひたすら人類を見つめています。芸術家は、ひたすら、この世界にただ一つしか存在しない作品を残すために研鑽を重ねます。科学や技術の分野では、誰かがかならず同じ理論に近づく仕事をしますが、芸術家の作品は、その人でなければできないという絶対的な特徴を持っています。例えば、アインシュタインがいなかったとしても、誰かが相対性理論を発見したことでしょうが、ピカソの『ゲルニカ』はピカソがいなかったら生まれないのです。皆さんの目指す芸術の世界の、何事にも代えられないすばらしさが、そこにあるのです。
 現在の通信教育部のアドミッション・ポリシーには、「それぞれの生きる場にありながら他者と協力して問題を考え」「地域、年齢、職業を超えた交流を積極的に推進」「柔軟な思考で未来を切り開く意欲」「人類の芸術遺産とそれに関わる学術的営みに敬虔であり、かつ文化芸術の当事者たらんとする意志を備え」というような言葉が並んでいます。皆さんが学習してこられた過程の中で、大学もさまざまのことを学習して成長していくのです。
 卒業あるいは修了制作の中で、また卒業論文を執筆する中で、卒業し、修了された後の人生のデザインが、今しっかりとできていることと思います。これから、「藝術立国」の精神を身につけた社会人として、世界のさまざまな場所での、皆さんのますますのご活躍を期待しています。
 また、京都造形芸術大学通信教育部サイバーキャンパスのウェブサイトには、2004年度以来の、制作者本人の掲載許諾が得られた卒業制作作品・卒業研究論文(要約)があります。皆さんもぜひそこに作品を残していただくとともに、本学の出身者として、後進へのご支援もよろしくお願いして、2016年度の学部卒業および大学院修了のお祝いの言葉といたします。



「輝ける思考の軌跡」
京都造形芸術大学通信教育部長 上田 篤


皆さんの晴れやかな笑顔が似合う春がやってきました。
ここにある論文・作品の全てがそれぞれに輝きを放ち我々を惹き込みます。
ご卒業・修了、おめでとうございます。

皆さんの偉大な挑戦に心から敬意を表しともに喜び合いたいと思います。
志を同じくする仲間との切磋琢磨や楽しい思い出もあれば、
学業と仕事や家事との両立という社会人ゆえの苦難もあったでしょう。
私は卒業生・修了生のことを思い返す時、まず論文や作品が頭に浮かびます。
同時に蘇るのは、ともに試行錯誤し、過ごした時間です。
躊躇、疑問、葛藤、自分と向き合い、様々に思考の軌跡を重ねましたね。
入学時には思いもよらなかった軌跡を描いた方がほとんどではないでしょうか。
その挑戦こそがここまで皆さんを育み、今後も背中を押し続けてくれるでしょう。

芸術的創造の喜びを胸に旅立つ皆さんを見守りながら、
いつでも顔を出してもらえる暖かい通信教育部であり続けることを約束します。
だから安心して、自信を持って、次の軌跡を刻み始めてください。
全国各地からの元気な知らせを楽しみにしています。

豊かで、ちょっぴり刺激的な、
これからの人生を謳歌されることを心より願っています。