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角野 久美子

漂(■ルビ:ただよ)い ―南の海に想いを馳せて―

着物  絹/天然染料・酸性染料、絣・平織家族みんなが大好きなサイパンの海。海の中は暖かく透き通っている。海の底は毎回行くたびに変化しているが、魚たちは、いつも変わらず、私たちを出迎えてくれる。色とりどりの可愛い魚たちを緯糸の絣で、海を経糸の藍染絣の濃淡で表現し、海中に射す...

五十嵐 睦榮

コップの水

100×180cm  綿/直接染料、絣・平織北斎の『神奈川沖浪裏』のように「止まった時間の中で物が動いている」そんな表現をしたいと考えている。転倒したコップから水がこぼれ、ジワーッと時間の経過と共に滲(■ルビ:にじ)みだしていく。そんなありふれた日常のひとこまを切り出してみた。ベー...

奥山 彩子

レイス

100×176×30cm  綿/スレン染料、絞り染日常に紛らわした思いは、ふとした時に染み出してくる。そしてあっという間にのみ込まれてしまいます。普段意識の下に隠されていた思いが表に現れてくるような、にじみ出てくるようなイメージを持って制作をしました。

鈴木 玲子

123/123=1

200×500×100cm  羊毛・ポリエステル・綿・レーヨン・ストロー・ビーズ、フェルト・刺繍20/123+17/123+47/123+16/123+23/123=123/123=1

春日 民子

わたしの青春 ―mountain(朝日連峰)―

114×280cm  綿/反応染料、型染社会人山岳会に入ってました。その当時の心境と登山が寄り添ったんだと振り返って思います。登山そして仲間がいて今の自分があると言っても過言でありません。良き青春時代でした。山は天候に左右されるし自然界の厳しさは甘いものではありません。山を介して...

ロエーレケ 由紀

心象 ―Something-great―

260×160cm  綿・絹・繭/反応染料・酸性染料、ろう染・独自技法植物の葉脈と手の甲に浮かぶ血管の形状が同じと気付いたことから引き起こされたイメージ。微生物を含め、カビも大腸菌も人間も動物も植物も、同じ基本原理4つの遺伝子の組み合わせでできている、起源は一つということだ。それ...

北岡 悦子

漕行 ―未来へ―

着物  絹/天然染料・酸性染料、絣・平織・組織織海や川に陽が映り光の道があらわれる。波が押し寄せ、光輝く部分や陰になる部分など常に水面の表情は変化していく。まるで自分の人生のようだ。激しい波や雨風の時も凪のように穏やかな時もある。その様々な波を乗り越え未来に漕ぎ出す様子を...

吉田 桂子

one

100×245cm  羊毛・麻/酸性染料・直接染料、綴織踊り、揺れながら、エネルギーを吸い込み、放つ。私の中のたくさんの私は様々な場面の中で変化し、一つの私となって現れる。

鳥谷 幸代

あしたへ

屏風/160×320cm  綿/反応染料、型染うばゆりの実が大きく口を開き、その種が風に乗ってどこまでもどこまでも飛んでいく様子を表現しました。山野に咲くうばゆりは実が大きく、その種の数も驚くほどたくさん詰まっています。新しい土地で再び芽生え、あすにつながることを祈りつつ…。

国吉 真理

Whispering in the wind

196×98cm  綿/反応染料、ろう染妖精 ― それは、無限の空間を自由に遊ぶ精霊たち。見えないけれど、そこにいる。風のなかに、水のなかに、森のなかに。私は想像してしまう。ふわりふわりと踊る姿を、クスクスと笑う姿を、ヒソヒソとイタズラの相談をしている姿を。そんな愛らしい妖精達の...

縄田 紀子

ギンリョウソウ乱舞

72.9×90.9cm:3点  麻/反応染料、型染 ギンリョウソウ(銀竜草)は深山の中で4〜8月頃に花を咲かせる以外にはその姿は地上では見られない。人目につくことも少なく短い時を生きる。慎ましく変化していくその姿は、地上での生を謳歌し乱舞しているように見える。

高橋 洋子

ユズリハ

91.0×233.4cm  綿/反応染料、型染ユズリハの新芽は勢いよく出て、輪状に羽を広げるように成長していく。同時に真っ赤な葉柄は散っていく時まで力強さを感じさせる。そんな時期の命の輝きを表現したかった。

井出 京子

命脈

189.4×91.0cm  綿/反応染料、ろう染栽培している植物の根が、枝分かれしながら深く広く伸びる様子に、植物の持つ生命力を強く感じた。それと同時に、私もこの植物と同じように、この世に根を張り、時には絡まったり途切れたりしながらも生きているのだと改めて実感した。この時の印象を、地...

布施 昌子

始まりはここ

153×125cm  羊毛/酸性染料、綴織私の染織生活は、ここ瓜生山から始まりました。スクーリングでは、一つ一つ色や形の違う落ち葉を見つけることが楽しみでした。落ち葉は、土を育て新たな芽吹きを支える「再成」をイメージします。ここから始まり、さらに続いていくことを落ち葉の姿を借りて...

狩野 しず

染めかさねる

着物  絹/天然染料、絞り染嵐絞りを使った着物を制作した。全く染めない所や絞らずにただ染める所を加えることで、嵐絞りの柄がより映えるものにしたかった。染料は、嵐絞りを紅花、ストライプをコチニールで染めた。

瀧川 知子

宙響 ―Sympathetic Resonance―

80×184cm  絹/酸性染料、絣・平織深遠な夜空に静かに現れ、光の粉を散らすように膨らみ、揺らめき、やがて夜闇の静寂の中に消えてゆく…かつて北欧で見たオーロラの体験を、織りで表現しようと試みた。手製の波杼をずらしながらランダムな波状の緯よろけを重ねることで、決して手中に掴めな...

三好 千佳

230×230cm、他  麻・羊毛/天然染料、綴織体に残る傷跡。治りにくい体質のため、今もなお少しずつ成長を続ける厄介な存在である。ある日、傷に貼っていた治療テープを剥がし、光に透かして見てみたところ、そこには植物のようにも見える、自由奔放で生き生きとした跡が刻まれていた。醜い傷...

井上 妙

古代からのささやき

130×130cm  綿/天然染料、組織陽の力をかりながら時のながれとともに趣・風合いを感じさせる染料柿渋。その姿に魅了され、過ぎ去る歳月とともにこれから向きあっていく、わが織の技にも磨きをかけていきたいという思いをこめながら…『創』 ―つくり はじまり― である。

堂薗 重光

一経枝織草木染糸布 ―草木の息吹―

160×130×200cm  綿・麻/天然染料、平織・オリジナル技法草木から抽出した色の質素な艶やかさをそれぞれの糸が織り成す色で表現し、四方に広がる枝布で草木の息使いを表現してみました。

土谷 尚美

夢遊

着物  綿/直接染料、絣・平織醒めない夢の中で遊ぶように織り続けた。そろそろ夢から醒める頃。醒める前に思い出を集めて織り上げた。大地から空へ色鉛筆で線を引くように、緯糸の色をかえながら織ると、たくさんの色が生まれてくる。たくさんの出会いと思い出をくれた夢に感謝。