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青野 馨

躍る

162.1×130.3cm  シナベニヤ板、岩絵具・水干絵具・墨・ジェッソ・モデリングペースト夏の山路。夕立が通り過ぎた後、アゲハの群れが程よく湿った地面に降りて、夢中で吸水していた。好奇心に駆られて不用意に近づくと、蝶たちは一斉に舞い上がった。大自然が織りなすこの感動的な光景を目の...

岡本 弘和

石山縁起絵巻「亀山法皇 石山寺参詣」模写

33.8×124.7cm  、石山寺に旅をした。自分の感性と引き合った瞬間に「石山寺縁起絵巻物」が描く対象となった。偶然にも等しい出会いから何度も会話を交わし描き進めるが、画面はとても気難しく思い通りにならない。なぜか自分の人生とオーバーラップする。それだけに時間と労力を惜しまず取り...

岸 和子

復元国庁にて 2014

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨朝もやのかかる復元された国庁は、風雨にさらされた古色の体である。建物は、いにしえの技術と知恵を今に伝えているが、同時に、古くなり壊れていくことも証明している。まわりの木々や草も生まれ、朽ち、変化していく。2014年初夏の美しさの中に...

山地 恵美子

ノクターン

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・金泥・砂子樹齢百年を超えるという長藤、朝靄に浮かぶ姿に思いを馳せました。「一緒に観に行きましょう」と約束した弟はその年に急逝…。翌年、彼を想いながら夢中で写生をし、そして今回、最大限のサポートを戴いてきた上司に心からの感謝を籠め...

野中 まり子

晩夏蓮想

130.3×162.0cm  紙本、岩絵具・水金・金泥夏の終りの蓮池は緑青の花托やドライになった花托が揃い、代赭、碧玉、朽葉色などに染まり行くやれはちすは水面に潔く頭を垂れるもの、繊細な皺をたたみ優雅な姿を創るもの、自由自在の造形は強い生命力を放つ。蕊を揺らす花托は手を差し伸べる仏、...

谷内 静

シフクノトキ

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具1日の終りにお風呂に入って、身体も心もほぐれる、そんな至福のひとときを絵にしてみたいと思いました。湯気あふれるお風呂場の暖かさと私の心の暖かさが、これを見ている人に伝われば最高です!

久原 美津子

開日

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・ピグメント(粉末)うつむく人に安らぎを感じさせ、前へと向かう人の背を押す、そんな作品を描くことが私の理想である。そのためにはまず自分がちゃんとしていなければならない。この作品は、これからの生をより良く充実させるよう、自分自身の...

小山 喜子

華の舞

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具木蓮の花の中で妖精が覗いて居るかのごとく、個々の花の形と花びらのリズミカルな動きに魅せられました。春に先駆け鮮やかな色を放ち、紫木蓮の華の精霊が「私を見て!」と言っているような、凛とした気品や豪華な華やかさを描きたいと思いました。

池町 麻依子

いのちのきらめき

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・鉛筆・色鉛筆身近な自然と猫達。太陽に導かれ伸びやかに生きていく、前向きな意志と勇気のメッセージ。

細井 直喜

厳根(ごんこん)

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具埼玉県東松山市の岩殿観音、正法寺にある大銀杏。根回り11m、推定樹齢700年を越える。特に根の張りが素晴らしく魅力的である。この圧倒的な姿は、優しさと力強さを分け与えてくれ、厳かな気持ちにも感じさせる不思議な木であった。

長谷川 ひろ子

悠悠 ―茶畑千年の時を刻む―

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具京都和束町の茶畑です。鎌倉時代に栽培が始まり、千利休も愛飲したと伝わる。まさしく京都の茶文化を支えた茶処。うねるような連なりは美しく、畑の中に香る風は爽やかで凛としていた。お茶はどれだけ人の心を和ませて来たことでしょう。この風景に出合い絵が描...

髙木 ひろ子

静と動 ―先人を尊ぶ松、影向の松―

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具・墨・銀箔菩提寺である善養寺の樹齢600年の名木の松、神々しさがあり、見る人に生命力を与え、子孫繁栄と幸せを願い、横へ上へと松の枝は延びている。上へ延びている幹や松葉は、今までの「動」として、下の空間はこれからの「静」を表現している。

石橋 カヨ子

運命同化 ―年輪―

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具巨樹が大好きです。木は風雪、害虫にも耐え時代の運命にも晒されながら、その居場所で生命を育む。人間寿命が100年としてもその10倍、1000年は生存している巨樹もある。木は存在することによって生の光を輝かし大地に根をしっかりと張りめぐらし年輪を重ねて生き...

加藤 正代

春のおとずれ

162.1×97.0cm  紙本、岩絵具・水干絵具・銀箔木蓮は、毎年大きな花を咲かせて楽しませてくれる。春は花、初夏は新緑、秋は紅葉と色々な顔を見せてくれる。10月には、早、つぼみも3センチになり、冬の間雪が降る中でも静かにずっと春を待っている。一年を通して、四季折々の姿を見せてくれる...

玉川 千加子

KUSUKURI

97.0×162.1cm  紙本、岩絵具KUSUKURI、薬栗、くすくり。私が住んでいる場所です。30年前に移り住んだときには、ただ寂しいだけの景色と映りました。それを美しいと感じたのは田植えの季節でした。田に水が入り一面多彩な緑と青色に覆われて、空気さえも染めていました。そのときの感...

姜 華栄

水のまれびと

97.0×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・パステル・箔以前から、水の持つ時間や声のようなものに心をひかれていたので、今回「水」をテーマに選びました。水の性質は時に複雑ですが、水が巡って変化する一つの舞台のような空間を、心の靴の舟で漕ぐ時間を考えていました。この絵は自分の...

古家 由佳子

気配

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・砂子早春三月、若い雄キジが二羽、好奇心と冒険心をもって山里を探険しています。そんなある日、草陰から物音が。天敵でしょうか?それとも…?その音の先を見極めようとするキジの一瞬を描きました。そこには、不安と期待とが交錯しつつも、新た...

齋藤 千賀

仁淀川のほとり

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具高知には四万十川に並ぶ清流・仁淀川があり、川辺の町が私の故郷である。川岸間は250m程、川幅は30〜50mもあった。当時はこの清流を利用した手漉和紙の工場が多くあった。子供の頃、夏には一日中川で泳ぎ河川敷で遊んだものだった。今故郷は寂れてしまい面影もな...

仲川 鈴恵

立葵

130.3×162.5cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨別名「ツユアオイ(梅雨葵)」とも呼ばれ、下から咲きはじめ、頂上の花が咲くと梅雨明けとなり本格的な夏が訪れます。右に花の咲いていない株から左端は頂上の花が咲き、時の経過も表しました。

神先 智子

川 ―水―その大いなる意志―

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具川が流れて来る。水は刻々と姿を変え一瞬たりともとどまらず、決して戻らない。彼は自らの形を持たず、存在により変化(■ルビ:へんげ)する。そして彼は誰よりも自由だ。我々は彼なしでは生きてはいけないのだが、我々の命を奪う力も内在している。それは神の啓...

阿佐 鞠子

鷺池の朝

116.7×145.4cm  紙本、岩絵具晩夏。鹿さんが草を食む音が聞こえる静かな刻。私は腰を落ち着けて、無心にこの景色を眺めている。やがて、いつのまにかゆったりとした気持ちになっている。浮見堂にかかる橋までがのんびりと延びて見えてくるのである。

合田 瑠璃

幻想の森

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具森の中の大樹に寄り添うようにして住んでいる小さな生きものたち。小鳥やリス、トカゲ、雨ガエル、レースの様な美しい絹傘茸、白狐の盃、ほこり茸、風に舞い飛んでゆくたんぽぽの綿毛、高い枝に絡まっている烏瓜、そして一羽の梟。「幻想の森」は、自然と共に過...

鹿野 正博

豊兆 ―雪是豊年兆―

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具故郷は雪深い北国である。大地を雪が覆う。そのなかでじっと春を待つ母は今年卒寿を迎える。一人で春を待つ人には忍耐のなかで育んだ優しさと逞しさがある。社は静かに人々を見守る。凛とした雪景色の静寂感が好きだ。冬が厳しければ厳しいほど春に咲...

岡田 利明

彦火々出見尊絵巻「釣針を借りる場面」模写

32.4×90.9cm  、本模写本は小浜城主・酒井忠勝が徳川家光へ献上の際、御用絵師・狩野種泰(■ルビ:たねやす)に原本2巻を6巻にして模写させた。原本は江戸城火災で焼失、本模写本のみ現存する。模写作品は、兄の海幸彦(火照命)に釣針の借用を執拗に頼む山幸彦(彦火々出見尊)の場面で、魚...

荻野 富美子

里山のうた

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具小鳥がさえずり、木や木の葉や草花は陽を浴びて、生の息吹がみなぎっている。そして、輝きや織りなすものは、四季折々に違う。そのそよぎ・色・香り・音・味わいと、朽ちかけた小屋とが響き合い、私を別天地へと運んでくれる。

伊藤 正春

春の訪れ ―藪椿―

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具・墨冬が過ぎ、春が到来した歓びの気持を表現しようと思い、藪椿の木を描いた。早春の藪椿は幻想的なモネの「睡蓮」の絵を想起させるとともに、生というものを讃えているように思える。近年の人命が失われた多くの悲しい事件、事故に鑑み、命を慈しむこと、命が...

濵田 みつよ

癒しの空間

182.0×116.0cm  紙本、岩絵具・墨・金泥卒業制作として、一番好きな場所、世界遺産「熊野古道」参道の一つ「馬越峠」にある馬越公園の奥まった所にある滝を選びました。静寂な山間の中に流れている滝は、時には激しく、時には優しくまるで神が宿っているかのような流れである。滝を眺めてい...

佐藤 かおり

薄明

145.4×233.4cm  紙本、岩絵具・水干絵具真夏の照り付ける太陽の下、蓮は泥のような地や沼で咲いているにもかかわらず、花は白からピンク色と可憐でとても美しい。開花は早朝、日の出頃で、実際に見ることはできなかった為、このように咲いたらきれいだろうなあと想像をふくらませて描いた。

髙田 秀子

花火 ―天神祭船渡御風景―

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具濃紺色の大川を船渡御の船列が眩い光を放ちながら行き交い、大音響に見上げれば空一面に広がりやがてゆっくりと静かに消えてゆく花火。南の方にはライトアップされた大阪城が映え、その下方にも様々な花火が競うように打ち上げられる。十数年前の天神祭の日、初...

吉都紀 和美

ゆめみる

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具孫をモデルに未来への夢や憧れに満ちた子供の世界を描きたいと思いました。夢をずっと持ち続けてほしい、大きく美しくふくらませてほしい、それは私の願いです。回転木馬は子供時代に一度は乗ったもの、私達大人の郷愁をさそってくれるものです。子供...

笈田 正子

アジサイとシャカノイケ

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨ベランダの紫陽花の蕾から枯れるまでをスケッチし、京都精華町釈迦ノ池を合わせた風景を描いた。土に環った花は翌年にポッと可愛い蕾になって戻ってくる。その当たり前の繰り返しを観て幸せな気持ちになった。絵を見てくださる人に何かを感じても...

増井 捷宏

神戸

35.0×233.4cm、2枚  紙本、岩絵具・水干絵具・墨神戸ポートアイランドの北公園からモザイク、メリケンパークやポートタワーなどが一望できる。正面に神戸大橋の巨大な橋梁とフェリーターミナルが見え、橋の下を観光船やはしけが行き来する。そんな港の風景を横長の画面に描いてみました。

兒玉 佐枝子

ここに在る

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具・金箔・銀箔・胡粉唯々、岩絵具の美しさに魅せられて、私はここに在る。京都寺町のカフェの前に、唐突に「描いてもいいよ」とバナナの木が在る。明朗な陽光、通りぬける白南風(しらはえ)を思い描きながら、初めての大きな画面の前に座った。 ―深く...

山田 治則

紫陽華

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨京の町家での写生会での舞妓です。名は「まめ藤」です。顔はかなりアレンジしています。六月ですのでアジサイの花が髪飾りになっています。

中村 香

想う

116.7×182.0cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨ホワイトタイガーを描きました。モデルにしたのは動物園にいる、四つ子を育てた母虎です。彼女が子虎たちと接する姿や子離れの時期の寂しげな姿を見て、母性を感じました。白い虎の凛とした姿とともに優しさや、彼らを見て感じた穏やかな気持ちを...

川幡 紘嵩

映 ―午後の光―

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具いつも見慣れているヤツデと金木犀が池に映っている。ふと目にとまった午後の光がおもしろい世界をつくっていた。水と光をテーマに描いてみようと思った。

岡本 恵子

日常 ―目を閉じて感じる何か―

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・金泥古い木造家屋の一室の光景です。舶来の人形、果物と鬼灯、そして大正時代の和製のテーブルと椅子。ランプの灯りがつくる光と影のコントラスト、あたりに潜む得体の知れない何者かの存在を感じていただけたらと思います。肉眼で見えているも...

中澤 弘

山あいの村風景

130.3×162.1cm  和紙・木製パネル、岩絵具季節は6月下旬、田んぼには早苗が行儀よく植えられている。思った程山深い田舎でもなく、生活の営みが今も粛々と続けられている。そんなひなびた山あいの風景を題材にしたものである。自然のそれぞれのパーツを集め、緑に埋没した光景を如何に如実に...

福王寺 和子

中国の昔話『捜神記』・蒼い牛

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・箔『捜神記』の蒼い牛は、時の皇帝が数百人もの人に命じて伐り倒された梓の樹霊、その樹を奪われ、豊水の守神となった。今、私達は私利私欲のままに自然破壊をつづけている。蒼い牛は悲しみと慈愛に満ちた眼差しで私達を見ている。百年以上も人...

柴田 一昭

フラミンゴ

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具・アルミ箔動物か人物をテーマに卒業制作をしたいと思っていた。しかし未だにモデルさんをたのんで対面して描く勇気が無い。そこで長野市にある動物園に出かけていった。心の中ではトラを思っていたのだが、トラの檻を見てから、フと気が付くと目の前...

関根 豊子

希望

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨枝垂れるように、枝を広げて咲き誇る桜の花。それは、住宅地の庭先に立つ見事な一本桜である。自然は、季節の移り変わりの中でその姿を変え、何かを感じ、考えさせてくれる。この桜に魅かれて数年。自分自身の幾つかの思いを込めて制作した。