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馬場 惠子

現前成就 ―ありのままに―

162×200cm  綿/反応染料、型染・ステンシル自分の目の前に成立しているあらゆる現実をありのままに受け入れることは難しい。けれど、それが出来たらどんなに心が安らぐだろうか。そんな境地に至れたらと思う。平凡な私ではあるが、心を鍛えて、この人生を歩みたい。そんな精神性を表現して...

川畑 恵美子

Iwashi ―見ているようで 見ていないもの―

着物  絹/酸性染料、平織・ぬいとり織・絣私は鰯を見ているようで見ていない。自分の身体に取り入れることも多いのに、少し無防備な行為ではなかっただろうか。身の回りにものがあふれ、私たちは見るという行為がヘタクソになっているように感じる。鰯は食材であり、それ以外の何かを期待し...

宇井 暁

海のかけら

105×105cm  綿/反応染料、型染白い珊瑚のかけらをモチーフにして型染の作品を制作した。好きな服の色の組み合わせを参考にして、様々な角度から見た珊瑚を表現した。

穴山 惠美子

キュービックⅤ ―未知―

190×170cm  綿/天然染料、絞り染一片の菱形の組み合わせでできる立方体、又その組み合わせ方でいかようにも見える立方体の積み重ねの妙。あっちを向いたりこっちを向いたり。まだまだ未知の染色の世界を、海底の漁礁をイメージし天然藍で表現してみた。

髙槗 怜子

古都 ―Modernism-Katsura rikyu―

着物  絹/酸性染料・天然染料、平織・平織・絣古都を形成する古い建物の中で「桂離宮」に心惹かれる。簡素でありながら凛とした佇まいである。桧葺きの屋根・柱・板戸・障子等の縦横線の構成には伝統の中に新しさを感じる。屋根、板戸、障子等のモチーフを着物に配し、屋根・柱の色を染め分...

糸井 清子

月下美人

着物  絹/酸性染料・天然染料、ろう染・筒描き糊伏せ月下美人は咲き始めからその花びらを閉じるまでは僅か6時間程である。この満開に至るまでを観察していると、まるでこの植物が「命」を謳歌しているように思えてくる。ほとばしるエネルギーを感じて、あえて白い花を赤い色で表現した。

渡部 翔子

こもごも

132×174cm  絹・ラメ刺繍糸/酸性染料、綴織川に映った夕日と建物を見て、もう一つ世界があるように思えた。自分の理想とする世界とそうならない現実の世界が交差して存在する空間をつくりたかった。

赤澤 牧子

向こう ―アーチ三部作―

90×237cm  麻・羊毛/酸性染料、綴織入学後、学校の図書館で出会った写真集の中の一枚がプラハの白黒モノトーンのトンネルでした。それ以来、トンネルやアーチを題材にした何かを織りたいとの思いが、今回の作品に繋がっています。惹かれる思いを題に込めました。三点とも中欧ヨーロッパで、...

安江 容子

An American Legend

61×244cm  羊毛・麻、他/酸性染料、綴織アメリカ先住民が歩んで来た過酷な歴史や消え去ろうとする文化の中から生れた伝説を綴織の技法で表現しました。

田村 直子

楽想 ―バッハのアリアより―

110×210cm  綿/反応染料、型染バッハのゴールドベルク変奏曲のアリアの世界を物語のように表現した。旋律の流れを鳥と音符の形で、音の持つ響きを色彩で、この曲の時間と空間を表現したいと思った。

田谷 麻純

100×130cm  麻・羊毛・ レーヨン/直接染料・酸性染料・反応染料、綴織ひらひらと舞う蝶の姿に、自由で優雅な魅力を感じる。自然がつくり出す形や色の美しさ、おもしろさを、活き活きと羽ばたくように表した。

前田 良子

漆 赤と黒

着物  絹/天然染料、平織・絣漆黒の深い色の中に自分のイメージする椀のおもしろさを真紅で表わし、また椀に輝く光を白い曲線で表現した。経糸は薄い黄土色と黄色、赤と茶の縞に黒を重ねて黒漆が流れている様子を出した。いかに美しい曲線を織り上げることが出来るか、それをどのように着物...

社本 靖子

Together

180×120cm  羊毛・レーヨン/酸性染料・直接染料、綴織今―我が家にいる三世代五匹のワケあり「ねこ」たち。みんな個性が強く、優しくて、強い! 私もそうありたい。

柴田 啓子

桜萌え出づ

着物  絹/天然染料・酸性染料、平織・絣夫の祖父が60年前に道端に植えた2本のソメイヨシノは、春には見事な花を咲かせた。子供の成長と共に入学や卒業の記念写真の背景となった桜であった。昨夏、老木の桜は撤去されることになり、桜の緑葉と枝の生命力は、私の染材として再生される。

杉田 伊津子

小淘綾(こゆるぎ)

着物  絹/酸性染料、平織・絣樹々の緑を映して緑色に染まった川。水の動きが作り出す水面の揺らぎ模様は、遥か遠くまで果てしなく続く。そんな情景を色と亀甲模様の大きさの変化で表現しました。手前は青く大きな模様から、緑、黄緑色へと移るにつれ、緯糸が織りなす模様も次第に間隔を狭め...

松井 高太郎

菊 ―僕の思う日本の花―

90×175cm  綿/反応染料、型染菊という花は冠婚葬祭を始めとして、古くから日本人に愛されている花です。日本に数有る花の中で、僕の中では菊は日本を代表するような花じゃないかと思い作品にしました。

細川 光

Polyrythm ―異なるリズムとの邂逅―

着物  絹/天然染料・酸性染料、組織織1枚の平面に四つの異なる組織を織り込むことで、織による表現の可能性を探ってみた。幾可学モチーフをリズミカルに散らし、心の浮き立つような、軽やかな作品を目指す。

井上 靖子

茜空

135×185cm  絹/天然染料、絞り染夕暮れ時、ぼんやり西の空を見ていると黒雲の中から茜空が拡がっていった。雄大な雲の動きの中で太陽が見え隠れし柔らかな茜空に染めてゆく。見る間に変る一瞬を絞りと植物染料で表現した。

石橋 芳子

風光る

213×158cm  麻・羊毛・絹・綿/酸性染料・直接染料・天然染料、綴織太く高々と育った欅、狭い空間をくねくねとよじ登るようにのびた桜、伐採された部分を必死に繕ってきた老獪な楠、春を待つ公園の一隅である。長い年月を経て古色を帯びた木々の芽吹き前の生命力を裂布で、早春の空気感を毛...

金戸 潤子

南の海

着物  絹/酸性染料・天然染料、平織 絣沖縄やハワイなどの南の海が、淡いやさしい水色や濃い水の色があり、とても美しいのでそれを表現し、波の泡を絣で表現した。

鷲尾 美和子

水に月のやどる

130×205cm  絹/天然染料、絞り染・型染印象に残る風景の全体は表現しきれない。染め技法の力を借りて好きな風景の色だけでも表現したかった。空・水・空気・植物の自然から色を選んだので、今回は可能な限り天然染料で表そうと考えた。風景の色でどのように風景を表現するか。好きな言葉を...

綱本 由美子

凛舞

170×150cm  綿/反応染料、型染・ステンシル色・形・香りのいいユリは、古代から人々に愛され、さまざまな文化の中に取り入れられてきました。幾種類もあるユリの中で、私の心を引きつけるのは、力強く雄大なカサブランカであり、その白い大きな花びらはまるで人世を謳歌しているようです。...

利根川 幸子

蒲公英 ―闇の中のダンデライオン―

117×91×5cm  綿麻・アクリル板/反応染料・カチオン染料、型染都会のアスファルトの切れ目からも芽を出す生命力があり、ギザギザの葉は、ライオンの牙を連想させると言われ、「ダンデライオン」の英語名を持つ。3層の中から太陽の日をめいっぱい浴びて育つ蒲公英と暗闇(都会)の中でも逞し...

羽藤 淑子

迷流 ―時の流れのままに―

180×140cm  綿/反応染料、型染・スプラッシュ・金彩宿泊先のホテルの玄関からフロントまで続く細長い流線模様のフロアを前にして、頭の中に様々な思いがかけ巡った。染と出会うきっかけになった友禅流しの光景や絡み合う流線が自分の人生にも思えたのである。この思いを型染の力強い表現で...

村田 佳子

空 海 大地

着物  絹/天然染料、平織・絣ハワイ島の赤茶の溶岩大地、緑と赤の植物、どこまでも続く青い海と空、ふりそそぐ太陽の光…自然のコントラストの美しさに感動して、それを作品に表現しました。

齊藤 友子

新緑のゆらめき ―ラインⅡ―

着物  絹/天然染料、平織・絣初夏の一日、ふと見上げた木立は、新緑を風にそよがせ、陽光を受けキラキラ煌めくその姿は、あたかも水面を彩るゆらめきを彷彿させるものでした。着尺をキャンバスに見立て、そのゆらめき感を描き上げました。

横山 倫子

着物  絹/天然染料、平織・絣曲線に挑戦しました。

北井 敦美

となりあうもの

着物  絹/酸性染料、平織・絣テーマは生活の中で感じられた20のコトバ。コトバの感じ方は、毎日、時々、忘れた頃、ほんの一瞬だったり何度も繰り返したりと一定しない。そうした20のコトバを絣を使って色に置きかえ、着物の姿からとなりあうコトバの大切さに目を向けてみる。

岡田 朋子

this side・other side

180×120×10cm  綿/反応染料、ろう染顕微鏡や望遠鏡、普段気にもかけない排水口を覗いた時など、吸い込まれるような不思議な感覚を持つことがある。私がいるこちら側と私が知覚しているむこう側の世界は、視点が変化すれば見え方が変わってしまう。それは、場所だけでなく時間の経過にも言え...

梅村 まり子

たんぽぽ ―異界へ―

91×239cm  綿/反応染料、ろう染たんぽぽは、身近に存在する花の一つであり親しみがある。黄色の可愛らしい花を咲かせ、やがて綿毛となり飛び立つ。時には、コンクリート等の隙間にも根を張り、葉を放射状にのばし息づいている。こうしたたんぽぽの可愛らしさ・浮遊感・力強い生命力を表現し...

熊谷 尚子

自然の色にみる

着物  絹/天然染料、絞り染古い紬を淡い天然染料によって蘇らせたいと考えた。地染め後、鉄くぎと割りばしで作った独自の道具を用いた絞り染を色ごとに繰り返し行う。偶然に現れた鉄くぎの模様を組み合わせることで、時の流れや空間を、自然の色を重ねることによってほのかな光を表現した。

綾部 嘉美

Prominenceまたは陽炎

84×150cm  綿/反応染料、絞り染・ろう染私たち人の眼では直接見ることができない、はるか遠くのそらの光のにじみ。星々の光の色であり、元素の活動が放つエネルギーである。こうした光のにじみや重なりを、色が浸み込み合い、溶け込み合う美しさで表したい。そして、自然の振幅、繰り返し幾...

千代田 未来

木霊

245×36×36cm  紙布/天然染料・墨、絞り染大地からエネルギーを受け、樹木は育つ。樹木には「木霊(こだま)」が宿り、私たちに自然の恵みを与えてくれる。そこから生み出される「色」に、強い生命力を感じずにはいられない。

藤田 德子

望 ―健やかな成長を願って―

160×120cm  綿/反応染料、型染私たちの、地球の未来を担う子どもたち。その子どもたちが今、大人たちの勝手な争いや貧困にまきこまれて犠牲になっています。子どもたちを守るのは大人の責任であり、私たちの未来を守ること。そんな想いをこめました。モチーフは京都・白沙村荘と愛宕念仏寺...