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清水 由美子

春降る景 —春は何処から来るかしら—

着物  絹/天然染料、絞り染冬枯れの山々に、ゆっくりと春がやって来る。山肌を残しながら、色を変えていく様子は、雪が降るように、春の球が舞い降りて積もったようである。

中島 直子

蛻(もぬけ)

150×200×25cm  羊毛・ナイロン・竹の繊維/フェルティング脱け殻を残して、未来は飛び出した。羊毛と布が絡み合ってできるテクスチャーが、おもしろいと思った。

杉本 千代子

花火 —心象風景の—

230×175cm  麻・絹/反応性染料、絣光を孕んだ色彩の美しさ。消える前の沢山の星のようなあかり、あかり、あかり…。目を瞑ると走馬灯のように浮かぶ「私の花火」たち。古今東西さまざまな人のテーマにあがっているこの「花火」。私はこれをどこまで表現できるのだろうか—。織りという制限の...

北見 明美

一期一会

165×140cm  綿/直接染料、平織・浮き織・縫い取り織水面に落ちる雨粒が創り出す波紋は、幾重も重なり様々な水紋を描いては消えていきます。自然が織り成す文様は二つとして同じものはなく、見ていて飽きることがありません。その景色を3枚のタピストリーにしました。

井戸 豊子

雄紅 —yubeni—

190×180cm  綿/反応性染料、型染古くは紀元前から長い年月の間、飼育され、人々の暮らしに寄り添い生きてきた鯉の生命力。その生命力はどこか図太さを秘めた雄大さがあります。また、柄の繊細さと相反した極めて丈夫な体質にとても魅力を感じました。

粟野 令子

惑星 —木星と天王星—

140×155cm  絹・麻/酸性染料、絣色の波長と音の振動数が対応するという自然のバランスの不思議さに感動、又楽譜の読めない子供や障がい者の方々のための色楽譜の楽しさと合わせて目に見えない世界である音楽を形にしたいと思った。ホルスト作組曲「惑星」から木星と天王星の曲の一部を抜粋...

福田 由美子

流光

着物、帯  絹/天然染料、絞り染「水の流れと光」を抽象的に表現した。絞り染の持ち味であるにじみやぼやけた線のみで水の流れを表わし、その線と線の間に浮かびあがる白場で光を表現した。有機的な手仕事の跡を残し、簡素化に重きを置き余計なものを排除した。凛としたなかの癒しをイメージ...

播磨 一美

Sora.Umi.DNA —魚たちは空と海を構成するDNAである。—

185×85cm  綿/反応性染料、型染・ステンシル夏の海は白い雲が広がり、抜けるような青空は波に融ける。絵空事の魚たちは螺旋を描き、蒼空へと立ち登る。

竹内 和子

夕日が優しくつつむ海

着物  絹/天然染料、絞り染日本海に沈んでいく夕日。夕日に照らされ、ゆらゆらゆれながらしだいに色を変化させていく海。その美しさは、何度見てもあきることはなく、その中に身をおけば優しくつつみ心落ちつかせてくれるものである。夕日が沈んでいくときの充実感と優しさ、やがておとずれ...

中嶋 悦子

そよぐ由良川 —由良川堤防に自生する草木を使って—

255×185cm  絹/天然染料、絞り染朝夕歩く由良川堤防の草木を採ってきては染めてきた。命ある植物は、採集する時期や生える場所によって実に濃やかな色の変化を見せてくれる。自然から戴いた色は移ろいやすいがその優しい色には心を癒してくれる力があると思う。手の動きがそのまま伝わる絞...

引地 由加利

暮れなずむ

着物  絹/酸性染料・天然染料、絣・平織山に沈んでゆく京都の夕暮れは盆地だからでしょうか、ゆっくりと時間が流れていくように思えます。暮れそうで暮れない京都の夕暮れ時を着物で表現し、卒業の作品にしました。

俵 照子

ライン

210×180cm  綿/反応性染料、型染モチーフは身近にあって入手しやすいことを、条件に見つけようと思った。ある時半分に切って、売られているキャベツの山を見て、葉の曲線がとても気になった。似ている様で同様でない、それぞれ個性がある。そこには自然なラインが、美しく、面白く、楽しく...

太田 仁子

夜明け

着物  絹/天然染料、絞り染夏の朝、夜明けの空は美しかった。夜の暗闇が明け—強い太陽の光に、静かに包まれていく。筋状になった雲は、赤い光に照らされて関東平野に流れていった。一瞬のその美しさは忘れがたい。これを針と糸で表現した。一針一針に変化する心象風景をも絡ませて丹精を込...

藤田 佐智子

ひかりに向かって

105×150×30cm  絹・ナイロンのリボンテープ・金糸・絹糸・ビーズ・綿/反応性染料、パッチワーク太陽の光が体の中に染み込んでくる心地良さをイメージして制作しています。温かい光が、少しずつ、体の中で色づいていく様子を、薄い生地を縫い重ねて表してみたいと思っています。

北口 千鶴子

追憶

着物  絹/酸性染料、型染香りは、過去の思い出を鮮明に蘇らせてくれる。楽しかった事、辛かった事、さまざまな思い出が頭の中を駆け巡る。そんな情景を、香りの帯に乗った香水ビンで表わしてみました。染色を学び、いつかは着物に取り組みたい。かねてからの願いが実現しました。

坂本 美穂

∞ムゲン∞…ハジマリ —ツヅクヨ ドコマデモ—

225×275×5cm  綿・その他/顔料、スクリーンプリントモチーフは手。手から生まれるもの。形、動作、表現感情…。多くの要素があることに気づく。『手』を組み合わせることで生まれる新しい形。自分の『手』で自分の中に存在する形(世界)を表現したい。

梅崎 裕美子

菜の花畑

130×180cm  綿/反応性染料、経絣私の中の奈良明日香の菜の花畑の風景を経絣で表現しようと思いました。菜の花の黄色と緑色が動きある作品になればと思います。

西牧 朋恵

天女の羽衣

120×120cm  絹/酸性染料、縫い取り織『天女の羽衣』のような美しい布を追い求めた。「美」「儚」「醜」の三つの要素をデザインや素材に組み込み、私が想像する、美しく深みのある羽衣を表現した。

神 洋子

花蝶風月 —アゲハの鼓動—

着物  絹/酸性染料、ろう染アゲハ蝶の形態やどこに飛んでいくのかつかめない習性がとても不思議である。なかでも毒を持つことでゆっくりと優雅に飛ぶベニモンアゲハが妖しくも魅惑的に映った。水辺へ集まるアゲハ達が生き生きとそして誇り高く舞っている様子を表現した。

馬場 章子

生きる力

130×162cm  綿/反応性染料、ろう染年輪を重ね、凛とした姿でそそり立っている大木は、大地の中で生命の源である根に支えられている。春夏秋冬、地上の様々な自然の営みにも順応し地中で脈々と生命を育んでいる根、成長し続けている根、一本一本が互に支えあっている根、人には見えない所で...

大鎌 亜紀子

ソクノキヲク

165×165cm  レーヨン/反応性染料、ろう染からだに染み込んでくるような、全身で感じる感動は「触(ソク)」をもって完成されるのではないだろうか。人は、まわりの環境からたくさんの「触」を受け取っている。脳で理解するのではなく皮膚で感じることは、自覚しにくいが人にとってとても本...

井沼 寛子

WA

着物  絹/酸性染料、型染日本の伝統文化をみると、日本人の美意識がアシンメトリーにあり、片身替わりのきものが存在する。過去に日本の型紙が欧州に渡り、模倣されてアールヌーボーが生まれるきっかけの一部をつくった。この一枚のきものの中にあらゆる文化が交ざり合う様を和的な菊をアー...

和田 昌之

起源(origin)

130×130×12cm  絹/天然染料、絞り染日本人にとっての色の起源を紐解くと、光の色は白ではなく赤だと聞いたことがある。そして赤は命の色でもある。天然染料では、赤に様々な色が重なって、やがては黒に変化して行く。その変化の姿と矩形の重なりの中に、過去から未来への時間軸を表現した。

遠田 由美子

行為から生まれる色と形

180×225cm  絹/酸性染料、ろう染作品は誰のためにあるのか。観る人のためか。作る自分のためか。私は、いかに煩悩から離れ、純粋に「作る行為」に向き合えるのか。私は、そこに生まれる形とその形を残すために色を重ねる。その行為から生まれる色と形に、いつも感動をもらう。

福岡 美知子

はなに遊ぶ

着物  絹/天然染料、絣すくっと立つカラーの花が私をとらえる。花の形の優美さの中に気高さ孤高さが見てとれる。その秘めたものを集めてたゆたうように遊ばせたい。一瞬に咲く花がはかなげにも謳歌している様を記憶に留めおきたいから。

田畑 美奈子

花明り

着物  絹/絣、浮き織月明かりに照らされ、浮かぶ花びら。春の夜の風景。