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亀谷 雅子

あかるい庭

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具陽がいっぱいに降りそそぐ庭で緑が生命のうたを謳う。ひかりと陰の織りなす、夢のひとときでもあるかのような、ある春の日の情景。

上田 明美

猫A

直径約181.5cm  紙本、岩絵具・墨・銀箔・胡粉・白亜我が家の猫の死を通して、実感することができた命。現在、日本には「殺処分」という犬や猫の悲惨な問題がある。「人間の命と、犬や猫の命」に、どれほどの違いがあるのだろう。そこで我が家の猫を命の象徴として捉え、イコンのように表現...

池田 栄子

毎日そこにある風景

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具・顔料ベーステーマは「変わらない日常のありがたさ」である。人の意識や感情は、日々変化する。しかし、取り巻く風景は、いつも変わらずそこに在る。日々、様々な事象に翻弄されても、それは些細なことだと思わせる安堵感を与えてくれる。実家の窓から見える風...

深山 志賀

TIME GOES BY

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨日差しが残る午後の時間、窓辺に座る二人の女性の背後には都会のビル群、その中に描いた東京タワーは、近くその役割を東京スカイツリーに渡す。女性達が手にした携帯電話も本もその機能が変わって行く。時の流れを意識せざるをえない現代を感じな...

沓澤 美貴子

名人戦

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具プロ棋士の対局を見ていると、いつもその気迫に圧倒される。実力だけがすべてを決定する厳しい世界。力が尽きればすべてを失う。全身全霊をかけて戦う姿に、私は凄絶な闘志と同時に研ぎ澄まされた美しさを見る。静かさと激しさが同居する緊張感を表したいと思っ...

有賀 邦子

愛馬 —チャグチャグ馬コ祭り—

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具古代より名馬の産地だった岩手県では今も僅かながら家族同様にとても大切に馬が飼われています。田植えが終わる6月初旬馬を労い、無病息災を願って馬の守り神「蒼前神社」に詣でます。大名行列の伝統を伝える小荷駄装束を着せ、鈴の音も賑やかに15キロの道を練り...

佐々木 かづえ

一期一会 —今日客来茶(こんにち きゃく ちゃに きたる)—

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具今日という日は、過去から現在、そして未来へと続いている。楽しい思い出とともに、今一度出会った人達に感謝を込めて一服のお茶を差し上げ、直心の交わりの一時を持ちたいとの思いから描いてみました。

松岡 絹子

四つ竹

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具沖縄は歴史と伝統のある島。琉球舞踊と紅型はその象徴です。美しく鮮やかな色と姿は南国的でもありますが、悲しい歴史も思い起こさせます。琉球舞踊は元は神女の踊る動きから来たものとか。鮮やかな紅型の奥深い色と、凛とした舞姫の美しさを出すのに...

佐藤 秀雄

萌黄の春 会津 —2010年5月10日—

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具・水干絵具この風景は会津東端の四方を山に囲まれた山里です。日本の原風景のひとつだと思います。2010年5月10日の現風景を基にした心象風景を描きました。イメージとしては「石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも」という万葉集志貴皇子の...

桐山 加奈

緑のあるところ

116.7×160.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨岐阜を流れる長良川と金華山をモチーフにした。ここは原生林など緑が多く、川を流れる水の音や鳥のさえずりと共に私たちを癒してくれる。自然が失われつつある現在、美しい自然を大切に、残していきたい、取り戻してゆきたいという思いを込めて制...

冨田 友一

行(ゆく)

110.0×220.0cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨卒業制作には、屏風にしたいと前から思っていました。等伯、永徳のような大樹を頭に思い浮かべ、近所の堤の桜を見に何度も足を運びましたが、思わぬ所で出会った桜をスケッチし、秋の堤防の風景を制作しました。春は目前にやって来るイメージです...

酒井 美智子

ある時

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具私の家の向いにかつて建っていたアパートを、もう一度描いてみて、世の中の忙しさや変化ですっかり忘れてしまっていた、このアパートに住んでいて去っていった人の事や、もっと前からのこの土地の歴史を突然思い出しました。子供の頃に映画館があった事やその時...

馬場 利枝

原始的霊(たましい) —生まれ、消え、そしてまた生まれるのだ。—

116.7×233.4cm  紙本、岩絵具ある授業で、日本人の基層にはまれびと信仰のような、遠い海のかなたから来るものを受け入れる心があることを学んだ。その後、私の中で、死生観と絵を描く行為とが結びついてきた。高松塚古墳の壁画は、亡くなった人へ描いたものだと思う。それは常世(とこよ)...

鷲山 知恵

大好きな友達 —我が家の愛犬、くうちゃん—

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具・水干絵具今回、卒業制作を描くにあたり、大好きな我が家の愛犬「くう」をモチーフに選びました。1年次からあたためてきた「描きたいモチーフ」なので未熟ながらも心をこめて描き、描いている時もとても楽しかったです。私の、くうが大好きな気持ちや、くうのか...

萩原 敏夫

残照浅間山

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具悠久の活動を続ける浅間山を、ダイナミックに表現したいと挑戦してみた。私が子供の頃はよく噴火をしていたが、最近は鎮まっていて噴煙も少ない。しかし、その驚異的な力を秘めた姿には、大きな魅力を感じる。残照に浮き出た雄大な山容と、奇異な形を...

青木 忠之

故郷の山河 —粟ヶ岳の秋—

153.3×116.8cm  紙本、岩絵具日常は遠くから眺めている山ですが、この度は麓まで出かけてこのアングルに出会いました。山の頂から麓まで雨が山の裾を流れ下り、下流では立派な川になり田畑を潤す。そこには人々の営みがある。山は秋色、川に張り出した堰とみられるコンクリートに腰を下ろし...

石川 恵

「行ってきます。」

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨世間を外として位置づけてみると、外は寒かったり厳しかったりすることもありますが、もともと自分が出発した場所は祝福されたところである、ということを表現したかったのだと思います。絵画制作も私の戻るべき活動として自身に記念する卒業制作...

奥村 貴美枝

VOICE

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具幸せ? 楽しい? 怒ってる? 何か悩んでる? 孤独? 今の気持ちで自由に身体で感じて下さい。何も感じない。それもいいです。でも、もし何か感じ、その感覚が心の中に深く留まった時、それが、朽ちたこの木の伝えたい言葉です。そういう思いで描...

野村 芳枝

夕佳の園

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具木々が美しく色合いを変化させながら秋から冬へと移っていきます。毎年見なれた風景ですが、この年だけの秋を描きたいと思いました。絵を学ぶ思いが一層深まった一枚になりました。

大萬 友理絵

水の花

181.8×116.7cm  綿布・ジェッソ、岩絵具・水干絵具 ・墨・プラチナ箔大賀蓮と闘魚(ベタ)です。ただ美しいだけではなく、それぞれが持つ生命力の強さにも魅力を感じ描きました。

玉置 眸

白椿

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具大好きな花「椿」を描きたいと思い始めて何年になるだろう。色紙や小品は何枚も描いてきたが納得いくものはなかなかできなかった。大画面いっぱいに椿を描きたいとの思いが卒業制作で現実のものとなった。主役の白い椿を引き立たせるため金箔を背景に使ったが、...

倉田 美幸

花 —bloom—

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具・箔写すのではなく、創造する美。普遍的であり、共鳴する感覚。そのようなことを考えながら描きました。人間を描くというのは、むずかしいテーマですが、これが、ひとつの始まりになればよいと思います。

野間口 薫

原点 —始まり、そして…—

130.3×178.8cm  紙本、岩絵具斜面を下る落差の小さな滝と階段状の岩場のコントラストが面白い風景である。これを2曲の屏風に描いたらどうなるのか試してみたかった。滝から流れ落ちる水は躍動感とエネルギーに満ち、見ているだけで気分が高揚してくる。水の旅は始まったばかりである。

竹島 務

寒朝

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨私は卒業制作の課題には、住んでいる雨晴海岸から冬晴の朝には富山湾越に浮きでる立山連峰を遠景に、大気と海水温差で発生する気嵐(けあらし)を中景にし、白浪たちこめる海を近景に描いて幻想的な風景画を狙った。制作中は絵と対話をとうして表...

野村 潤子

Viaggando —旅路—

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具チェコの友人の作である操り人形のドンキホーテとピエロは見果てぬ夢を追い求め旅を続ける。その旅の友となっているのは同じ友人の作である聖フランシスコと一羽の鳥。聖フランシスコの愛が旅人を守らん事を祈りつつ。又ユーモアとペイソスあふれる人形達の愛と...

川越 直美

神楽幻想

116.7×145.4cm  紙本、岩絵具初冬、神話の里高千穂に雲海が見られる様になると村里のあちこちで神楽が舞われる。笛と太鼓による六調子の単調なリズムで舞われ、快く身体に響き、引き込まれる様な快感を受けいつか神楽を描きたい思いがあった。その神楽は氏神様への感謝と祈りがこめられ、人...

大村 桂子

ナマステ

145.4×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨定年退職し、ようやく穏やかな暮らしが出来ると思っていましたが、たびたび騙されトラブルになった。老人と呼ばれる年齢になったためだろうか、いつしか私は怒りっぽくなった。しかし、私は心豊かな老後を目指していたのです。本来は怒りを平静に...

鐘ヶ江 美帆

レトロな春と初秋

116.7×90.9cm、2点  紙本、岩絵具・水干絵具・墨レトロな場所に佇む現在の人をレトロに描いてみた。また、そのような場所での春と初秋の夜の思い出に焦点を当てた。春の柔らかな光や初秋の夜にどこからか聞こえる三線の音色の中に何気なくある人を描きたいと考えた。

倉林 信子

緑陰

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具この風景は、我が家の窓から見えるケヤキの屋敷森である。夏の暑い日、この一角だけは濃い緑が陰を落として涼しそうだ。風が吹き渡り、木々の葉を揺らす。私はいつもつい見入ってしまう。美しいと感じることが幸せと思う瞬間である。

築地 明美

緑蔭の待合室

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具群馬県と栃木県の山間を走る、わたらせ渓谷鉄道の「沢入(そうり)」駅の小さな待合室は、大きなモミと桜の木に守られるように静かに時を刻んでいた。風雨に晒された木造駅舎の凛とした重みのある姿に心ひかれ、夢中で描いた。忘れかけていた木造建築の懐かしさ...

平岩 朝子

挑む —八岐大蛇退治—

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具私たちの年代では子どもの時から神話というものに親しんでいた。実際には、存在しない八岐大蛇と荒ぶる神須佐之男命の姿を想像しながら構想を粘り、絵を描くという楽しさは、何ものにも代え難い。そして、愛する者の為に、智恵をしぼり、大蛇と戦う勇...

佐藤 順一

つばき(椿)

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具ツバキは植物界、被子植物門、双子葉植物網、ビワモドキ(ツバキ)亜網、ツバキ目、ツバキ科、ツバキ属に分類される常緑樹。前年に発生した葉が完熟し、濃い緑を背景に花が咲く。新緑とともに花をつける落葉樹の“あやうさ”はなく、歴史のように確固として存在す...

赤池 亮太

涵養

90.9×233.4cm  木製パネル、岩絵具・墨・アクリル絵具・顔彩・鉄粉・鉛筆・ジェッソ・白亜現代の倫理観のゆらぎをテーマに描きました。

雨宮 文子

序の舞とワカ —林辺先生、“半蔀”を演ず—

280.0×110.0cm  絹本、岩絵具・水干絵具・墨・金泥齢83になる私のお謡の師匠が、「半蔀(はじとみ)」を演じた。半蔀は源氏物語の夕顔の巻に取材した能で、その中の序の舞とワカの部分を描いた。演能に師の芸に対する直向きな姿勢が見て取れた。「能にはどの作品にも固有の表現がある。その...

草野 千榮代

盛夏・晩夏 —生命—

150.0×145.3cm  紙本、岩絵具・墨・顔料ベース畑の端に植えられた向日葵は炎天下でひたすら太陽に向かって咲いていました。若い向日葵の青く瑞々しい茎からは管を流れる水音が聞こえそうです。日が経つにつれ、向日葵の葉や茎は変色し固くなっていきました。しかし、紅葉した葉や茎は日光に...

清水 充子

静寂

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具厳寒に吹きすさぶ嵐の様な風もおさまり、甲高い澄んだキジの声が、あたりの静寂を強調するかの様な、早春の那須高原の林。その、どこか閉塞感のある深遠な林の中で、くりひろげられる命の営みを、象徴的に描きたかった。

小澤 昌子

桜とメジロとハチ

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・金泥桜に、鳥が止まる。お花見と称し、人間たちがやってくると、飛び立ってしまう。ハチは逃げずに、桜の周りを飛んでいる。小さな体で人間を恐れない、度胸のある奴だと感心する。平和な春をイメージして描いた。主役が桜で、ヒロインがメジロで...

宮武 廸子

宍道湖朝景

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具何の目的で作られたものであろうか。太い丸太の杭とロープで編んだような網。遠くからは、湖の中で祈る人の列のようにも見えた。雨や風に晒されて朽ちかけた木の柱と荒い網が、湖面に影を映して並んでいた。とても不思議な場所に来た気がした。風の動きや光の傾...

石黒 麻須美

ミツバチ

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具・水干絵具以前から関心のあった「ボタン」を描きました。写生中にも刻々と変化する花の姿はとても力強く、こちらに迫ってくるようでした。また花びらやしべの一つ一つがゆれる様子は、街や生活の成り立ちにも似ていて、面白いものでした。写生で得たこの経験を、...

安孫子 美代子

この道

80.3×233.4cm  紙本、岩絵具青春の三星霜を通った懐かしい風景である。この道には、詩があり、歌がある。人生の恩師との出会い、日本画との出会いもあった。この地に立つと、清新な気持ちが蘇る。そんな「この道」を、学びの集大成として、これからの制作への決意として一枚に留めた。未熟な...

鎌田 道子

大地の力

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨一年で最も空の青さが際立つ9月のある日、森林浴に出かけました。大地にしっかり根を張った樹と、緑の苔の美しさ。そこには、ゆるぎない強さと、瑞々しさがありました。生命を育む大地の声なき声に耳を傾け、その素晴らしさを表現したい。私が感じ...

竹山 和江

新生

116.7×163.6cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・色鉛筆絵を描く時いつも思うのは写実で非現実の世界をリアルに表現することです。今回はあらゆる生命の存在に直結する水をベースにリアリティを目指しました。制作の終盤にきてモチーフにも愛着が湧いてきました。

山本 幸惠

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具オーケストラの練習風景。演奏者各自の解釈と指揮者の目指す音のまとまりがまだ未消化のなか心ゆさぶる音のからみあいがある。響きあう音を色であらわしたい。音の渦に沈みこむ演奏者たち。リズミカルに動く弓と手のおもしろさ。画面のなかですべてが...

楓 由佳

春のリズム

72.7×233.4cm  紙本、岩絵具・水干絵具ふわふわした春の空気。うららかな日差しのなかで、蝶々や蜂が飛んでいて、お昼寝がしたくなる。そんなれんげ畑の光景を描きたかったのです。

木村 馨思

香り発つ

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具胡蝶蘭は蝶が羽を広げた形をしており、咲き揃うとまるで蝶が華麗に舞い踊るようで、その姿は人を魅了する。デンドロビュームは、高潔な清らかさで見る人の心を和ませてくれる。あたかも、凛とした清純な若き乙女の如くである。そこで、胡蝶蘭の“妖艶”...

古谷 佳代子

二人の天使

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具椿の真っ赤な花に染められた木々、花に囲まれた中で花遊びをする二人の女の子。花の精かと見まがうばかりである。清らかさとあどけなさが、描けただろうか。庭には今年もたくさんの椿の花が、咲いている。寒い冬の花であるが、暖かい春を予感させる可愛い二人の...

今井 康太

ヤマトタケル

185.0×185.0cm  襖、岩絵具・水干絵具 ・墨・胡粉日本人としての国家観を描きました。守るべき国土と文化を白い雲と紫の山で表し、受け継ぐべき祖先の思いを墨と金で描いた精霊に託しました。朱の衣を羽織り、高みから彼方を眺める青年、ヤマトタケルは、私達ひとりひとりの国家への意志です...

高萩 直子

ゆめじ

165.0×147.0cm  紙本、岩絵具 ・墨・顔料・インクふわりっと谷底から吹きあげた突風に、視界をすべて覆っていた水蒸気のガスが消え……瞬間、現れた山の絶景とその色に、息を飲み、心奪われたあの日。ゆめなかば。すべてを見失いそうで、ひとりになろうと決めたあの日。どうかこの夢路の先に、...

小泉 美矢

存在

116.7×160.6  紙本、岩絵具 ・墨・水金泥・白金泥日常の中で見失いそうになるけれど、実際には様々な存在がそこにあり、そうした存在をとらえ認識しようとすることで、自己存在への問いへと回帰する。