131.0×182.0cm 紙本、岩絵具・水干絵具・墨
大阪市のほぼ中央に位置する靭公園にその楠がある。この地域には江戸初期より栄え続けた靭海産物市場があった。しかし、第2次大戦で焦土と化した後、川も浜も埋め立てられ今はオフィス街となっている。この浜にあった楠は、町の変貌や人々の営みを見続けてきた。公園の一角となった今も、満身創痍になりながら、なお人々を見守る姿を描いた。
大阪市のほぼ中央に位置する靭公園にその楠がある。この地域には江戸初期より栄え続けた靭海産物市場があった。しかし、第2次大戦で焦土と化した後、川も浜も埋め立てられ今はオフィス街となっている。この浜にあった楠は、町の変貌や人々の営みを見続けてきた。公園の一角となった今も、満身創痍になりながら、なお人々を見守る姿を描いた。