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水渡 篤子

富貴花

171.2×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨在学中に描きたいと希っていた牡丹をようやく実現できました。紅い花のいきいきとした姿と、白い花の清々しさを、あらわしたいと思いました。

井上 正子

祈り —希望—

181.8×116.7cm  綿本、岩絵具・墨昔石見銀山では、坑夫たちがサザエに入れた油の小さな灯りに命を託し、坑木の支えもない暗い坑道を、不安や恐怖と戦いながら掘り進んでいた。その小さな灯りは、自分の将来に抗いようも無い大きな不安をかかえ苦しみの中にいた私が、祈りの中に救いを求め、...

冨田 勝男

時空

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具日本画を学ぶ過程で、私はどんなモチーフを卒業後描いて行くべきかを考えてきた。昨年の4月、日本の伝統的な無形民俗文化を描くことだと気付いた。私にとっては、最もむずかしい流鏑馬を卒制と決めた。鎌倉、三島、富士吉田等で見学し、資料調べ、動物園での馬の...

利根川 幸子

白日夢 —恍光・湧泉—

116.7×240.9cm、2点  紙本、岩絵具・水干絵具・墨凝視すると見えて来る。それは、ものの気。あるいは啓示だろうか。空ろな心でながめていたい。たわむれていたい。そして、具現したい。

盛谷 喜美子

緑陰 —モチの木に寄る娘—

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具三人目に生まれた娘です。上の二人は男の子でしたので、生まれた時はとてもうれしかったです。生まれた時を思いだしながら描いていると、優しいおだやかな気持ちに満たされました。バックは家の庭のもちの木です。今年は赤い実をたくさんつけました。木の根や幹...

桝井 リザ

夢で子を抱く母犬

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具子犬を産めば即引き離され、過度な出産を強制された後、産めなくなると廃犬。ペットは、自分で生き方を選択する事が出来ない。幸せに生きているペットはごく僅かであり、背景には、人目に触れず虐待され、悲惨な生き方を強いられる夥しい数の動物達が...

河西 恵子

山百合

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具清楚でありながら野性と華やかさを併せもつ山百合に魅かれている。かつては野山に自生していたが、今は少なくなってしまった。6月から8月あちこち写生にいった。夕闇の迫る山の斜面に重みで枝垂れた花の白い塊が白く輝いていたのが感動的であった。若い薄や野あ...

小林 千惠子

佇む驢馬

116.7×182cm  紙本、岩絵具古代より、西方の国々で荷物を運ぶ事を役割としてきたロバは、乾燥した地帯でも辛抱強く地域の人々の暮らしを支えてきた。じっと地面を見つめている姿は寂しげで自分に与えられた運命を静かに受け止めているかのようだ。生まれ故郷を知らずそして頑張っているロバ...

頼本 尊

海みるたびに

116.7×167.1cm  紙本、岩絵具画題は、小林一茶の句「亡き母や海見る度に見る度に」に由来する。私の青春の思い出は、この海に守られた故郷(広島県三原市須波町)にある。愛してやまなかった人達が眠る故郷への想いを、幼き日に遊び暮らした路地や家々や、「沖にや小金の波が立つ」と唄われ...

高木 和子

藍生庵にて

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具・水干絵具美しい水の湧き出る耳納連山の中腹に松枝哲哉夫婦の工房「藍生庵」があります。藍染め、手織りの伝統を守り継承しながら、雄大な自然をモチーフに作品が生み出されています。久留米絣との係わりを深くした松枝玉記氏(人間国宝)との30年前の出会いを...

沢内 侑紀子

生きて —母・92才のモデル—

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨タイトルの「生きて」には二つの思いがあります。一つは「今までよくがんばって生きてきたね」という思い、もう一つは「これからもがんばって生きてほしい」という思いです。画面の母の姿は、事務仕事をしてきた母、俳句を作り続けた母、今尚、筆...

遠藤 充子

散歩道

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具冬の万博公園でふみ入れたこの森、鳥のさえずりとかすかに聞こえる小川の水音、風をさえぎり暖かく包んでくれるこの空間。心暖かく、いやしてくれる時間でした。いつまでもこの道にいたいと感じた私の思いを描ければと思いました。

川人 道子

白い花

155.0×115.0cm  紙本、岩絵具・水干絵具自分の気持ちを込めて描きました。

山田 美帆

奇跡 —神様からの授かりもの—

233.4×91.0cm  紙本、岩絵具病気のため、死んでいたかもしれない私。そして諦めていた子宝にも恵まれました。私が今、生きていること、そして子ども達の存在の奇跡…そんな神様からの授かりものに、感謝の意を込めて描きました。色んなことに興味を持ち、心身ともにどんどん成長していく子ど...

瀬川 安子

生・白梟の鼓動

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具私達の暮らしの中には、人工的な物と脈々と受け継がれている温かい命がある。私は、30年前のオウムに始まり、現在は9年来の桜文鳥を飼っている。意思の疎通もあり、人間のような感情さえ感じている。建物と葉のシルエットを背景に、人間味を感じさせる...

黒澤 フク

北の精

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具ハマナスの花は、私の幼い頃に住んでいた、樺太を思い出させます。今は、外国のサハリン。花を見る度に、遠くにかすむ霧のように、川と海、砂浜が心に浮かびます。今、こうして私が生きている奇跡。終戦直後、私達の乗り遅れた船は、冷たい海の底に沈...

国松 実枝子

アマチュア人形劇団「うたのなる木」

116.7×181.9cm  紙本、岩絵具・水干絵具仕事のかたわら、趣味として40年近く人形劇を上演してきました。人形劇は小さな総合芸術です。脚本、人形作り、背景、小道具、BGM総てを作り、練習を重ねた後に公民館や保育園、幼稚園で公演します。多くの子供達やお年寄りの方々にも楽しんで頂きまし...

浦川 明子

180.0×117.5cm  紙本、岩絵具・水干絵具夢を見た。声のような音があった。風のような詞があった。しかし、それは消えてしまった。もう一度、思い出す為に追いかけたが、違っていた。不透明な世界に耳をすます。その時、扉が開いた。

相馬 富士子

Seven Sisters —Seaford, UK/2010—

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具丘を登り、下り、また登って、とうとう白亜の7連の巨大な絶壁が視界に入り、思わず目を凝らした情景である。季節は初夏で、風も柔らかく、丘には黄色いゴースをはじめ沢山の草花が咲き誇る頃で、時間はお昼頃である。穏やかに、少し乾いた光に、メローな色調の海...

宮保 洋子

そのままに —嚴照寺(ごんしょうじ)の門杉—

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具家から車で15分、嚴照寺には本堂に入る参道に一対の大杉が立っている。左右両樹とも横に張り出す何本もの大きな枝を有するが、何れも雪の重みのままに湾曲している。それでも主幹はあくまで高く天を目指し、風雪の中、長寿を保ち続けている。門杉のダイナミック...

三浦 宗美

目覚める前のひととき

116.7×145.4cm  紙本、岩絵具夜明け前の都会のビルの透き間に、遠く水平線から顔を出そうとしている太陽の光が垣間見えるその美しい一瞬を描きたかった。

角田 美惠子

未敷の蓮華(みぶのれんげ)

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具東慶寺の水月観音菩薩像は、一度悟って如来になってから、大衆を救うため、菩薩になったことを象徴するように、一度咲いた花が閉じた「未敷の蓮華」を右手に持ち、水面に映る月を眺めるその姿は、見る者の内面を映し出すようにも思える。また、斜め左方向から見...

小田 五百子

遙 —火焔山—

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨中国のトルファン盆地にある火焔山は、全長100km近くにも及ぶ。山容は岩が風化しているため、あたかも上昇する炎が凝結したかのような奇怪な様相である。唐時代の高僧玄奘も目にしたとされる火焔山を遙かな時・地に思いを馳せながら制作する。自然...

糀 智子

いつかどこかで出会った時間(とき)

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具蔦の生えた家を探していた。その場所にたたずめば過去に自由に出入りできる…そんなところを探していた。見つけたのは、海辺の波船場に隣接する誰も住んでいる気配のない板張りの小さな家。野良猫達のマイホームになっていた。手が届きそうで届かない距離の向こう...

福家 清美

猿神

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・色鉛筆写生に行くたびに猿達は私に違う表情をみせた。一匹として同じ猿はいない。クロッキーで形をつかんでからは自分の理想とする猿の形を創っていった。背景は猿のじゃまにならないよう何も描かないことにした。野性の尊厳を少しでも描かせて...

石田 英雄

夢椿三牛図

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨夢なしには生きていけないのが人間です。しかし、夢だけでは生きていけないのも人間です。全くの夢の世界でもなく、かといって現実そのものでもない。虚実の境界の定かならぬ世界を行きつ戻りつする人間精神のゆらぎを、牛の姿態を借りて表現して...

中村 由紀江

八乙女

145.5×112.1cm  綿本、岩絵具・水干絵具・墨・金箔花菖蒲の花飾りを扇に載せ、頭に付けた巫女姿の八乙女(神楽女)達。扇は「招ぐ(おぐ)」といって農耕の神様をお招きする意味を持つそうです。長い伝統を受け継ぐ神様をお招きする大役の田舞を舞った後のホッと一息ついて安堵する姿、そし...

長竹 あい子

エーゲ海の休日

162.1×112.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨・銀箔初夏の太陽で温められた室内は、海の香りのする風が吹き抜けてゆく。—船旅の思い出をサントリーニ島にて—

社 てる子

夏の香り

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨部屋の中に閉じ込もりただぼんやり物思いに耽りながら過している日常にも、やっぱり夏はやって来てくれた。明るい日差しに夏色の香り、夏というのは、最もワクワク心ときめくような他の季節とは違う何か不思議な力を持つ。そんな夏の訪れの気配を...

伊藤 道子

新しい季節

116.7×160.6cm  綿本、岩絵具・水干絵具・墨梅雨空の下、庭の一隅には蕺草(どくだみ)の群れや小さな花々が押し合いながら咲く紫陽花(あじさい)があり、若い樫(かし)は朽ちてゆく親株から立ち上がる。6月の初めは草木の青春、新しい季節でもある。芒種の頃に感じる生命(いのち)...

原 達郎

初夏の遊行柳 —800年の時空—

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具この柳は栃木県芦野にある。この地は12世紀の西行以来の歌枕である。15世紀観世信光による謡曲『遊行柳』によってこの名がついたが、特に17世紀芭蕉が『奥の細道』の途次「田一枚植ゑてたちさる柳かな」と詠んだことによって有名となった。この植田の季節の柳を...

飯田 秀美

空へ…旅立ちの時

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨昆虫館で出会った赤と白のパフのようなカリアンドラの花が咲きみだれる様子とその中を飛び回る蝶たちに心ひかれた。オオマダラやアサギマダラが花にとまって蜜を吸っているのが可愛かった。ある日の早朝、海を越えて未知の世界に飛び立とうとして...

栗林 千鶴子

夏生

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具・墨夏の朝、水辺で様々な生き物達の姿を見つめ、その無垢な生命を表現したいと思いました。

今井 由美

赫 —高野槙・カンナ—

157.0×93.0cm、2点  紙本、岩絵具・水干絵具・銀箔・金泥「陰と陽」をテーマとして二点制作。陰と陽、その両極にあるものは冬と夏、夜と昼、陰と光、死と生。それらを描くことで自然の力をもらい、そこには視覚のみならず手触りや温度といった触覚的なもの、長い歳月をかけて味わえる時間的...

片倉 啓子

紫陽花の咲く頃

116.7×145.4cm  紙本、岩絵具毎年梅雨の季節に咲く額紫陽花と、小学校2年生の孫をとり合わせて作品としました。時どき逢えて可愛いと想っている孫、花びらが鮮明で、色彩の美しい紫陽花をいつか描いてみたいと思い、背景とし卒業制作としました。画面が割れ、もみ紙、裏打方法、荒い絵具や膠...

冨島 夏樹

ノスタルジア

145.4×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨時を経て薄れた記憶は、聖なる存在のように、形を捉えるのが難しい。それでも、聖なる存在のように、私の人生を包み込んでいる。

水野 文惠

時の証人 —靭公園のご神木—

131.0×182.0cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨大阪市のほぼ中央に位置する靭公園にその楠がある。この地域には江戸初期より栄え続けた靭海産物市場があった。しかし、第2次大戦で焦土と化した後、川も浜も埋め立てられ今はオフィス街となっている。この浜にあった楠は、町の変貌や人々の営みを...

三浦 信子

薫風

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具生きとし生けるものの命の輝きを描きたい。大輪の牡丹の咲き乱れる季節、番の鶏が仲良く陽光を浴びて過ごしている。無心に餌を喰む雌鳥、それを見守る雄鶏の凛々しい姿。爽やかな微風に揺れる牡丹の花びらが、番の鶏を優しく包み込んでいる—。そんな和やかで、心...

鈴木 光代

冬が来る

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨私たちが冬が来るなと感じて 厚い服や帽子や手袋を整えている時 アロエの花が咲く 冬を迎える灯のような形をして 茎はてんでに身をよじらせ 腕を高く挙げ アロエの祭りだ ひきしまる寒さの中の熱帯色 それがおもしろく 美しいと思って描...

曽根 正明

孔雀図 —春風—

170.0×186.0cm  屏風、岩絵具・水干絵具孔雀のつがいを右左に描き、二曲一双の屏風で仕上げた。春風で羽がなびく中、緊張感のある視線で見合う一瞬を狙った。屏風の開閉に合わせて羽根も開閉する様、又ややメス側のオスの羽根を意識的に間のびさせ屏風が開いた形で見ても、自然な開きに見え...

岡本 季子

清涼

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具・墨・京都顔料ベース森の中で感じることを、表現してみたいと思いました。

岡本 弘子

ひと時

116.7×160.6cm  綿本、岩絵具・水干絵具一日で一番くつろぐ場所。窓から外の堤防の草花、緑の木々、春には桜の花を眺めながら、ゆったりくつろぎ食事をしたり、お茶を飲んだりするキッチンである。近々住む場所が変わることがあるかもしれない。そのため数年住んだいこいの場所を、描きとめ...

芦田 キクノ

130.3×162.1cm  紙本、岩絵具アフリカゾウの持っているゆったりとした形や、優しいような、厳しいような雰囲気に魅かれ、描きました。

田村 澄恵

目覚め

112.1×162.1cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨妹と同じ6月が誕生日なので運命的なものを感じている。又、妹にとって今年は節目の年でもあるので、今までの自分から解放してほしいとの想いと、自分もこれから色々な経験をし、人間的にも女性的にも豊かな心の持主になれればとの想いを、6月にひ...

荒川 洸治

平安京の夕暮れ

80.3×233.4cm  紙本、岩絵具2009年4月末夕方の清水寺奥の院近くから見た京都市街をモチーフとしています。平安時代の人々はこの丘からどんな風景を見たでしょう。街並みの建物は今日と少々変わりますが同じ平地の建物、山並み、寺の塔、今日と同じく輝く夕日を見たのだろうと思いながら。

中井 一郎

緑風渡る

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具岐阜県多治見市に在る名刹永保寺の庭園臥龍池に架かる無際橋を透して、対岸の新緑の峰々を捉えてみました。池畔にしばし佇み水面を渡ってくる心地よい微風を頬に受けながら目にも鮮やかな緑の山々を眺めていると、全身が洗われるような心地がして、しばし時の経...

石川 絢子

夏の記憶に

116.8×182.3cm  紙本、岩絵具・水干絵具・墨一日のうちに四季が巡る霧多布の湿原。湿原の可憐な花々に会いに、両親と何度も訪れていた。一面真白なワタスゲの六月。エゾカンゾウの黄が華やかな七月。カンゾウ、ハナシノブは一日花。花も刻も命も待ってはくれない。一期一会の霧多布湿原の草...

阿部 禎子

山藤

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具里山を歩くのが好きで、よく出かける。春のまだ冷たさの残るある朝、芽ぶいたばかりの木々の中に、うす紫色の藤の花の一群を見つけた。静かであるが確かな存在感のある美しさに、しばし歩みを止め眺めた。