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2008年度 卒業制作・卒業研究 作品・論文集

2008年度 建築デザインコース

池上 努

いきるということ

  であい、まなび、いやされる空間。

瀬 泰子

コンサートホールの家

  独立後の三兄妹家族とその母が、亡き祖母の長屋跡地で集住する家。楽器演奏を学び、或は音楽を仕事とするなどの家族達は、家の中央にある五角形のコンサートホールでアンサンブルを楽しみ、かつての「通り庭」5本が取り囲む。通り庭は家を貫きながら3つのすまいとホールを分節し、音楽を家...

浦山 真妃

one Form one Space —鏡野ランドマーク計画—

  僕等はカタチに囚われて、何時しかカタチを見失う。理想のカタチなど、本当は知っているのに。本能と理性と理想の相違の狭間で苦悩する。いっそ子どものように、ただ目の前に在るカタチで積木細工が許されるなら。そんな思いで其等は生まれた。

大野 幹雄

地域環境のシンボル的な建築 —曲線を活かす—

  公共性の高い建築は、既成概念にもとづいた矩形で構成された画一的な建築が見受けられる。ゆえに、曲線を活用した建築をデザインしてみれば、建築は地域環境に溶け込んで、それらを利用する人々は、既成概念でデザインされた建築では体験できない、大きな感動を受ける建築がデザイン可能と...

林 香代子

五感が育まれる子供達の輝ける小学校 —記憶に残る小学校生活を送る—

  物体の運動や現象である「折れる」という行為により創られた空間で子供達は美術や音楽、家庭科の芸術性を育む。折れる行為でできた空間は各々壁や床、屋根となり、大きさ、形状共に様々なものとなる。多様な空間は子供達に刺激を与え良い芸術が生まれると共に、自分の居場所を見つけ楽しい...

松下 裕美

流れるもの かさなるもの

日々の見慣れた場所も、少し切り取り方を変えることや距離を変えることで全く違った風景に見えてくる。かさなるものの先に見える風景にそんな新たな発見ができれば、それはきっと人の心にも働きかける建築になる。

佐藤 祐介

commonsite —おうちとおそと グリッド×グリッド URBAN_ TRAVERSE—

  建築は重く固い。反してそこに身を委ねる人間は柔らかく曖昧だ。 あやふやな人間の行為や存在にフィットする。そんな建築はどんな姿をしているのだろう。場所や時間、記憶を共有し人と人とが緩やかに繋がる。そういったコトが、重く固い建築によって喚起される。その実現の為の空間、それが...

宮園 芳樹

人と自然と建築

  人が人となるには、遊びと学びは不可欠であり、子ども時代の無心な遊び場と自らの意志で学べる場、そして人との交流が自由に育まれる空間で自然を慈しみ、楽しめる魅力的な建築の空間を希求し、近代文学や近代建築を乗り越えて、次の世代から世界へつながる建築空間を試みた。

松村 裕之

Atmosphere —空間の質に思いをめぐらせて—

  建築を学ぶようになって、心地よいと感じたり、感動する空間について、何がそう感じさせるのか、繰り返し考えてきた。しかし、それは大抵おぼろげで、明快な答えにたどりつかないことが多い。時には、雰囲気としか言いようのない、言葉にならない感覚が自分の中に残る。そんな感覚や思いと...

春日 理恵

境の消えた建築

   たとえば、建物の内部にいても外の空気を味わっているような、外であること内であることを忘却させるケンチクです。あるいは、内にいるのに、外の自然の中を散策している、もっといえば、すべてはひとつであると知るようなそんな建築をつくりました。

若山 智美

ビスクラヴレ —建物を脱ぎ捨て 狼男に変身—

  十二世紀後半にマリ・ド・フランスが記した「ビスクラヴレ−狼男−」をモチーフに文学館を設計しました。建物を貫通し拘束する鎖は、人間社会の帰属を具現化しています。出口に向かって徐々に空間を収縮することで建物を自分に近づけ衣服へと転化します。衣服と化した建物を脱ぎ捨てる事によ...

中井 茉由子

integration

—integration—「部分の集合から全体を構成する」という方法で3作品を計画しました。単純な部分の集合ではなく、部分を集合させることによって、それらの和以上の豊かな空間をいかに作り出すかということを考え続けました。

浦 裕子

クロスする建築

  地域に存在し、人と交わり、時間の流れとともに存在し続ける建築…。新しい建築が、そこに加わることによりそれらに変化が生じる。地域・人・時間の流れとともに生き続けるために何が必要なのか。街との調和・建築の利用価値・建築の魅力か…。土地に根づき、人に利用されて、建築が生き続け...

北川 久子

文学館、花の生涯

  彦根城主であった井伊直弼の生涯を建物に表してみました。桜の名所にちなんで、しだれ桜の木を本人に見立てています。波乱の人生の時々を木漏れ日にたとえています。それぞれの枝の方向性には意味があり、かかわりの深かった人や地の方向を向いています。制作には手間が多くかかりましたが...

山村 桂吾

赤い橋の美術館

いそいそと出かけていく。あのときの高ぶりがいい。心が上気している。体が踊っている。いい人に会いにいくのとよく似ている。あるいは、ひと仕事終わったあと、ちょっとゼイタクをしにいくのとそっくり。こんな気分になる美術館をめざして。

會田 勝寿

あったらいいなの3つの計画

  住み慣れた土地に3つの施設を計画しました。我が子にとって、家族にとって、そして自分にとって「こんな建物が実際にあったらいいな」という思いでコンセプトを考え、プランを練りました。「住民と交わる小学校」、「風を感じる温浴施設(SPA)」、「働く老人のための単身寮」の3つを...

鈴木 千奈津

絆 —Kizuna—

  通勤電車、周りを見渡すと会社員で席は埋め尽くされている。電車を降りると、より多くの人が改札へ足早に向かう。みんな置いていかれないように必死に生きているようだ。そこは決して子供や老人が入り込むことを許さない空間。日々こんな空間で生きていることに気付いた。だから、都会に子...

矢倉 永久子

東京豊洲4丁目 —夕焼け再生プロジェクト—

  東京都豊洲。地下鉄の階段を上ると、そこには開発の進む高層ビル群。そのビル群の中に点在する古びた都営住宅。そこには、ビルの隙間から覗く小さな空と僅かな光が差し込むだけ。夕焼けはビルの後ろに隠れて見えない。ここに住む子供達に、切り取ったような美しい空と、夕焼けを見せてあげ...

萩原 通

交(まじわる)プロジェクト

「交」とは? ①接触する。かかわる。②入りまじる。入りまじって一体となる。③一緒になる。混入する。これらはどのような空間になるのだろうか? そして、人と空間は、かならず交わるべきであると考える。それは、肌で感じて交わる? 動き回って交わる? それとも見て交わる? そんな交わる空間...

大保 和子

みんなの森の芸術村

  計画地は神戸の東にある人工島である。ここには、自然の森や山がない。そのような場所に森の小道を歩きながら芸術に親しむ空間を作る。敷地内は、4つのゾーン(展示ゾーン、教室ゾーン、カフェゾーン、アトリエゾーン)に分けそれぞれに建物を配し、その建物を鏡に写したように、同様の配...

宮路 由美子

ある何かとの対峙

  その場所にある何か。何かを感じるからこそ、その場所に魅力がある。その場所で、ある何かと向き合いたい。そして去りがたい何かを新たに生み出したい。

青山 恵子

Making a difference

  敷地は大阪駅北、新梅田シティ。ランドマーク的な建築があるにも拘わらず、JR貨物線で分断されたこの場所は、陸の孤島と呼ばれている。人々が通り過ぎるだけのこの場所に、いつもとは少し違った空間を生み出すことにより、ありふれた風景に新たな発見や楽しみが見出せれば、そう願って本プ...

曽田 加那子

I think I hope —自然への思い—

  建築を通じて、自然にもっと触れたい、また都会の子供たちにも自然を体感して欲しい、という思いで卒業制作に取り組みました。大人や子供が興味を持つような建物を計画し、多くのことを学べる環境を作ることを目指しました。

宮下 寛子

町の暮らし〜大阪・空堀

  繰り返す坂道、入り組んだ路地、ひしめきあう長屋。そしてその中に存在する建築。町や建築のかたちをなぞりながら得る体験(高揚、不安、郷愁)を思い描きながら設計しました。

寺西 正貴

そこにあり続ける空間

このディプロマ3作品は、小柴貯油施設跡地という米軍基地だった場所にある「重油タンク」をキーとして建築を考え、この土地に提案した計画である。34基のタンクの内5基を使い、私が提案した建築が次のステージへの布石となればと思う。この稀有な空間がそこにあり続けることができたとしたなら...

新井 良子

つながり

  卒業制作として「丘の小学校」「街の屋根」「道の文学館」をつくりました。写真の建物(道の文学館)は、周辺道路や露地との関係性を基に、街から山へ続く道筋を建築が担う。また豊かな自然と建築との共存の為に主要空間は地下に配置した。道の文学館では、露地とのつながり、地上の自然と...

二本柳 真里江

心身を大自然に解き放つことにより、人々を癒し、明日への活力を与えるSPA計画。

内布 明子

その土地の建築とは

  海への散歩道にご案内致します。対して、都会の中に、寄り道したくなる小学校をつくりました。

中村 美穂

ときはなつ

  「こうじゃなきゃいけない」から「こうありたい」へ。ひとがもっと自由になるためのきっかけを、建築が作り出せればと考えました。

山本 美香

あう —「ケンチク」と自然を合わせる—

  長い年月をかけて形成されてきた自然のリズムの刻印。そこに宿る美しさは訪れる人に日常の雑念を忘れさせてくれる。そんな自然の力をとらえ、建物と合わせる。

深山 由紀

土が教えてくれること

  コンクリートに覆われた現代の都市生活の中から姿を消しつつある「土」。さらに現代生活の中で土は、まるで「不浄なもの」であるかのような扱いである。木・火・土・水の4つの自然構成の中で、最も中心に位置し、「生と死」をも司る「土」。「土に触れる」ことで、自然との在り方をもう一...

高山 愛

CONNECT

つながること。人と人とのつながり、人と物とのつながり…。そうやって歴史がつくられてきた。建物でも単に空間同士をつなげるだけではなく、人間関係や気持ちをつなげることで建築の可能性ももっと広がる。つながること。それは何かを生み出すきっかけである。

高村 希鈴

やさしい建築 —Architecture that be able to blend with anything—

地域に溶け込み、訪れる人がやさしい気持ちになれる、そんな建築を目指しました。