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2007年度 卒業制作・卒業研究 作品・論文集

2007年度 建築デザインコース

後藤 守

中野駅前プロジェクト

  ショーウィンドウやオープンカフェなど賑わいが滲み出る建築は、界隈の雰囲気をつくり出し、街を歩くことを楽しくさせる。魅力的な街は、建築と都市が曖昧な境界で結ばれ、人の行為の可能性を束縛しない。卒業制作では、建築と都市の境界を穏やかにつなぎ相互浸透させ、さらには建築内部ま...

林 真知子

つながりのカタチ

  空間の質は視覚などの感覚、階層、心の状態などの様々な状況によって変化する流動的ではかないものである反面、ある時間と空間の中で「ここに居る」という確かな実感を得られる事があると思います。さまざまな変化の中で世界や他者と私をつなぐ、つながりのカタチを建築の中で実現したいと...

三川 周子

空気を変える建築

  それぞれの場所にはそこにしか無い空気がある。様々な要素によって形作られている。それらを受け止め、建築によってその空気に変化を与えることを試みた。初めに空間の変化があり、やがてそこに居る人々の心にも変化をもたらす。そんな設計をしたいと思った。建築の力を信じる。

鈴木 昌人

Architecture in Nature

  私達人間は自然の中で自然を切り開き生活を営んできた。現在では建築物のわずかな隙間に自然が残されている状態である。建築は人工物であるが故に自然との対立は避けられない。とはいえ大きな自然の中に自然が存在することは今も変わらない。この卒業制作を通してその対立の中でどのように...

奥田 倫子

architecture to find hidden happiness

  「敷地」「用途」「そこに集う人」。それら諸条件の組み合わせの特別さの中に、特別な建築を作るためのヒントが潜んでいるのではないかと思いました。

山下 健

コネクティングシティ connecting city

  人と人、人ともの、人と場所、きっと、みんなどこかでつながっている。きっと、ものとものも、ものと場所も、建築によってつながる世界がきっとある。たとえばあそび場だったり、たとえば住宅だったり、たとえば図書館だったり。

岡戸 扶徴

まちとつながる

  まちが一つの「大きな家」になればいいなと思って計画しました。

三浦 光仁

Architecture is a story.

  物語をかくように建築を創る 物語がうまれる建築を創る 人が求めているもの それは他者、他の物との関係からうまれる物語 人が永遠に記憶しておけるもの それは物語 プログラム それは建築家が創造した物語 プラン、セクション、エレベーション、ダイアグラム、パース それは建築...

水野 歌子

寄り道

Serendipitiousな空間、日常をちょっと楽しくする建築を目指した。

交野 昌子

PLAY —どこでなにする?—

  

浅野 さえ子

再構成

  現代は多くの物事が分業化、細分化されるなかで営まれ、横のつながりが希薄である。しかし、21世紀は、地球環境も私達の生活も変わり始めている。その中で建築が、もう一度身のまわりのいろいろな関係を再構成するための手助けにならないかと考えて、三つの建築を計画した。

吉川 倫生

偶発的回遊都市

  利潤主義である現在の建築物に対するアンチテーゼの一つの方法として、偶然性を用いて設計しました。このことが人の思考に少しでも影響を与えることができたら、私の卒業制作の意味があったと思います。

保坂 健二

産土建築力

  土地には力がある。それは歴史や積み重ねてきた文化であるのかもしれない。自分たちが暮らす土地がどういう場所なのか、どんな魅力を持った土地なのか、そこには何が必要なのかを建築という媒体を通して表現した作品である。

岡田 弘

手の仕草が語りうる事

手は、身体の中で一番魅力的であり、そして不思議な力がある。人と話すとき、手の仕草を見ていると言葉以上にその人の意志、感情、情熱が伝わってくる。強く握り締めて頑張っている様子、物を持って機能的に役割を果たしている様子、二人で手を繋いで仲良くしている様子、手という身体の一部で...

竹節 直子

表/裏 —三次元的・混在・濃淡—

表と裏をテーマにした「こどもたちのためのフィールド」「市民たちのギャラリー」「共にこどもが成長する集合住宅」。表と裏を三次元的・混在・濃淡の3種類の方法で両者を対等に表現し、各自が持つ表がプラス、裏がマイナスという固形観念に一石を投じる。

白瀬 裕一

マチ⇔タテモノ

  大学で建築を学び、考えたこと、感じたこと。それはマチとタテモノの関係でした。マチを歩いている時に「この場所には、こんな建物があったらいいな〜」と思ったことはありませんか? この卒業制作では、そんな思いを作品にしてみました。

鷹岡 由実子

循 —したがう・めぐる・なでる—

  建築を設計するにあたっては、必ず与件にしたがうことが求められる。その中でも敷地は、その建築が存在すべき場として、特に重要な意味を持つ。そこにある自然や置かれている環境にふさわしい建築を作ることは、流れにしたがい、循環を生み出し、自然や社会をいつくしむことにつながる。そ...

岩野 聖一郎

地域性のない地域に未来のための建築を築く

  人口減少の続く日本で、地方が人口争奪戦に勝つには、優れた地域戦略を持つしかない。魅力ある地域性を持つ地域ならば、有効な地域戦略を練ることができるかもしれないが、魅力ある地域性を持たない地域はどうすればよいのだろうか。そこにはどのような建築が建ちうるのだろうか。典型的田...

上野 恵

解放 そして、新しいはじまり

蓄積された時間や街の輪郭、そして、自分の心を解き放つ。そんなことをずっと考え続けました。

込山 絵美

casket of Architecture

もし、宝箱を見つけたら…。きっと、その宝箱をあけるときには未知なるものとの出会いの予感にワクワクしてしまうだろう。建築は、人やその置かれる環境との関わりがあって初めて成り立つものだと考えています。人や環境にとってワクワクする出会いをもたらすような建築をつくりたいと思いまし...

松尾 恵

ちかづくきっかけ

  街と人との距離を考えた。街は人と、人は街と、もっと近づきたがっている。そこに近づくきっかけが無いだけなのではないか。建築はやさしく人を受け入れ、育て、包み込むものなのではないか。建築が人と街を近づけるきっかけになることを目指した。

高松 智恵子

CROSSING —交差—

  子供の遊び場で、地域の人々とオフィス街の人々、子供と大人が共にすごせる場所を作りたいと思った。それぞれが交差しあうことでさまざまな関係が生まれる場所になればと思い、CROSSING−交差−をテーマにした。

藏田 章子

その土地に眠るもの

  西の京として栄えた大内時代の栄華や明治維新の勢いは跡形もなく、衰退していく山口。ディプロマ制作を通して、もう一度山口という土地と向き合う。どっぷりと浸かっていると気づかない、その土地にある魅力をその場所に建築を作ることで引き出したいと考える。

山嵜 由美

ark —The city of END—

  2XXX年、地球はまもなく滅亡する。地上の大気は汚染され、生物は死に絶えた。わずかに残った人々は地下に都市をつくり、終末の時を過ごしている。『もう時間なのね。でもママは言ってたわ。希望を捨ててはだめよって。この塔がここに生き続けてくれるから、だから私はずっとこの中で未来を...

堀田 鳩子

Melt Apartment

  Meltには物体が熱で溶けるという意味があります。住む人それぞれの暮らしや想いが内から外へと溶け出し、交じり合う。生活を外に開くと沢山の可能性が見えてきました。他人との出会いをキーワードに集合住宅を再考しました。

高山 育子

SPIRAL —フラクタルと黄金比/国の玄関的役割をもつ建築—

  一般的にゲストハウスやコミュニティハウスと呼ばれている建物。それらの中では一時的な接触しかなく、情報も少なく人と人との出会いや、新たな発見。自分のスキルの向上などの可能性をなくしているように感じる。そこに国の玄関的役割をもつ建築としての可能性をもたせる基本概念にフラク...

杉山 あゆ美

立誠学校

  子ども達をとりまく遊びの環境は、テレビゲームの登場などもあり大きく変化してきた。外で遊ぶことも限られ、遊びの種類はバラエティーに富んできたかもしれないが、遊びをとおして学べることは以前より少なくなってきているように思える。この立誠学校で学校の授業では学べない、遊びをと...

神田 直樹

兄の1冊の本屋

  小説家の兄が書いた本。私がこの本に触れた瞬間、本にかかる圧力は解放され、データ化された文字は、兄のクセのある字に還元され分散、そして集積した。

小野 裕之

京都という美術館 —都市の象徴—

  建築とは「都市の象徴」である。京都市は豊富な美術品のために、多数の美術館が存在する。これは京都市=美術都市を象徴している。そこで京都美術館を設計することにした。多くの美術品を一括して保管、研究をし、古典から現代美術品を展示する。制作スタジオ、美術図書館も設けている。こ...

増田 健太

P&D —Pachinko and Department—

  自分の描く最上級のパチンコ屋さんを考えてみました。見せる建築というテーマの下、よりパチンコ台を見てもらえるように考えたり、車をパチンコの玉に見立て駐車場に行く前に通る所を建物から見てもらえるようになっています。少しでも多くの人にパチンコの良さを知ってもらえたらと思いま...

福嶋 輝

世界劇場都市

  この都市は世界の海の上を移動する。劇を学ぶ学生達を乗せ世界を回る。そして、様々な国の文化を学び成長していく事だろう。この都市には名前の通り劇場がある。オペラ、歌舞伎、ミュージカルの劇場とコンサートホールがそれぞれ存在している。この劇場で学生や時には有名な役者が劇を演じ...

原 慎一

Sound Scape Architecture

  視覚は実態を透写し聴覚は脳内により情報を具現化する。不可視な存在を認識できない視覚に対し、聴覚は見えざるものを顕在化することが可能な感覚器官である。そこで私は“音”を基準に空間構成を行い、人間の制御された感覚の解放を試みた。人間が人間らしさを求める前に、人間が自らを“生...

奥原 奈々恵

ess net —restless net—

  「本当にわかる」ということとは、まさにそのものに触れることだと思う。つくり手としては、もの自体をつくるだけでなくそのものに触れる機会をつくるべきなのだと感じている。もっとゆとりを持って新鮮なデザインを知ってほしい、見てほしい。正しく豊かに感じる瞬間を創造し続けることが...

大野 浩和

湖上の集合住宅

  湖上の集合住宅、そこにはあたり前の様に琵琶湖があり生活と共に変化する。

久保田 好正

建築は何ができるか —みんなが輝く小学校—

  捨てられた町・場所・人。それは膨大に消費され、忘れ去られたもの。そこにあるカケラに足を止め、何かをつくるのか、つくらないのかを考える。建築には力がある。長い道が私の前に横たわっている。

辺 和善

performer=audience

  体験を共有することでそこから出会いを誘発していく建築をまちの中に挿入する。そうしてこのまちに潜在する劇場性を引き出していく。人は誰もがperformerにもaudienceにもなりうる可能性を持っている。豊かな関係があちこちで生まれますように。

蔵谷 一夫

Face〜場所に表情を与える建築

  普段、なにげなく通り過ぎる場所。そんな、無表情な場所にも、それぞれ隠れた顔をもっている。形・大きさ・周辺環境・歴史・見える景色。そんな、場所のもつ独特な表情を表現したい。建築の力を借りて。

尾高 朋枝

未来へのメッセージ

いい建築ってどんなものなのでしょう? 街を眺めれば、実に多くの建築を目にすることができます。ひとつひとつの建築が物語を持っています。人々はそこで毎日物語をつくっていきます。みんなの描く物語が明るくて温かくて優しいものになりますように。幸せな未来がありますように。そういう願...

鈴木 千晃

ikoi

  利便性を追求するにつれ繁雑化する社会の中で、人はストレスを受け息苦しさを感じている。身近にホッと息の抜けるような心安らぐ居場所があれば、人の心が癒されもう少しゆとりのある社会になるかもしれない。それを建築で提供できないかと考えた。自然の魅力を視覚的、感覚的に取り入れる...

原田 直実

呼吸する建築

  人は呼吸する、植物は呼吸する、この関係を建築のなかでつくりたいと考えた。お互いはその意識のなかにあるのではなく、ある空間を通じて無意識のなかに繋がる関係にある。主張し合うことのないこの自然な関係は、そこに心地よさを生み緩やかに空間を変換させていく。

笠川 由美

Kobe Strip —神戸JR貨物線跡地プロジェクト—

神戸臨港線は、JR神戸線の灘信号所から神戸港へ伸びる貨物専用路線であったが、2003年にJR貨物線の統廃合により廃線となった。分岐点から約1.5キロメートルの線路跡は、細長いヴォイドスペースとして灘区の都市空間の中に取り残されている。本ディプロマプロジェクトは、このスペースを再...

谷口 里江

木漏れ日の遊び場 —木々の間を思いっきり走り回る—

  敷地は千里ニュータウンの桃山台駅前。ここに大変綺麗な緑地公園がある。現在、そこは散歩をする人、木浴を楽しむ人、お弁当を食べる人。地域住人がのんびりと時間を過ごしている。その心地よい公園に子どもたちが思いきり走って遊ぶことのできる施設を提案する。託児所、カフェ、ギャラリ...

松本 和也

集まらなければかたまらず、かたまらなければ伝わらず、伝わらなければ得られず、得られなければ新たな発見はならず、新たな発見がなければ進まず、進まなければ時を越えず。建築は旅に値する。

小林 研五

build feelings

建築は空間から造られ、空間は感情から創られると私は信じている。その空間で何を感じるかということが重要であり、感情を表現することから空間を体現することができるのではないかと私は思っている。

黒田 祐子

SERENDIPITYを高める場所 —チャンスを掴むために—

  セレンディピティとは「思わぬ幸運に出会う能力」のこと。そのセレンディピティを高めるため、日常生活の中から非日常を体験できる場所、より多くの人と出会える場所、普段接触しない多種多様な情報を入手・発見できる場所を提案したい。多くの「偶然」から幸運の「必然」が生まれることを...

藤谷 明宏

北白川建築プロジェクト —住宅地の生活空間を活性化する—

  このプロジェクトは、北白川というめぐまれた住環境に新しい機能を加えるべくタイプの異なる建築物をインサートし、より住みやすい『住まう環境』として活性化することを提案するものである。これにより、緑豊かな疏水道を主軸とした、街の活性化と、余暇・文化機能の充実を図り、地域の中...

畑山 雄吾

−stride−この先にあるところ

  「ここの先にあるあの場所がすきなんだよな」、「あそこに行って本を読むのが好きなんだよね」、「あそこを通り抜けて行くのなんかいいんだよな…」そんな風に思って体が自然に向かってしまうような場所を考えました。

河原 慎吾

私たちの街で

  三つに共通して言えることは、人々の繋がりの場として考えた事だ。「3つの住まい」では、アトリエを地域に開く事を考えた。芸術館では、展示に加え人々が集まるスペースに重点を置いた。また子供の遊び場は、子供を中心としてそこから多くの人々が集まる場として考えている。この三つの建...

菊地 勝則

地域の活性化を目指して…in 水戸

  日本の地方の中核都市では、どこでも中心市街地のアクティビティが失われつつあることは、周知のとおりです。街区型の建築に『シティルーム』を導入し、強制しない自然で、参加型の拠点づくりを試みてみました。

外山 久美

つなぐ

  電車の中、バスの中、立ち寄ったコーヒーショップなどの公共の場において、ヘッドフォンや本などのこの世界において異なる手法で『つなぐ』ことを試みた。

須田 園子

intersections +交差空間+

  ひとびとを閉じ込める建物ではない、流れを持つ交差点のような空間が地域の繋がりを蘇らせる。小学校、劇場、老人福祉施設という機能が、それぞれ畦道の走る田んぼ、水流を見晴らす橋、桜並木に囲まれた広場という自然を孕んだふれあいの場となる。