宮本 順子
化身
141×184cm 綿コットンドリル、ろうけつ染 椿の花が咲き終え落下して、川面に浮かんでいる。終焉を迎える花は蛍光色を放ち、生命力をより感じさせる。そんな川面に浮かぶ椿の表情を布にのせたい。
矢野 尚子
小さな宇宙
150×60cm、2点 ウール・麻、酸性染料、綴織 ベランダで咲いたあさがおの種を取りながら、ひとつずつ違うことに気づいた。生命の営みと循環が小さな種の中につまっているのは神秘的で、どれもが美しい。
加藤 雍子
むすぶ —蜘蛛の巣のイメージから—
280×96cm、6点 絹、ネットワーク(結び技法) 蜘蛛が自ら吐き出す糸でつくっていく、その巣の表情と形をイメージ化させたものを、ネットワークと言う結ぶ技法のなかで作品化してみました。
宮野 祥子
あの夏の日
170×210cm 綿布・反応性染料、型染 私は、菜園で見つけたオクラの次々と新芽を出すその生命力や、葉間に美しく咲く花に魅かれ、それらの印象を形に表したいと思い制作にあたりました。