airUキャンパス

airUマイページ

2006年度 日本画コース

朝来 恵子

一本の樹

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具

樹の根元に佇み、見上げた時、異次元の世界に入り込み、時空を超えたものに包まれた感覚を覚えた。数日後、下校の小学生の1人が暫く樹を眺めていた。そして「別の世界のよう」とぽつりと言った。“塵ある鏡に神の啓示は映らぬ”と言う。磨針峠の老婆が斧を研ぎ続けるように、鏡を磨き続けよう。長い長い道程である。