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松下 悦子

迎える場所

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具 日頃見慣れた風景が、些細なきっかけで記憶の底から何かを浮かび上がらせてくることがある。ある夜遅く誰もいないこの駅に降り立った時、色々な事が積み重なって心身共に疲れ果て、悩んでいた頃のことが突然蘇ってきた。そして多くの人々を見つめ、私の小さな...

星田 加寿子

ラ・バヤデール〈舞姫〉

182.0×130.3cm  綿本、岩絵具 華やかな舞が始まる前、一歩踏み出そうとしている舞姫。表情は穏やかだが、内には凄まじい力が込められ、気は高まり、それを抑えようとする逆の力も働いて、肉体は張りつめた弓のようである。舞姫が最も美しく見えるこの瞬間をとらえ、自分の心の中の菩薩像に...

服部 久子

雨あがる

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具、水干絵具 うっとうしい梅雨空のもと、雨があがって植物がいっせいに輝きだします。紫陽花は水分を含みすぎたのか、重すぎて首をたれています。でも「額あじさい」は額が少ない分、水分を含みすぎずにシャッキと咲いています。梅雨の晴間のしっとりした空間に...

中川 智絵

ありがとうという気持ち

120.0×130.0cm  紙本 卒業制作にあたり、家族が全面協力してくれた。妹がモデルになってくれ、作成場所の花畑まで両親が連れていってくれた。筆をとっている時、私は今まで皆に応援してもらい、助けてもらっていたんだと実感した。卒業制作で表現したかった想いは“感謝の気持ち”です。やさ...

室生 林乃

ゆかた姿の少女たち

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具 町の夏祭りの人波からすこし離れたところに、乱れたゆかたを直している少女たちがいました。年齢的には、もうすこし親の付添いが必要だと思いますが、・・・少女たちはかわいくて、逞しかった。

田島 洋子

夏の日

181.8×116.7cm  紙本 子供の純粋さに触れるたびに私自身の心も清められる気がします。無邪気な笑顔で「お姉ちゃん」と慕ってくる幼い甥と姪の可愛らしい姿とこの子達を大切に思う私の気持ち、安らぎの時を描いておきたかった。一緒に過ごせる楽しい時間がずっと続いてくれるように、また多...

山本 美津子

青田風

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具 入梅を目前にして、刈取りを急ぐ麦をゆらし、見渡す限りの青田をそよがせて風が通り過ぎて行きました。「青田吹く風のかたちに出会いけり」 後はもう、梅雨の長雨にひたすら成長し谷は緑一色となって盛夏を待つばかりとなる。

杉谷 健吾

雄滝2006

184.0×116.7cm  紙本、岩絵具、水干絵具 この滝は神戸市内にある布引の滝の最も高い位置にある雄滝です。「道中風景図巻」という絵巻物にこの滝が描かれているのを見て、描こうと思い立ちました。その絵は1856年(安政三年)に布引の滝を訪れた絵師によって描かれたものです。今とは少し形...

堀 恵

ふわふわ

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具、水干絵具 ふわふわした時間の雰囲気や気持ちが表せたらいいなと思いました。また、この絵を見て上向きな気分になるような絵にしたいと思って描きました。

朝来 恵子

一本の樹

162.1×130.3cm  紙本、岩絵具 樹の根元に佇み、見上げた時、異次元の世界に入り込み、時空を超えたものに包まれた感覚を覚えた。数日後、下校の小学生の1人が暫く樹を眺めていた。そして「別の世界のよう」とぽつりと言った。“塵ある鏡に神の啓示は映らぬ”と言う。磨針峠の老婆が斧を研ぎ続...

武田 恭子

その年の夏

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具、銀泥 私は夏に咲く花の中で浜木綿が一番好きである。その理由は、か細く咲く花に比べ土の中から力強く出る茎や、太くうねった葉に逞しい生命力を感じるからであり、この花は私に元気を与えてくれる。今、夢を持たずに生きている若者が多いと言われている。だ...

土地 貴子

秋の花

116.7×182.0cm  紙本 秋と言う季節を何度となく、くりかえしすごしてきた自分の過去をふりかえり、どの秋にも、すべて必然と思わせる時間が流れていた事に気付かされています。

爲廣 弘毅

花菖蒲

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具 日本画の題材としてよく取り上げられている花菖蒲。近くの複数の菖蒲園に幾度となく通いデッサンした。雨の中の花菖蒲はあたかもハンカチの中央を摘んでぱっと振った様に。華やかさを通り越して淋しい感じがした。しかし天気の良い時にはショボケた花も飛び立...

矢島 奈々子

竹取物語

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具、水干絵具、金箔、アルミ箔、銀泥 竹取物語を6年間の集大成のテーマとして選んだのは、小林古径がきっかけでした。日本人なら誰もがなじみのあるこの物語を、私なりの思いを込めて描きました。

臼倉 久美子

ハシビロコウ!

140.0×150.0cm  紙本、パネル、岩絵具、水干絵具 動物園でハシビロコウという不思議な鳥に出会った。そしてえも言われぬ動作に妙な感動をおぼえた。ハシビロコウは一見不気味だが目が美しく見る度にその愛らしさに魅了される。ハシビロコウの古里中央アフリカでは人口増加のため生息地が脅...

山田 由美子

眞穂

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具 子供達が解放された自然の中で成長する事を願い、恵まれた環境に包まれ暮らせる今の幸せを描いた。モデルの孫が、娘や私の子供時代と重なるイメージとなり、楽しくもあり多くを学んだ作品となった。

野口 惠美子

道遠し

178.0×118.0cm  紙本、岩絵具 手に持っているのは「日暮れて、道遠し」で終る弟の遺書である。竜谷の学生であった重信隆丸氏は1945年5月28日、詫間海軍航空基地から沖縄中城湾を目ざして出撃した。重信晃壽先生はこの基地造成のため尽誠中学の生徒を引率して行ったそうである。共に賢治につ...

梶原 真琴

花香る出発点

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具 これから何度やって来るか知れない人生の岐路に立つ度に、心機一転、ゼロから始まる気持ちで新たな出発の先に希望の未来があるとの願いを込めて、ゼロ哩標のある駅と風に乗る花びらの景色を描いた。

奥木 晃代

麗らかな日

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具 陽の光のきれいな或る日の午前中、歩いている私の前に紋白蝶が2匹ヒラヒラと飛んできた。思わぬ光景と懐かしさに、何か佳いことが訪れる時のような気持ち良さを感じた。私は卒業制作にこのような光景を思い浮かべながら、チャイナ服を身につけたモデルの女性を...

笹本 末光

老桜の春

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具、チタン 日本三大桜の一つに数えられるこの桜は、2000年の刻を経た今も春には忘れずに私達に感動を与えてくれる。また春は悠久の時を経て幽玄な世界を醸しだしてくれるこの老樹の生命力の偉大さを感じる時でもある。(山高神代桜)

井村 三千代

御所の木立

116.7×145.4cm  紙本、岩絵具 冬の午後に、大木やその近くに植っている木々の静かな空間を感じられたら良いかも知れないと思い何度か足を運んだ。フィトンチットを出してくれる木々のいとなみが人間に与えてくれる大きなやさしさを、普段は気づかずに日々を送っているが、生命あるものの大...

足立 マリ

アリサの夢

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具、水干絵具 孫のアリサの夢は、バレエを習って、綺麗な衣装を着たいという事だったが、10才になった今、続けようか、止めようかと思い悩むようになった。10才は10才なりに夢と現実の狭間で、戸惑っているようだ。続けさせたいと願う大人の思いの中で揺れ動くア...

大橋 理映

百日紅

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具 目の覚めるような真っ赤なショウジョウトキや、見事に育ったさるすべりの樹など、「描きたい」と思わせてくれる個性的な良いモチーフに出会えたことで、この作品が生まれました。それぞれのモチーフの形や色などの魅力や個性を活かした絵にすることを第一に考...

今福 幸子

未来の記憶

116.7×153.0cm  紙本、岩絵具 長い時間をかけて蓄積されてきた手法でありながら、未来に繋がることのできる懐の深さが古典にはあると思う。日本画を一律に古典と呼ぶのは浅薄かもしれないが、数百年以上のあいだ伝承されてきた知識を、現在画壇で活躍されている先生からご教示頂けたことは...

伴 百合子

ここから

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具 静かに優しく見守る母の眼差し。そのぬくもりの中で私は安心して生きてゆくことができた。その何よりも深くあたたかい母の愛を、感謝の気持ちを込めて描きたかった。一番大切なもの。すべてはここから始まる。

久野 妙子

悠久の生

160.6×116.7cm  紙本 信州白馬村にある貞鱗寺。その境内には5月になると沢山のカタクリの花が咲く。そこで樹令四百年以上という桜の大木に出合った。岩のようにゴツゴツとした幹の表情にこの地の自然の厳しさを視た。又、対照的なこの木の枝に咲く可麗な小さめの花達の表情に長い厳しい冬か...

高須賀 秀高

奥耶馬渓谷

160.6×116.7cm  紙本、岩絵具 奇妙な岩肌が両岸に連なり、清き澄みきった水の流れ、川底が透き通って見える。また、新緑も川面に映って美しい。難しいと思ったが挑戦することにした。今から一千万年以上昔から数次の火山噴出物の堆積・地殻変動や水流による浸蝕等の過程を経てできている。...

中野 功子

瓦屋根—その不思議な機能美

145.5×116.7cm  紙本、岩絵具 私は予てから、人間が造る物には、機能・扱い易さ・美しさが備わっている物が良いと考えている。その筆頭に挙げたいのが瓦屋根である。個々の瓦の集合が独特な造形を成し、その造形故に、見る方向で全く違う表情を作り出す。又様々な自然条件の下で刻々と変化...

吉村 美代子

平和の記念樹(しだれ桜)

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具、水干絵具、金箔 「敷島の大和ごころと人問はば朝日に匂ふ山桜花」江戸時代の国学者本居宣長の歌を思い出す。宣長は「もののあわれ」を探求し、人の心に生じる在りのままの感情を重ねた。作品の桜は、小石川後楽園元水戸家上屋敷に敗戦で焼土化した場所に、植...

都築 則元

四百年の鼓動

116.7×181.8cm  紙本、岩絵具 三重県・丸山千枚田は、棚田としては日本一の規模である。江戸時代初期に開拓され、四百有余年、連綿として稲作を中心に耕されてきた。農家の人たちが、この棚田を命の伝承として守ってきた「鼓動」が聞こえてくるようだ。よくぞ残してくれたものだ。この感動...

石橋 典子

西方の彼方へ

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具、墨 西方のかなたから送り続けてくれた命の灯り、私は今、内なる想いをあなたに贈りたい。

柳川 勉

月下の東寺幻想

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具、金泥、銀泥 東寺講堂には曼陀羅の世界が彫刻群として展開されている。その見えない国宝彫刻群を裏側から扉を介して見ることになる。弘法大師の心が私のところにとんできている。時空を超えたこの感覚を美的に表現することに意を尽した。

渡邉 達也

未来へ

116.7×160.6cm  紙本、岩絵具 同居している8歳と3歳の孫娘です。去年の夏は浴衣を着せてもらって、民謡流しやお祭りに参加しました。毎日が賑やかで、バタバタと廊下を駆ける足音は途絶えることがありません。ただ、子供たちの未来にとって一番気がかりなのは、地球環境と平和の問題です。...

横川 優

夢想

181.8×116.7cm  紙本、岩絵具 暑い夏の陽が山の向こうへ沈み、薄暗くなりかけた河原には、生暖かく淀んだ空気が周囲を包み込みはじめている。その静けさの中にたたずみ、過ぎて行く夏の日を憂い惑う自分がいる。それでも、何かを求めてさまよい自らを励まそうとする想いにかられる自分もい...

白尾 純子

秋草

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具 花の中でも人の心に寄り添う秋草たちのように、穏やかに、しなやかに、優しく生きて行きたい。

浜田 玲子

八甲田連峰の春

90.9×233.4cm  紙本、岩絵具 長い冬から目覚めた八甲田に爽やかな風が吹く季節、鳥の声と木々のささやき春の萌え木色に染まった草木、春山の柔らかな彩りはやさしく喜びに満ち溢れている。雄大なパノラマの風景の中はスピリチュアルな世界が広がる。自然の恵みがみなぎる風景は目の前に広が...