130.3×160.6cm
キャンバスに油彩
私のトマトの色は、カレーの色からみどりへ、赤へ、またみどりへと変っていった。無我夢中に描き込んでいくなかでふと感じるものがあった。真夏の朝、よく茂ったトマトの木の間を通り抜ける風である。もしかして、私にとって、トマトはトマトではなくてよかったのかもしれない。ましてやトマトの色は何色でもよい。貴重な体感となった。
キャンバスに油彩
私のトマトの色は、カレーの色からみどりへ、赤へ、またみどりへと変っていった。無我夢中に描き込んでいくなかでふと感じるものがあった。真夏の朝、よく茂ったトマトの木の間を通り抜ける風である。もしかして、私にとって、トマトはトマトではなくてよかったのかもしれない。ましてやトマトの色は何色でもよい。貴重な体感となった。