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稲垣 花子

西山 —家の窓から—

80.3×233.4㎝ 紙本、岩絵具 これは私の家の2階から見た景色です。私は生まれてから毎日、西山を見て成長してきました。季節の移ろいによって変化する、山や空や木の色にいつも新鮮な感動を覚えます。この風景を卒業制作にしたいと思いました。

渡慶次 玲

真昼の月

116.7×182㎝ 紙本、岩絵具 昼間の月は、夜の月の男性的なイメージとは異なり、女性的な柔らかく、優しい感じの印象があり、そのイメージを真昼の月として表現したかったのである。又、作品にはシーサーが描かれていて、力強さから男性のイメージだが、実際は精神的に弱く、弱そうに見えて実際...

藤田 俊行

竹林の宴

116×145㎝ 紙本、岩絵具 竹は、一節ごとに真っ直ぐに育成し、天空にむけてのびていく。やがて、生命に限りがあるように、成長を止め、ゆらゆらとざわめきながら詩を奏でる。河の流れは、時には奔流となり、時にはさらさらとさんざめき、或いは淵に澱み、うたかたを結び、かつ消えていく。竹と...

高橋 史

ことの葉

181.8×116.7㎝ 紙本、岩絵具 何げない日常の中で、ふと目にとどまる風景。川のせせらぎや草花のゆらめき。私はそういうものに心惹かれる。自然界も人間社会も互いに支えられ、生かし生かされている。私はまわりのすべてのものを大切に生きていけたらと願う。

谷田 安芸

対峙

116.8×181.8㎝ 紙本、岩絵具 ワタシ ハ ワタシ。これからも、私は私の道を往く。迷わずに。まっすぐに。

田中 弥生

揺れる

116.7×182㎝ 紙本、岩絵具 風に揺れる草花がとても可愛らしく、ひたすらにスケッチをしました。絵を描いている時は無心になり心が落ち着きます。夢中になれる事に出会えた私は、幸せだと思います。

早坂 恵美

古都惜日

181.8×116.7㎝ 紙本、岩絵具、アートレジン 遠い日、今はもう懐しむだけとなったその人と歩いた奈良路。秋篠寺の伝技芸天立像との出会いを再び求めて。深秋の静寂は変らぬ雰囲気のまま咲き遅れた萩の風情にも助けられて逢うことが出来た。(この恋が最後かも知れない、こんなに好きになるなん...

武智 可奈子

タカラモノ

116×182㎝ 紙本、岩絵具 子どもたちを寝かし、いろんな色をちりばめた。色で遊ぶ。形で遊ぶ。子供と遊ぶ。愛情はたっぷり、あふれている。この思いを大切にしていこう。

小川 紘江

回想

116.7×182㎝ 紙本、岩絵具 離れて暮らしていた母は、最後まで私が京都に行く事を見守りつつ、静かに去って逝き、市松人形と長椅子が届けられた。母との絆が深く刻まれたこれを描こうと思い始めたら、過去が楽しい感覚となって巡り出し、様様のモノ達の登場で回想が膨らんだ。描き進めるうちに...

古賀 洋子

罌粟

116.7×181.8㎝ 紙本、岩絵具 私を日本画の世界に導いてくれたのは、16歳の時に出会った、一枚の罌粟の画だった。息をのむ様な美しい色。心ときめく震える様な花弁、ぞくっとする様な不思議な色気、見ているだけで引込まれそうな妖艶な佇。そして力強い生命感。心奪われた遠い記憶をひもといて...

尾本 穰子

春から夏

116.7×181.8㎝ 紙本、銀箔、岩絵具 季節の移り変わりと共に様変わりする池の蓮に自分の人生を重ねてみる。右上から始まる枯れ枝は人生の半ばで精神的に苦しんでいた頃が当てはまる。春の芽吹きと共に長いトンネル状態をぬけた後半は、生きる力を得て力強く花を咲かせている蓮のごとく有りたい...

斉藤 智美

優しい時間

116.7×163.7㎝ 紙本、岩絵具 この作品は、犬と過ごした私の14年間です。私は、自分の中に降り積もった時間を少しずつ溶かすように制作していきたいと思っています。そしてもし、私の作品が、どこか遠い所の知らない誰かの心の隅っこをくすぐる事ができたらいいなぁと。ちょっと欲張りな事も考...

佐藤 睦子

刻の間

116.7×160.6㎝ 紙本、岩絵具、箔 老いと戦い、入退院を繰り返す父の介護の日々の中で、自然とテーマは“生と死”“命”といった漠然としたものになっていた。白と黒、明と暗で対称的に表現してみようと取り組み始めたのであるが、その父が制作中に他界し、現実の死を目の当たりにすると、“絵”とは...

横山 トモヱ

どうしたの?

163.6×116.7㎝ 紙本、岩絵具 最近、三世代同居の農家を訪ねる機会を得た。その家族の厳しさと、暖かくやさしい、そして強い絆に胸を打たれた。ずっと忘れていたし、出会うこともなくなっていた。私の幼い日々には周囲に溢れていた光景なのに、いつの間にか消えてしまっている。「どうしたの?...

長谷川 千子

ふじ

116.7×160.6㎝ 紙本、岩絵具 いつの日か棚のない藤の花を描いてみたいと思い育てていました。  見上ぐればうすむらさきの花の間を やさしく過ぐるはつなつの風  平成17年6月

石井 清子

薔薇繚乱

181.8×116.7㎝ 紙本、岩絵具 薔薇はヴィーナスと共に生まれた花とも伝わっている。美しい女性を象徴するのにふさわしく、個人的にも好きな花である。その薔薇をバックに、その花の化身のような女性を描きたいと思った。

薄井 彰子

ワオキツネザル

90.9×233.6㎝ 紙本、岩絵具 本家マダガスカル島のスリムでシャープな同胞と異なり、京都在住組はデブデブ、ノソノソしていました。野性の軽快さが影をひそめると、何やら人間じみた哀愁がその肩に漂い始めるのが不思議です。檻の中の無為な日々と肥満によってかもし出されるサル社会の雰囲気...

片桐 真記子

國中神社

116.7×145.4㎝ 紙本、岩絵具 地元のきつい坂道を登ると小さな神社があった。何度も火災に合いながら建て直しが繰り返され、守られてきた。今では子供達のちょっとした寄り道の場所であり、犬の散歩道、お年寄や参拝者がひと息いれるような場所でもある。ぽかぽかとした秋の夕暮れ時。

小薗 恭子

京都

182×232㎝ 紙本、墨、胡粉、岩絵具 この絵のテーマは四神相応の京都です。青龍・玄武・朱雀・白虎が四神ですが、虎を獅子に変え描きました。背景の模様にもそれぞれ意味があり、菱形は玄武、羽模様は朱雀、うねりは鴨川、格子模様は京都の町並を表しています。京都の町を歩くと何か不思議なも...

村井 早苗

春・光の中で

91×233㎝ 紙本、岩絵具 2005年春、折々に庭の草花をスケッチしました。日本の四季は世界に類がない程美しいと言われており、古来より植物に託してその美しさを様々の人が描いてきました。私は我家の庭の草花を組み合せ、暑い夏に向う前の、暖かく気持の良い風の吹く春の光と時の流れを描きた...

小幡 千代子

初夏・犬吠岬の海

90.9×233.4㎝ 紙本、岩絵具 ぐるりと太平洋に囲まれた或る日の犬吠埼は穏やかだった。灯台の見える砂浜に立ち、初日の出や磯遊びの思い出に耽りながら、見飽きることのない風景をスケッチし、何時しかその場に同化していく自分を感じた。浜昼顔に包まれながら、果てしなく広がる海と空と灯台...

上野 美子

落花哀惜(能「熊野」より)

182.0×116.7㎝ 紙本、岩絵具 いかにせん 都の春も惜しければ 馴れし東の 花や散るらん  平宗盛と清水寺へ花見に行った熊野が国の病の母を思い短冊にした。この一首で帰郷の許しが出たのである。花霞の景色の中、遠く母を思いながら耐える女の優悠さが面に表現出来てることと、能楽師の緊...

木村 俊昭

信仰と観光(または風神雷神門)

117×182㎝ 紙本、岩絵具 毎年、世界から三千万人もの観光客が訪れる東京で最も古いお寺、浅草寺は628年投網に聖観音菩薩を発見し奉ったのが寺の始まりとされている。第二次世界大戦で崩壊したが1960年代に再建され、信仰と観光でかつての栄華が蘇っている。雷門には風神雷神が奉られているの...

石橋 重夫

裸婦

116.7×182㎝ 紙本、岩絵具 はじめて女性のヌードモデルを描くことになった「裸婦」デッサン若い女性の肌が光に当って、青白く血管がうかび、うぶ毛が乳房のふくらみ身体の曲線いろいろな色に見え手足も思うように長く感じてどれを見ても美しい。毎日毎日、多数のプロのモデルさんを描せてもら...

堀 恵

PINK OF HEVEN

233.4×182㎝ 紙本、岩絵具 私の娘を蓮の花の妖精という設定にして、天国に沢山咲いているという蓮の花をバックに天国のピンクをイメージしてこの絵を描きました。

増岡 さおり

初夏の頃

116.7×160.6㎝ 紙本、墨、岩絵具 初夏の嵐山を描きました。保津川下りの終着点であるこの場所は、普段船や手漕ぎボートが行き交っていますが、時折、船も見えず風も吹かない静かな時間が流れるときがあります。その時に感じた爽快な気持ち、新緑の樹々の美しさを絵にしてみたいと思いました。

西崎 節子

帚木(ははきぎ)

182×116.7㎝ 紙本、岩絵具 昔、信濃にあったという遠くから見るとあるように見え、近くに寄って見れば形が見えないという伝説の木。肉体はこの世に残しながらも、もはや魂は彼岸とうつつの世界をさまよっているかのような91才の母。静かで浄土のような美しさと安らぎが表現できたらと願ったの...

小梁川 貴子

山魅

117×182㎝ 紙本、岩絵具 岳樺は決っして美しい木とは言えない。うねって広がる枝を見ても分かるように、吹き荒ぶ風や雪の重みを身体に刻印しながら立っている。厳冬を越して春になると老齢な岳樺の枝には隅々まで柔らかな新芽が吹いていた。静かに佇む姿は祈りにも近い荘厳な趣さえも漂わせて...

宗形 辰子

燦華

90.9×233.4㎝ 紙本、岩絵具、金泥他 洋画のイメージがある薔薇だが、岩絵具で、この花の魅力を表現出来るか、また日本画的な素材から離れる事で、自分の殻を破りたいという気持ちもあって、題材に薔薇を選んだ。デッサンを通して、この花を見つめ続けるうちに「薔薇=強い花」という私の観念...

丸田 禎子

ことりの詩

116.7×160.6㎝ 紙本、岩絵具 好きなものをたくさん描きたい。楽しみながら最後まで描き続けたいという気持でモチーフを選んだ。人はそれぞれの生活の中で、心が疲れ気持ちが落ち込んでしまう事が多々とあります。さわやかな空気、花、動物達は愛しい姿で私たちを癒してくれる。優しい心を生み...

渡邉 葉子

白昼夢

91×233.4㎝ 紙本、岩絵具 まひるに見る夢、はたまた非現実的な空想、それが白昼夢である。忙しい日々のなかで、ほんの一瞬心に描くような、美しくはかない心の内を描こうと考えた。私は、やすらぎや心の遊びを大切にしていきたいと思っている。

岩田 隆

悠景 —時 うつろい

112×194㎝ 紙本、岩絵具、箔 友人の誘いでたまたま出会った風景だが、そこに様々な時のうつろいを感じるのだった。棚田を築いた歴史。年々繰り返される自然と人間の営み。それらの時間が営々と流れていた。莫大なエネルギーのようでもあった。その発するものは、過ぎ去った時の空白を埋めてく...

谷田貝 節子

鳥の子

116.7×145.4㎝ 紙本、岩絵具 作品は『伊勢物語』第五十段鳥の子の一場面。同じ主題を描きながら独自の様式を見事に創造した琳派の絵師たちに近づきたくて4年間の集大成としてトライしました。

桶川 巳枝

谷と少女

182×116.7㎝ 紙本、岩絵具 写生をしていると、対象物に何かが宿っているような気がしてくる。人工物でも自然のものでも、見つめているうちに吸いよせられ、その存在に威厳を感じる。特に海や山ではさまざまなものが相まって神聖な気持ちになる。その神聖さを岩や川、草木に宿る八百万の神々と...

山中 一正

想い・その1

116.5×182㎝ 紙本、岩絵具 絵の勉強を頑張って来れたのは妻の協力があったればこそ出来たと思い、妻に感謝の気持ちを込め、日本舞踊のお稽古の緊張感が最も好きなので、その瞬間を表現しました。その時は、子供と師匠の空気の中に学ぶ姿勢を感じました。日本文化の伝承や素晴らしさを、空間の...

安部 哲夫

神鳥の舞い

116.7×182㎝ 紙本、岩絵具 アンコールトムのバイヨン回廊壁面には様々なアジアの神々やアプサラス(舞姫)と共に闘鶏に興ずる庶民の日常生活等も浮き彫りで描かれている。時と共に風化し緑濃い密林に埋もれてゆく神殿の周辺では、今でも野鶏が黎明の刻を告げ、テルトリーを守る戦の舞を神に捧...

藤山 明子

姉妹

116.8×160.8㎝ 紙本、岩絵具 ふと気がつけば、孫がいる年頃になっていた。一緒にいると無邪気な子供のように、遊びに夢中になれる。教えたり教えられたりしていると何もかも忘れ、心がなごむ。そんなひとときが楽しい。そこにこの絵が生まれた。若い人から活力をもらい、先人の英知に学び、自...